野依氏がESねつ造を本気で信じていたら、こうしたやりとりの記者会見にはならないと思う。

新しく書き加えたとされる“捏造の科学者”12章を読み始めて、学とみ子は、すぐ、塩酸とATP問題でつっかかってしまった。
あああ、須田さんて、根拠なく思いこむ人なのだなあ~との感想だ。
根拠がなくても、自身の考えが信じられる人なのだと思う。
だからこそ、こうした本が書けるのだ。

須田さんにしてみれば、塩酸とATPは大きく違う物質なのだろう。
確かに、化学物質として大きく違うが、STAP実験においては、同じ目的を持つ物質なのだ。
そもそも、塩酸が良いのか、ATPが良いのかも誰もわからない。
もっと言えば、なぜ、塩酸なのか?なぜATPなのか?について、世界中の科学者が答えを持たない。

塩酸でなくてはいけないと、須田さん、あなたはなぜ、そう考えるのですかね?
もう、そこでそう考えてしまう須田さんは、STAP事件を論じるには荷が重すぎないですか?各作業がどのような意味を持つのかが考慮できてません。

須田さんの答えは、
「論文に書いてあるから、論文どおりじゃあないといけないでしょう?当たり前だと思いますけど・・・。」だろうな?

まあ、学とみ子は、この部分でつまずいていないで、先へ進まないといけないな!と思う。

12章では盛んに混入との言葉がでてくる。
須田氏の認識では、混入犯は小保方氏以外にはイメージがわかない。
どうやってESを混ぜるのか?すりかえるのとどう違うのか?なんていう考察は、須田著書にひとつもでてこない。
まぜると、遺伝子解析ではばれてしまうし、まぜるのは、それ以外の実験でやらないといけないとか、混ぜてうまくごまかせる実験はどれとどれか?なんて、須田さんは考えないだろう。

須田氏の中では、小保方氏がESねつ造をどのようにやったのか?どうやるとできるのか?なんての推理は全く興味がないだろうし、そこを科学者に確かめようともしない。
混入で何ができて、何ができないか?のイメージはわかない人だ。
最初も、最後も、小保方捏造ありきの人で、それ以外には須田氏の考え付かない。

桂報告書が用いた”混入”とは、若山研究室での実験ミスを含めた表現であるなんて発想は、須田氏は全く持たないだろう。
ES混入は、実験ミスを含むとは、桂報告書には表立って書かれていないしね。
しかし、混入とは本来、そうした含みがある。

この含みがあるとの情報を須田氏が聞いたとしても、須田氏にはそのイメージはつかないのだろう。
桂報告書は、小保方捏造で間違えないといってるとの須田氏の認識であり、須田氏自身がかかわったポストある研究者たちは、すべて小保方捏造は科学的に正当と言ってたし、間違えようがないであろうと考えてるだろう。彼女は確固たる信念の人だ。

12章に限らないが、捏造の科学者には、全編を通じて、須田氏が研究者層から情報を垂れ流し的に得ていた実態が詳しく書かれている。こうした状況をストレートにかくと、須田氏の記者としての将来に不利だ。

今回も、桂調査委員会の委員から、調査中の小保方氏の様子などがゆるゆるに漏れてくる様が、著書に記されている。


理事長であった野依氏の最後の記者会見の様子などが書かれているが、事件中、野依氏は記者会見をパスすることが多かった。
一部の研究者層と、それを支持する官僚、マスコミによって、理研の研究成果がずたずたにされたことに対し、野依氏は怒ったであろう。
研究現場が、実験の実態を知らない人たちに踏みにじられた事への強い怒りは、研究者共通の思いではないか?

そうした怒りの野依氏が、記者会見をパスしたのも、暴力的で権力抗争的な事件の側面に、研究現場が汚された事への抗議の思いではないのかな?

記者会見における野依氏の言葉に、「研究現場でたくさんの人がかかわって相互検証がなかったことが最大の原因だと思う。」がある。(文庫本425頁)

ES派の立場で、この発言の解釈は、「小保方捏造を見破れなかった周りの研究者に問題があった」となるのだろうけど、STAP派は、そうした意味にはとらないぞ!

