経験のないものはダメ。

専門知識も経験も持たない人たちから、ずたずたにされたのがSTAP事件であった。

同じように、専門知識も経験も持たない人たちからの攻撃は、今もこのローカルブログに襲い掛かる。

ため息ブログメンバーが当ブログに投げてくる攻撃内容は、いつも同じで、何らの工夫も、意味もない。
見当はずれないいがかりを繰り返してくるだけである。
ため息ブログメンバーには、愚かしい攻撃を続けることがに躊躇するような神経が無いのだから、いつまでも、このスタイルで攻撃を続けるのだろう。

世の中には、粛々と営まれたきた組織に突然、未経験者が入り込んできて、それまでの仕組みがめちゃめちゃになることがある。
STAP事件でも、そうした側面があった。
こう書くと、小保方氏がそうした人だったという人がいるが、それは間違いである。
小保方氏は、そうした人にされてしまったのである。

科学者内山聖一氏が以前にかいた小保方評を当ブログで紹介したことがあるが、一流の科学者である内山氏は、小保方氏を異質と表現していた。しかし、内山氏はおおいに小保方氏に引き付けれたのである。

科学者には、いろいろなタイプの人がいて良いと思う。
最初から最後まで、ギンギンの秀才である必要はない。
科学成果も運がつきものの水ものである。
女性科学者は、ねばりと執着心は強いと思う。

STAP論文に、明らかに”おかしなこと”が書かれていたと言うような人は、三流の人である。
論文を読んだだけでは、明らかにおかしなことなどは無い。
とにかく、STAP論文を潰したい人がいて、その人たちが大騒ぎをしたのである。
学者たちが、論文に対して大きな誤解をしたのである。
学者の肩書はあるものの、勉強しないまま議論に参加して、世論を誤解させた大学人たちもいた。

STAP細胞を理解しなかった未経験者とは、マスコミであり、勉強もせずに議論に参加してきた一般人である。

どの領域においても、何事においても、人は経験がない事はうまくできない。
未経験者はミスが多く、だめなのである。
医者も新人ではだめなのだから、ここはだれでもわかりやすい。

政治の世界でも、
「新人です!」
「フレッシュな考えでがんばります」
なんていう新人候補者がいるものだが、政治でも新人はだめである。
なぜ、そうしたキャッチフレーズがまかり通るのは不思議だ。

米国のトランプ氏もまさに、素人丸出しの人だった。
彼が戦争を全くしかけなかったのは、評価に値するなとという人がいるが、彼は全く、軍人たちから信用されていなかったのだと思う。

トランプ大統領の時、ナンシープロシ議長が、核ボタンを持つ権力に制限をかけようと、しかるべき人たちに相談していたと報道されている。

核のボタンは、バイデン氏に引き継がれたが、この核のボタンの決定権は、米軍の最高司令官である大統領に属することは、米国の仕組みになっていて、いまさら、変えられないのだという。

核ボタンについて、DORAさんの解釈では、認知症バイデンに、核ボタンをにぎらせないように、議会が圧力をかけようとしているの判断となる。
この方も、徹底的に、自論を広めたい、世論を画策したがる人のようだ。

さて、バイデン氏が、シリアを攻撃したことは、バイデン氏による初の軍事行動となった。
日本人は、いかなる軍事行動にも、抵抗があるが、バイデン氏と国防省との関係が密であることの証拠でもあるのだろう。
米国の軍略が元に戻ったということなのだろう。
米国軍略は、小ぜりあいにとどめて、核保有を目指す国を威嚇している。
世界に向けて、米国の軍事的優位を維持しようとする姿勢にもどった。
トランプ大統領の時と、明らかに違ってきたことは、トランブ氏がいかに国防関係者から信頼されていなかったのかを示すものだ。

トランブ時代には、多くの官僚が政権から離れた。
ボルトン氏などは、目一杯、トランプ氏の悪口を書いて、トランプ氏の失速に貢献した。
ボルトン氏は、トランプ氏の国防論が全く素人であると批判していた。

