西川氏は、捏造の構造分析14 Animal Callus論文書いている。
その冒頭部分が興味深いので、下記に示した。
小保方さんが出版した手記
ところがだ。小保方さんが長い沈黙を破って手記を出版すると言う。そこでこの原稿を書くのを少し遅らせて、彼女の言い分を聞いてから書こうと決めた。彼女が今回、選んだ手記という形式は、レビューを受けないという意味で科学的ではない。従って、全てをそのまま鵜呑みにするわけにはいかない。もし私がレフリー(論文査読者)としてこの本をレビューしなければならないとすると、アクセプト(accept:掲載採用)とリジェクトが半々と返事を書いただろう。例えば、私だけでなく、相澤 慎一さん(理化学研究所 特別顧問)、竹市 雅俊さん(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター長)、笹井さんについては、驚くほど正確に描写されている。おそらく強い印象を鮮明なまま記憶できるのだろう。少なくとも私に関わる部分は全て真実だった。一方、小保方さん自身については心神喪失という言葉を繰り返し、巧みに何も書いていない。さらに、委員会でのレフリーを、攻撃する集団としか捉えていない。全てについて語る必要はないが、例えば桂委員会報告書に記載されている、小保方さん自身が反省の言葉を述べたというDNAメチル化(DNAがメチル化されると転写できなくなる。)パターンデータ作成過程など、具体的な話を生の声で聞きたかった点は多い。
本を読むことで、幾つかの疑問に答えを出すことができたとは思うが、結局、手記を読んだからと言って、論文の評価は変わらなかった。まず粛々と最初の論文を分析してみよう。
・・・・
おそらく、小保方さんか若山さんか、あるいは合作かだ。誰が論文の執筆を主導したのか、この事件を理解するための一つの鍵になると私は思う。
科学の手続き
若山さんも小保方さんも、冷静に対話を通してこの疑問に答えてくれる可能性はあるのだろうか。彼女の手記に書かれているように、今回の事件では多くの研究者がSNSで意見を拡散させ、メディアに理由もなく寄り添った。しかし、もし小保方さんがこれに対し手記でしか答えないとしたら、自ら科学者への道を閉ざしたことになる。
今回の手記で小保方さんは科学の道が閉ざされたことを嘆いている。しかし、それは実験室が必要な科学の話だ。科学者が日夜求めているのは、科学的真実という絶対的な何かではない。科学的真実とは、科学者が実験や数学などの手続きを通して合意に達した一つの到達点でしかない。この合意への手続きが大事だと思うからこそ、他人の論文を審査し、雑誌の編集にも協力する。この手続きを尊重し、他人との合意を得るのが科学だとすると、自然科学だけが科学ではない。反論を受け入れ、議論し、最終的に合意に達する手続きがあると考え、それを尊重できるなら、あらゆる分野、倫理学でさえも科学へと変わる。誰一人科学から閉ざされることはない。西川氏は、多くを知っている人である。
それが、以下の言葉に現れている。
>読んだからと言って、論文の評価は変わらなかった。手記に書かれていることは、西川氏にとって初めて知ったことではないのだろう。
西川氏は、実験室で良く起きる事は何か?を知っている。
STAP研究で起きたことも、だいたい見当がついているだろう。
その解決のためには、実験者同士が良く話し合う、メディアと実験者が話し合うことが必要と言いたいのだろう。
そうすることで、STAPの謎が見えてくると、西川氏は言いたいのだろう。
西川氏と違い、一般人は多くを、「あの日」から知った。
一般人は、「あの日」が無ければ、多くの事を知りえなかった。
実験の実態は、若山研究室全体でやったものであることが、「あの日」から良くわかったと思う。
STAP実験中、小保方氏はせっせと、STAP細胞を作っていた。そして、若山研究室スタッフに渡していた。
手分けして実験し、急いで研究成果をあげようと皆で必死の努力をしたことが、「あの日」を読んだ一般人にわかるのだ。
桂報告書は、キメラ・幹細胞は、若山氏の担当であるとは書かれているが、一般人にはその実態はわかりにくい。
しかし、「あの日」を読んだ一般人は、若山氏がどのようにがんばっていたかがわかる。
西川氏も、シニア研究者がSTAP研究にのめり込んでいたことを書いている。
一方、ESねつ造派は、若山氏は、小保方実験を手伝っただけとの、広報活動に熱心だった。
何の根拠もなく、STAP事件を、小保方氏個人へ押し付けるための印象操作だ。
STAP細胞と呼ばれ、幹細胞になる前の細胞が存在し、実験も行われていた。
増殖力付加のための実験も行われたと思うが、この点については、小保方氏は手記に書いていない。
いろいろ不都合な出来事を恐れて、書かないと決心したのだろう。
酸浴して作成した後のSTAP細胞は、小保方氏だけが手掛けていた細胞ではなかった。
一方、こうしたSTAP実験の経緯は、西川氏にとって目新しいことではない。
西川氏は、CDBにいてSTAP研究を観察する立場でいた研究者だから、こうした経緯は知っているはずだ。
