元CDB、西川先生が、
このような記事を、2016/1/13(水) 6:20 に書いている。
捏造の構造分析13:ウエークフィールド事件4:調査委員会
西川伸一 | NPO法人オール・アバウト・サイエンスジャパン代表理事
ここにはいろいろ興味深い事が書いてある。
岸委員会や鍋島委員会への批判がある。
研究者間の思惑の違いがあり、研究者間ではげしく争っていたのではないだろうか?
西川氏の文章は青字
>特に鍋島委員会には、CDB設立過程や運営についての評価も含めて総括し、将来の使命についても言及すべきだったと思う。事件の原因として特定した組織的問題が、実際にはCDBの成果を支えてきた可能性すらある。
また事件発生時のCDB組織運営についても、もっと赤裸々な分析が行われても良かったのではと思う。引退後の伝聞で真偽についてはわからないが、騒ぎの前から、笹井さんが、例えば予算から将来計画まで、CDBの運営の全てをとりしきり、グループディレクター(GD)会議での議論がなかったと聞いている。もしそうなら、この点の反省なくして、内部点検などありえない。
調査する対象でなかったというのは簡単だが、委員会の資料についてはGDが準備したことを考えれば、報告書に盛り込めたはずだ。自分が一番痛みを感じることから分析するのが、自己点検の成功の秘訣だ。
岸委員会では、報告書の質に問題を感じる。 例えば、私のブログを引用し、その真偽を私のホームページのサイトを参照して終わらせているが、権威ある調査なら、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(social networking service(SNS))上のブログを真偽も確かめずにそのまま掲載せるのはあまりにお粗末だ。もちろん私はすべて正直に書いているので問題はないのだが、正式な報告書ならSNSを鵜呑みにせず、せめてその真偽をヒアリングも含めて確認するのが普通だ。
中でも、学とみ子が一番、おっと思ったのが以下の下線部である。
>鍋島委員会の資料集めのため、CBD自己点検チームの林 茂生さん、松崎 文雄さん、倉谷 滋さんが私の事務所を訪れた時、「組織改革で最も大事なのは、今残ったGDで魅力ある次の研究所構想を作成し、関係省庁や神戸市と話し合うことだ」とアドバイスしたが、結局後ろ向きの組織改変案しか出なかったようだ。その結果、もともと理化学研研究所から独立して運営できていたCDBは、独自性を失い、理化学研究所という大きな組織の一部として完全に吸収されたようだ。この組織改変についての評価は歴史に任せればいいが、前向きのプランなしに理研と統合したCDBは、本来の使命をもはや失っている。下線部分には、CDBが、他の理研と異なり、研究者主体で運営されていたと書かれているからだ。
こうした運営を快く思わない人は当然、理研を管理する国の側にはいる。
研究所の命運を決める権限があると考える政府関係者や官僚がいるのだ。
STAP事件は国が関与している背景を裏付けることにつながる。
NHKや大手マスコミが、CDBの上層部をいくらでも攻撃してよいぞ!と、国からのお達しがあったのではないか?を疑わせる論拠である。
当ブログでも、そうした背景についての想像を、前のブログで書いている。
理研からは独立して経営されていたと、書かれている。
この西川氏の記述からでも、CDBの研究主体の独立性が、国からにらまれていたのであろうと想像できる。
この独立性が、国の一部の人の恨みをかっていた可能性を感じた。
CDBの改革は、望ましい方向で行いたいと、西川氏は書いている。
もちろん、西川氏は、今まで通りの学術者が主導権をにぎるのが、科学の進歩に貢献すると信じている。
そして、それを部下の研究者たちに伝えている。
しかし、国の管理者の立場からすると、CDBを国の管理下に置きたいと思うのだろう。
神戸CDBが他の理研とは違う支配体制はけしからん!もっと、国の言う事を聞け!となったのではないか?