トランプ氏の外交姿勢は、まずはトップ同士が仲良くなる、親しくつきあう、腹をわって話合うというスタイルだ。
ビジネスライクで行きたい人なのだろう。
トランプ氏は、自らのパフォーマンスで世界を掌握したかったのだろう。

しかし、土地を取った、取られたの国境をめぐる争いは、今も激しく続いているのだ。
国防で優位に立つのは、おどし、おどされのバランスに勝つことが必要だ。

時には威嚇し、脅し、懐柔し、せめぎ合って、国家が存続してきたのだから、経験のないトランプ氏には、うまくこなせないはずだ。

トップ同士の華やかな仲良しごっこの後には、厳しい交渉があり、トランブ流は通用しなかった。
結局、トランプ氏は北朝鮮ともイランとも、なんらの合意に達することができなかった。

ボルトン氏のような立場の人にとって、メンツが丸つぶれなのである。
他国の首脳と会談した米国大統領が、何の成果も出せないまま会議が終わってしまってはいけないのだ。
側近たちは、大国のメンツが立つように、根回しを成功させるのが役割なのだから。

とにかく、トランプ流の成果の無いパフォーマンスは、制服組や国防関連閣僚にとって、大国米国の恥でしかない。

マティス国防長官が2018年12月に辞任した時も、メディアは、一斉に、米国の安全保障政策の不安定性を報道した。
CNNのニュースには、国防関連の関係者たちが出てきて、はげしくトランプ大統領を非難していた。

マティス国防長官は、トランプ大統領の気まぐれ外交を抑えて、米国の立場を維持してきた人のようだ。
在イスラエル米国大使館のエレサレム転移、イラン核合意からの撤退に、マティス国防長官は反対してきた。

しかし、今回のマティス国防長官は、トランブ氏のシリア撤退に我慢の緒が切れたらしい。
同盟軍の戦士を残したまま、戦場放棄したトランブ戦略に抗議したマティス氏はその職を辞めてしまった。

マティス国防長官が演説している様子をユーチューブで見たことがあるが、満員の聴衆は、どの人も演説に聞きほれているという様子が身て取れた。
マティス氏が何を言うのか?気持ちを集中させて興味津々で聞く多数の聴衆たちがいた。

同じ職に付く人たちの間で、マティス国防長官はとても人気がある状況を示すものだが、信頼を集める実績があるのだろう。
軍の司令官というのも一生積み重ねた経験と信頼が無いとこなせない仕事だ。

そのマティスが辞めてしまった。
CNNでは、関係者を登場させて、ニュース番組で彼らの怒りを語らせている。
そうした関係者によると、トランプ大統領は、米国の安全保障チームのアドバイスより、プーチン大統領の主張を正当としたということであった。
又、シリアからの撤退は、その地域に残る同盟軍の安全を脅かし、NATOを裏切り、その地域がロシアやイランの傘下になるのを許してしまうものだという。国益に著しく反するものとのことだ。

総じて、米国が世界で努力してきた築いてきた世界戦略や指導力を、トランブ氏は、気まぐれな自力的判断で踏みにじってきたと、国防関係者は言う。
とにかく、トランブ氏には将来展望がないという。
トランブ氏は、海外のもめごとに参加したくないと公言するだけで、その先の展望がないという。
共和党の議員もこうした国防に関するトランブ批判をしていた。

国防関係者は、トランブ氏は、司令官として全くふさわしくなくと公言した。
トランブ氏は、ナルシステックで狂った判断の人、国益から外れる人であるという。

軍人、国防関係者たちの間に、これだけ、公然とトランブ批判をする人たちが複数でいるということは、トランブ氏を司令官として信頼できない人とみなされているということだろう。

結果、トランプ大統領の時代には、小競り合いを含めて、多国間との軍事トラブルを、軍人たちは絶対避けようとしていたのではないだろうか?
つまり、トランブ氏は、軍人からの信用が全くなかった結果、彼による軍事行動はなかったのであろう。

それはそれで良かったことだが、核はどうなるのか?

周りの意見を聞かない権力者がいて、その権力が続くと、やはり、又、大変な国家間のトラブルになったであろう。
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