専門家が、STAP細胞などあるはずがないと確信する根拠の一番のキモはどこなのか?

引き続き、岡本さんの記事を紹介する。
そして、社会の矛盾を感じると、なぜか、いつも、学とみ子はSTAP細胞考察になってしまうのだ。

いよいよ、大統領選挙がせまった。
もし、トランプ氏が選ばれたら、まさに、学ぶ者がつぶされる事態だ。
今日のサンジャポ出演者は皆、バイデン派であった。
ニューヨーク在住の女性ジャーナリストとか出演したが、彼女はトランプ氏が勝つかもと言っていたが、そこは本気ではないのではないかな?
彼女は、バランス役として登場していたように思う。
選挙の現場にいる彼女は、むしろ、現場の雰囲気として、トランプ派の熱気をつたえたいのだろう。

トランプ集会は熱狂的だが、バイデン集会はそうでもない現実があるようだ。
ニューヨーク在住の女性ジャーナリストは、アドリブ的な質問にもうまく対応していた。
バイデン派は、もう投票内容が決まっていて、いまさら集会に集まらないのだと思う。

トランプ派は、コンサートのように、集会に来て一緒にノリノリになって何らかの気分変容を楽しむ人なのではないのかな?
きれいな空気と環境の整備、楽しい職場で安定した地位、偉大なアメリカで皆がハッピーになる、それをできるのは私しかいないと、トランブ氏は大ぶろしきを広げているが、このふろしきに包まれたい人が集まるのだろう。

トランブ氏派の聴衆は、アメリカはすごい!、私たちはすごい!と、仲間になって高揚感を楽しみ、日ごろのうさを発散させる場なのだろうと思う。

トランブ氏は、バイデン氏の言ったことは、根拠なく即座に否定するくせに、トランブ自らは、とりとめのないお題目的な話を繰り返し、自らをすごい成果をあげた人であるかのように語る。
どうして、こうしたうわべの嘘がなぜ、人を引き付けるのか?不思議だ。


以上のように、学とみ子は平凡な表現しかできないが、岡本さんは以下のように書く。

>「逆転勝利の匂い」人をほめちぎり、宗教的トランス状態にする天才

>ニューヨークタイムズが、今年3、4月に行われた彼の会見で発した26万語を詳細に分析したところ、その発言で最も多かったのは、①自分をほめる(600回)、②人をほめる(360回)、③人を責める(110回)という結果だった。

「私は最も偉大な大統領だ」「私ほど、○○できる人はほかにいない」……。厚顔無恥にもほどがある自画自賛をひたすらに繰り返すのはおなじみだが、その一方で、彼は支持者や自分に賛意を示す人たちをひたすらにほめあげる。ここがポイントだ。

彼のメインの支持者となっているのが、長年のマイノリティ優遇政策の下で、社会的に割を食ってきたと憤るブルーカラーの白人たちやキリスト教信者たちだ。「われわれの国の忘れ去られた人たちは、もうこれ以上、置き去りにされることはない」「私だけが問題を解決できるのだ」と宣言し、そうした階層の人々の「救世主」「メシア」としてふるまい、洗脳を続けてきた。




トランブ氏自身は、自らやってきたことの成果が上がらなくても、自慢だけはする。

その根拠ない自慢に大衆がついてくる。どうして?

こうした人が学とみ子の周りにもいることが、このブログを書いていて知ることができた。
決して反省せず、自らがすごいと考える人たちは、なぜ、いるのか?

丹羽総説の対比がわからないと言われた時に、学とみ子の感じた当惑だ。

丹羽総説では、受精卵は受精卵とは表現されず、”唯一の全能性細胞”と表現された。それだけで、彼らは混乱したようだ。
そして、”細胞分化が進み、組織形成が進むのは、転写因子のなぜる技である” と書かれていることも、ため息ブログの人たちは読み取れなかった。
体の臓器が作られる過程で、一つの臓器内で役割の異なる細胞集団にそれぞれ分かれて、全体臓器として機能するとのストリーが、ため息集団にはよみとれなかった。

当初、当惑していた学とみ子だが、少し、時間をおいてみて、学とみ子には彼らの当惑が想像できるようになったと思う。

STAP細胞には、考えなければならないことがある。
とても、多岐にわたる細胞の知識を必要とする。
それは、マスコミ説明だけでは、到底、到達できるレベルではない。


たとえば、この東邦大学のホームページには、以下のようだ。
幹細胞リプログラミング研究室 多田 政子氏は、以下のように書いている。

>大学での授業アンケートで,「授業中に話題に取り上げなかったことで,もっと知りたかったことはありますか?」と聞くと,必ず「STAP細胞はありますか?」と質問されます.手短に答えると,STAP(stimulus triggered acquisition of pluripotency)細胞と命名された全能性細胞は存在しません.しかし,STAP細胞よりも前に,比較的簡単に多分化能を獲得できる細胞が大人の骨髄などに含まれていることが知られていました.この細胞集団を体から取り出して培養すると,間葉系幹細胞(MS cells: mesenchymal stem cells)(文献1, 2)とミューズ細胞(Muse cells: multi-lineage differentiating stress enduring cells)(文献3, 4)と呼ばれる2種類の幹細胞を得ることができます.

・・・・・

>マウスES細胞と体細胞を細胞融合して,体細胞核のDNAメチル化修飾が消えるだけでなく,ヒストンタンパク質にDNAが巻き付く強さを制御しているタンパク質修飾が固い体細胞型から緩いES細胞型に書き換えられることを見いだしました(図6)(文献17, 18).DNAやヒストンタンパク質に付けられている書き換え可能な遺伝子発現のプログラムをエピジェネティクスといいます。私たちは,このように細胞融合実験をもちいて,世界で始めて遺伝子発現のプログラムが書き換えられるエピジェネティクスの再プログラム化(リプログラミング)現象を目で捉えられる形で証明しました.同時に,ES細胞の中ではリプログラミング因子が常に発現していることを示したのです(図6).