国は、鼻持ちならないCDBの管理体制に、STAP疑惑を盛り上げて、干渉してきたとの社会背景を見逃すことはできないだろう。
国から睨まれている研究所組織(CDB)において、華々しい発表をすることになった新人女性研究者が、運悪く、国や学者たちの権力抗争に巻き込まれてしまった!?のストーリーは、説得力がある。
こうした憶測は、以前からあちこちでされていたが、具体的に、当時のCDBの関係者から情報の提供があった事は、STAP事件を考える上で、とても参考になるものである。
又、西川氏はこのようにも言っている。西川氏は、個人がESをまぜて多くの研究者をだますことなど可能でないことを知っている。
>私は、十分満足できたこの報告書であったが、メディアの人たちは満足できていなかったようだ。おそらくメディアがこだわったSTAP細胞の有無についての説明、すなわちES細胞混入について、当事者が全否定して真相が解明できなかったからだろう。しかし、当事者全員が行為を否定しているなら、これ以上の追求をどう進めればいいのか?
>私自身の結論としては、短い調査期間にもかかわらず石井委員会・桂委員会の不正調査は満足できるレベルだったと思う。望むらくは、小保方さんは無理としても、委員会の最終結論を見せた後で、笹井さん、若山さん両氏を含む主だった研究者と懇談し、この結論についての意見、事件の当事者としての反省、そして今後の対策などを委員会として聴取してほしかった。当事者でないと感じられないことは多く、当事者の真摯な反省に基づく分析は将来にとって重要な財産になる。これは記者会見で頭をさげることとは全く違う。笹井さんが自死し、それが叶わないのが残念で仕方がない。
plusさんの相変わらずの
虚勢もつづいてますね。
plus99% 2021年3月25日 12:38 AM
>ですってー。やれやれ。
この人はどこまで頭が悪いんでしょうなあ。こういうタイプの人ってやはりめずらしいですよ。
それぞれの人が論拠を示しながらSTAP事件について語っている状況で、とにかく、plusさんは、議論の相手をバカにし否定することしか考えていませんね。
plusさんは、STAP理解に必要な科学知識を持ち合わせていないのですが、それに対する自省の念は皆無です。
plusさんは、自らの知識不足を悟ると、相手をバカにするという行動につなげる人です。
アノ姐さんも質問のしかたもすごいです、態度が大きいです。アノ姐さんは青字
>さあ、学さん、STAPは潰されたと主張するなら、この私のコメントにひとつひとつ説得力のある反論をしてください。”この私のコメント”なるものを、学とみ子が読んでみると、”この私のコメント”は、どのコメントもとても思慮が浅いと感じます。
どのコメントをとっても、アノ姐さんの思い込み(多くはマスコミ情報)を書いているだけです。
こうしたマスコミコメントに対して、学とみ子は考察していますが、それに対するアノ姐さんのコメントは全く、書かれていません。
結局、アノ姐さんは何も学べていない状態に留まって、同じ疑問、疑惑をアノ姐さんの中で持ち続けているだけなのです。
研究界で生きる人々の気持ちを、アノ姐さんは知らなさすぎます。知らないということの自覚がないです。
政府関係者、官僚の気持ちも、アノ姐さんは知らなさすぎます。知らないということの自覚がないです。
>ところがSTAP論文はあっという間に疑惑まみれになり、不正が認定されてしまいました。アノ姐さんは、不正の意味や罪の重さの違いがわかっていません。
STAP疑惑においては、切り貼りや増殖曲線の問題点が、故意のES混入問題にすり替えられています。
そうした区別も、アノ姐さんは、意識していません。
学とみ子が不正の中身をいろいろ考察していても、それが全く、アノ姐さんの頭に入っていません。
ため息さんは、さかんに学とみ子バカバカを叫んでいるので、アノ姐さんは、学とみ子の考察を理解しようとはおもわないのです。
当然、学とみ子も研究界、政治界を知りませんが、断片的に出てくる情報から、自分なりに考えます。
