脳内で、感情のからむ思考をする場所は、島(とう)が関与するというサイエンス論文です。

脳の島(とう)という場所を知っていますか?言葉で説明するより、ウキペディアの図をご覧ください。

島の役割については、以下のウキペディアのサイトです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%9A%AE%E8%B3%AA

機能的核磁気共鳴画像法 (ファンクショナルMRI、fMRIと略) により、脳の島皮質は痛みの体験や喜怒哀楽や不快感、恐怖などの感情に関係することがわかりました。又、人の高度な知的活動には、前頭野が活躍します。少し、古くなりましたが、雑誌サイエンス(ネーチャーと並ぶ世界の二大科学雑誌)に、fMRIによる島の機能についての論文がありましたので、紹介します。Science. 2003  13;300(5626):1755-8

この論文では、お金をわけるゲームをします。一方の人の申し出を、他方は断ることができます。二人が、お金の分配の駆け引きをする時、fMRIでは、どの部分の脳が活性化されるかを、調べました。

一方の人が、他方の人にとっては不利益となるようなお金の分け方を提案した場合、その申し出に対し、他方の人の脳では、島の前方と、前頭前野皮質の背外側が活動しました。特に、拒絶するという思考回路の時には、前島部の活動の亢進がみられました。このように、情動的な意思決定には、島の役割が確認できました。PMID: 12805551
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