専門家が、STAP細胞などあるはずがないと確信する根拠の一番のキモはどこなのか?

複数のマウスから採取した細胞が酸浴という外部刺激を受け、STAP細胞となり、そのSTAP細胞がES,TS用の培地で、多能性を維持したまま自己増殖する細胞に変化するはずはないと、(専門家は考える)からか?

酸浴という刺激では、タンパク質修飾が固い体細胞型から緩いES細胞型に変わるはずはないと(専門家は)考えているのか?

これらの根幹的な疑問に、小保方氏は答えられる立場でないと、STAP擁護派なら、思うのではないだろうか?
なぜなら、これらの疑義は、小保方氏の手がはなれたSTAP作製以後の問題であるからだ。

小保方氏がマウスの脾臓からCD45細胞を選別し、酸浴後に多能性マーカーの遺伝子発現、蛋白合成を確認した。
この時点では、元のマウスはメスオス混じった状態でもかまわないし、増殖もしなくても良いのである。
STAP細胞を単細胞型にして、ES,TS用培地で自己増殖を可能に改変させたのは、小保方氏ではない。

この東邦大学の記事の最後には、このように書かれている。

>次回は,私たちの成果を含め,ヒト幹細胞を用いた応用研究のトピックスをご紹介したいと思います.

この記事が書かれた時期ははっきりしないが、その後に、残念ながら、東邦大学のホームページに、同じテーマでの記事はない。

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コメント

Ooboe さんへ

一言居士
メッセージ受け取りました。はじめて理解できました。
>>
stap細胞のキメラ作製への様々な情況の中で、著書あの日の小保方さんや、若山先生のインタビューの情景描写から伝わってくるのは、人間性が変容していくほどの、若山先生の舞い上がり方です。この舞い上がり方は逆にキメラ作製などの歴史的成功の感動が若山先生に有ったからこそ!を小保方stap核を使用してntESキメラの作製成功位では、これ程までの反応とはならないとの、パトナの感性判断であり、また私に感性的エビデンスとして示唆してくれたものです。

若山さんにとって小保方酸浴細胞核を使ったntESからキメラができるのは当たり前で何も珍しいことではないので舞い上がりはしません。彼が舞い上がったのはまず、酸浴細胞が光ったことです。ただ、これはキメラはできなかったので、次にその細胞をntES化してキメラを作ってみたら胎盤が光ったことです。更に、そのntESをTS培地で培養したら増殖してTS-like になり、そしてそのTS-likeの細胞(CTS)から2Nキメラを作ったらその胎盤が光ったことです。若山さんが舞い上がったのはその所為だと考えています。
でも胎盤が光った程度ではあんなに舞い上がらないというあなたがたの直観が正しいか否かは事実を解明するしかありません。それは証言と残された証拠物件に関するご本人たちの証言矛盾から演繹していくしかありません。
私は若山さんは2012年の8月頃には自分の勘違いに気づいたと思います。胎盤が光ったのはただ単にntESの状態が原因で普通のntESで今まででも起きていたのが意識されていなかっただけだったと思ってます。

Ooboe
学さん、

スマホを交換してから、記号表示の仕方が
分からなくて、すみません、

丹羽総説では、、略
細胞分化が進み、組織形成が進むのは
転写因子のなせる技である。
と書かれてある。

体の臓器が作られる過程で一つの臓器内での
役割の異なる細胞集団に分かれて、全体臓器として機能する。

とありますが、それと、
例えば肝臓と言う臓器でのみ、特異的に働く
タンパク質など、各臓器にも特異的に
働くタンパク質があるようですが、

そんな臓器特異的に働くタンパク質の遺伝子が発現するようにも、転写因子ネットワークが
機能していて、さらに近年、転写調節因子の
機能に関わる約2000個の小さなマイクロRNA
がゲノムのいろんな所で暗号化され、
タンパク質発現遺伝子の発現時期や場所を
調節していることが、判りだして来ている
そうです。さらに、ヒトゲノムには
約1万5000個のノンコドRNAが存在し
これらも、遺伝子発現時期や場所の調節に
関わって、転写調節因子の調節に作用している
ことも判りはじめて来て、その解明研究が進ん
でいるとの事、

たった1000個の細胞で出来ている線虫の
遺伝子は、2万4000個、
60兆個のヒト細胞の遺伝子は
2万7000個と線虫と変わらないのに
ヒトにおける多様性と柔軟性をもたらしているのは、30億ゲノムの殆どのノンコドDNA領域
ノンコドRNAなどでは?と更なる
研究解明が楽しみです。

それから、それから、
全遺伝子2万7000個の上流には、
その3割から5割も、括弧付きの
小さな遺伝子ORFが見つかり、
下流の遺伝子本体の翻訳制御に
働いていることも、判りはじめているそうです

このことから、遺伝子の認定条件をゆるめて
研究しているらしい

2003年、ヒトゲノム30億解読終了のあと
しばらく、遺伝子2万余以外は意味の無い羅列ジャンク、ゴミとされましたが、
私達素人は、自然摂理世界にそんな無駄など
、おかしいじゃん?と思ったものです。

このような、近年の研究進展から、
細胞生命現象世界には、まだまだ未知の
多様性と柔軟性の世界がある、との思いは
小保方さんの致死的刺激を細胞に与えた後のstap現象の解明にいつか繋がって行くと、
期待し、成果情報を楽しみにしています。



















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