たとえば、今回は西川先生の言から、いろいろ考えています。
STAP論文は、何度も読んでいます。丹羽先生の論文も読んでいます。それを論拠に、学とみ子はいろいろ考えて書いています。
官僚の気持ちなどは、ネット上で元官僚の前川氏の言などを参考に、学とみ子は官僚の生き様を考えたりします。
そして、いつでも学とみ子は、自らの知識には限界があると感じています。
でも、アノ姐さんは、そうした思考ではなく、アノ姐さん自らの理解で十分であると思ってしまう人です。
そのアノ姐さんにSTAP事件の問題点をわかってもらうためには、STAP論文の本文解説、図表解説をひとつひとつ解説する必要があると思います。TCR,SNP論を懇切丁寧に説明する必要があります。
当然、ネットの書き込みを介して、この作業をしようとすると大変な手間と時間がかかります。
学とみ子がそれをして、アノ姐さんがSTAP論文理解が十分にできたら、さすがのアノ姐さんも、学とみ子に感謝してくれるでしょう。
STAP論文を十分に理解できたら、アノ姐さんの考えは変化すると思います。
そして、STAP論文を取り巻く人たちのことをもっといろいろ考えられるようになると思います。
アノ姐さんは、社会の出来事をとても単純化していると思います。
すぐ、自論に自信を持ってしまう性格のせいかもしれませんが、人から教わるのが嫌いのようですね。
特に、対立している相手の言い分は聞き入れませんね。
だから、自分自身以外の人からの知識を吸収できません。
>学とみ子氏はSTAPは潰されたとずっと陰謀論を主張していますが、もしそうだとするとSTAP細胞が存在すると都合が悪い人がいたということですよね。一体それは誰ですか?根拠を添えてお答えください。まず、私は陰謀論を言っていません。そこから、もう、アノ姐さんは理解不足です。
学とみ子の主張の多くを、アノ姐さんは勘違いしていると思います。
学とみ子の主張は、以下です。
誰もが、(自分自身や社会に対して)良かれと思って行動したけど、結果は望ましい方向へ行かず、不幸な人が何人も出てしまったのがSTAP事件です。学とみ子は事件を取り巻く背景と原因を考えているのです。
最後は、女性が働くための環境をかんがえたいのですけど・・・。
STAP事件から、考えたいことが、学とみ子にはたくさんあるということです。
STAPはあるとか、無いとかの二者択一の単純論ではありません。
誰が損して、誰が得するとかの二者択一の単純論ではありません。
>しかし、STAP細胞論文の不正問題が勃発してこれが泡と消えるかも知れないという危機に陥りました。こうした出来事も、それほど単純な経緯ではありません。
今回の西川氏の言の紹介も、アノ姐さんには、どのようなつながりがあるかを想像する力がありません。
小保方氏の努力ではどうすることもできない、いろいろな圧力がSTAP論文にかかった事を学とみ子は書いていますが、アノ姐さんは理解できません。
以下のようなことを書いても、アノ姐さんの理解はつながらないかもしれませんが、一応、書きます。
日本は、行政(一般人)が、専門家を指導するという体制の国なんです。
専門家の言い分は、なかなか通りません。専門家を制御したい人たちがいるのです。
たとえば、病院を管理しているのは、厚労省、保健所です。
実際の病気を抱えている病院を、診療したこともない人が指導監督しているのです。
行政の中にも賢い人がいるから政策が廻っています。
アノ姐さんの言動から想像すると、病院の立場を十分に理解できてなかったと思います(ここはアノ姐さん退職で終わった)。
先日、コロナの対策の今後について、ファウチ先生と、共和党の実力者議員が激しく議論してました。
議員はがんばっていたけど、ファウチ氏に全く、たちうちできてませんよ。
日本は、こうしたことはやりません。政府の誰がどう決めたかわからない対策が出てきます。
政策立案者と専門家同士の議論はやりません。