野依氏の強調部分は、“たくさんの人”の方である。
たくさんの人がかかわった実験実態であったことを強調したいのだろう。
つまり、そうした多くの目がある実験実態では、個人のねつ造など決して可能ではないのだ。

多くの人が見ている前で、全実験を通じて間違いが起きるのは、無意識の実験ミスの方がズーと多いであろう。
実験者自身が、実験手技において、その結果の解釈において、何らかの勘違い、間違いをしてしまう。
そして、しばらく、その間違いに気づかない。
結果、実験成果に対する解釈と理解において間違いが起きる。

実験ミスは、複数の研究者の相互チェックがうまく働かず、個人的思い込みが強いとおこる。
実際、小さな勘違いは、新規科学では、日常的におきているはずだ。

それに比べて、複数の人の目がある状態で、個人のねつ造がまかり通る可能性は低い。
不正を企てる実験者が出没する可能性も低い。
特殊な人は、その出没頻度が低い。

今時、複数研究部署がかかわるおおがかりな実験形態において、個人のねつ造は可能ではない。

結局、ねつ造の頻度よりすっと多く起きてるのは、実験ミスの方なのだと思う。

野依氏がESねつ造を本気で信じていたら、こうしたやりとりの記者会見にはならないと思う。
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コメント

学とみ子
ため息さんのコメントです。
2019年10月3日 7:04 PM


>学とみ子は須田桃子著の「捏造の科学者」の12章を読んで、須田氏が塩酸とATPについてこだわっていることを批判している。
>ほんとに文章を読めないのですな。・・・・しっかり読めよ。理解できないのかよ。

しっかり読むべきはため息さんの方です。
あなたは、ESねつ造の真偽より、お友達を守るためにES擁護活動をやっているということでしょう?

ため息グループで、本気でESねつ造を信じているのは、高頻度書き込み隊の女性陣位じゃあないかな?

和モガさんが、ES混入は、ブラックジョークと言ったように、STAP事件はそういう性質のものだったと思います。
丹羽氏の言葉も、まさにブラックジョークです。彼は、検証実験で、多能性蛋白を証明できたことで、検証実験は終わりと考えていたと思います。丹羽氏はキメラを信じていない様子でしたので、彼の中ではキメラは失敗しても良いのでしょう。

野依さんの言葉は、多数の目がある実験現場で、故意によるESねつ造の困難だ!とのニュアンスです。

専門家以外の科学者は、本気で信じている人もいるかもしれないが、分子生物学会の専門家は、ESねつ造の非現実性は知っていると思います。
少なくとも、理研の関係者たちは、皆、小保方氏のES混入(彼女の場合は、故意の混入です。すり替えになる)は科学的に無理と知っていますよ。

事件後、関係者も、関係学会も、STAP事件に触れないのは、一般社会に対して、”ESねつ造はジョークでした”なんて、”口がさけても言えない”状況だからじゃあないかな?


ブラックジョークの最たる締めは、BCA論文でしょう。

さんざん、遺伝子解析したあげく、
”STAP細胞はどのESから作られたかは、遺伝子調査では確定できませんでした!”

ES論をしかけた研究者たちですら、”ESの混入で決まりピリオド”
と断言せず、「事実はこうなんだけど・・・、それぞれの人で考えてね」となってます。

ため息さん、そこまで、しっかり論文読んでね。


深夜の出来事、解決しました。子ども返りのいたずらなので、証拠としてのコピーしました。。

学とみ子
STOP細胞さん、おきづきでないようで-----。ため息さんの教官らしからぬ悪意に満ちた企てを---。

やっぱりさんの感想は?

学とみ子
yap*ari*w*katt*na*さんのため息ブログコメントです。2019年10月2日 10:04 AM

やっぱりさんにはやや珍しい印象操作だけね。いつもはもう少し科学について書いてくれるものね。

桂報告書が、科学結果を素直に書き、それも反ES論だったとの展開(第三者解釈)は、やっぱりさんやES派にショックでしょうか?そこへの感想聞きたいです。


>学さんの歪んだ認知機能で脳内妄想された「STAP細胞論文」は、実際にNature誌に掲載されていたSTAP細胞論文とは別のものになっているのかもしれませんね。
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