STAP細胞についても、専門家同士の議論など、一般人は聞ける機会がありません。
STAP細胞ついての不消化なマスコミ解説を、そのまま信じてしまう大衆がいます。
アノ姐さんによるSTAP細胞理解が進んだ時、皆様に聞いてもらえる議論になると思います。
もう少し、STAP事件にまつわる科学について、社会について勉強してほしいです。
西川先生の以下の指摘の意味を理解できないうちは、アノ姐さんはSTAP議論をしない方が良いです。
>真相解明は論文で使われた細胞の由来について科学的事実をどれほど積み重ねても不可能だ。論文に掲載された一つひとつのデータ(石井委員会、桂委員会で不正と判断された。)について関係者に聴取を繰り返し、不正が行われるまでの経緯について正直に話をしてもらうしかない。これにはSTAP細胞の存在を証明できるかどうかなどは関係がない。
私は陰謀論を言っていません。陰謀論は明らかに悪意をもった行動と学とみ子は考えます。
何か事件が起きた時、それぞれの立場の人が、それぞれの立場に良かれとがんばるでしょう。
研究者、官僚、政治家などそれぞれの立場で、正義と主張があると思います。
それを陰謀論という人がいるなら、その人は”陰謀論である”と解釈したにすぎません。
アノ姐さんの反論です。アノ姐さんは青字
>このように行政の力(公権力)は、非常に強いものです。だからこそ行政の仕組みには強い権限が恣意的に使われることを防ぐための法的な縛りがいろいろ設けられているのです。したがって監督官庁(国)が理研やCDBの運営に不満があればストレートに指導し、それに従わなければ処分がされるし、それでもダメなら最悪お取り潰しができるのです。アノ姐さんは、ご本人は行政出先にいた方なので、こうした行政仕組みの話は得意です。
でも、こんなことは誰でも知ってます。
アノ姐さんは、他人は知らない、自分だけ知っていると思ってしまうので、こんなふうに書いてしまうのです。
アノ姐さんの話はこうしたレベルです。とても考察が甘いです。
保健所は、病院レベルの知識が無くても、病院を管理する立場にいるのです。
勉強をせず思いこみのつよい保健所職員はいます。
このタイプの保健所職員は病院とトラブルになるのですね。
でも、こうした人は、出世しません。職員のレベルは常に上層部からチェックされています。
研究所における研究内容、研究成果は、中央省庁の管理者がある程度に評価し、管理しているのですね。
神戸CDBの成果を評価していた行政人がいたのです。だから、研究者の裁量権が大きかったと思います。
そのバランスを崩すような力があったと思います。例えば、東大官僚対京大とか言われていました。
この上下逆転の仕組みであるにもかかわらず、日本で機能するのは、社会全体を見ようとする賢い行政人がいるからです。
病院や研究所を評価できないような
優秀でない人は、行政で責任ある立場にはなりません。
病院にはすごい人がいる、研究所にはすごい人がいるということがわからないと、行政人は出世しません。
行政人の上層部は、研究所からも一目置かれる人である必要があります。
中央官庁の上層部と、研究所上層部は、秀才同士でしのぎを削ってますから、バランスをくずすためには事件が必要です。
アノ姐さんは、そうしたことを知らないだけです。
現場と中央の力関係は動的なので、時々、行政機関同士、たとえば中央官庁と研究所とかの間でトラブルになるのです。
アノ姐さんのような人は、誰がすごい人なのかを評価することができません。すごい組織のすごい人を指導するためには、指導側は、よりすごい人である必要があります。
>監督官庁(国)が理研やCDBの運営に不満があればストレートに指導し、ストレートに指導するには、指導側に優れた知識も資質も必要です。
保健所レベルなら、威張った低レベルの職員を、病院は相手にしないでしょう。
アノ姐さんのような人は、他人の評価をまともに出来ず、一方で、自分自身を過大評価しています。
だから、誰でも知っていることをエラソに書いてしまうのです。
スポンサーサイト
コメント