さらに、小保方氏が「あの日」で書いている人物描写は、皆本当だと言西川氏はいっている。
「あの日」に書かれた人物描写の記憶力が良いと、西川氏は言っている。
世紀の噓つき呼ばわりされてしまったことをふまえた表現だと思う。
この証言は、STAP擁護派にとってありがたい話である。
さらに、STAP実験に携わった人たちは、実験中に小保方氏を疑うような状況は無かったことが、この西川文章でわかる。
若山氏も、笹井氏も、STAP細胞に夢中になっていたことが、他の人にもわかるのである。
ES細胞に見慣れたシニア研究者たちは、STAP細胞が特殊な細胞であったと認めていた。
ここも貴重な証言だと思う。
大隅氏のように、ハンギングドロップ法で、ESを1週間培養などしていたら、周りの研究者はおかしいと思う。
それも1回だけなら見つからないかもしれないが、何度も、何度も、若山研究室員のために、STAP細胞を作る時に、そんなハンギングドロップ法をしていたら、すぐ小保方氏は、疑惑の的になったはずだ。
西川氏の聞きたかった生の声は、若山氏と小保方氏の対話であったであろう。
ESが混ざる、あるいは混ぜる実験手技はどこにあったのか?について、いろいろな可能性が見えたはずだ。
調査委員会は、それをすべき立場にいながら、若山氏と小保方氏間でのやりとりをさせなかった。
西川氏を含む専門者たちは、ESコンタミ論で一致している。
専門者は、実験ミスは起こりやすいことを知っている。
桂報告書も、その疑いを書きながら、その解説をしていない。
マスメディアは、実験ミスを桂報告書記者会見で聞き込む力がない。
もともと、マスメディアは、ESねつ造は間違えないとして情報提供を受けたから、それを追及するのに夢中なのだ。
個人のESねつ造は間違いないと情報提供されたマスメディアは、個人の犯行が極めて疑わしいとの立場に終始したのである。
西川氏は、そこも非難している。
西川氏は、画像加工のねつ造判定を重く見ていて、小保方氏の行動は許さない。
又、西川氏は、小保方擁護派とは思われたくない!
それで、ところどころに厳しい小保方批判的な言葉が入るが、最後は、小保方氏の再生について書いている。
もし、小保方氏がESを故意に混ぜて社会を騙した人であるなら、西川氏の小保方氏に対する激怒は、このようなものでない。
最後の文章にあるような小保方氏への温情は示さない。
西川氏は、STAP実験の現場で何が起きていたのか?を知っているのだ。
ため息さんは、ため息さんで、
西川評を書いている。
教育者のため息さんは、優れた知識人のつもりになって、西川記事を総括している。
こうした人が、政府まわりにたむろしていたであろう。
あいかわらずの虚勢が冴えている。
桂報告書をしっかり読み込めない自分自身には気付いているだが、そのそぶりは決して見せない。
いつでも、人に教えるふりをするため息さんである。
西川氏も、複雑な心で書いているから、その解釈はいろいろだ。
読む人の知識レベルで、解釈は変わってくる。
ため息さんは、ため息レベルでしか、解釈ができない。
ところが、ため息さんは、自らのレベルを誇っているのだ。
授業でも、このレベルでやっているのだと思う。
自分レベルが優れているとした状況は、今後も続くだろう。
ため息さんは紫字
>オリジナルを読んで学とみ子の偏見・妄想を笑ってやってください。
>存在の前提となる研究データの不正行為が明確である以上、STAP細胞が存在するかどうかを議論するのは意味がなくなる。」と西川氏は書いているが、この記載を学とみ子は読まなかったのだろうか?plusさんのでたらめSNP論を放置するしかできないため息さんが何を言うのか?という感じだ。
ため息さんは、自分が理解できないことは、ごまかしてきた。
西川氏の言っている小保方氏不正は、図表の改変への言及だ。
STAPのポテンシャルは、ESコンタミによって、実験が中絶してしまい不明のままだと、西川氏は言っている。
図表の作製法を、上司に指導されていた立場の小保方氏であったが、それでも(指導や期待があっても)、不正をしてしまったことへのペナルティは大きいと、西川氏は叱責している。
実態は、ESがES培地で、どんどん増えることは当たり前の実験の話だ。
メチル化も、判定の方法論の違いの問題で、白を黒を単純にデタラメにするのではない。
図表のねつ造判定を、限りなくES捏造があったとの方向へすり替えたいため息さんである。
しかし、西川氏は、画像の不正と、STAP細胞はESからできたとの考えは別物とはっきり言っている。
そこを、ため息さんは、限りなくぼやかそうとするのである。
西川氏も、ESが偽物と言っているかのように、ため息さんは書く。
STAPの初期化現象を見ている西川氏は、その後の培養の過程でESが混じってしまって、STAPの実力がわからなくなったと言っているだけなのだ。
ES捏造画策者は、画像の不正判定をもって、STAP細胞はESねつ造からできたと決まったと、一般人を誤解させる。
ES捏造は決まっている事であると、専門家も含め皆が考えている事であると、ES画策者は広めていく。
それを受けて、ES捏造画策者の中央集団にいるため息さんは、一般人向け誤解を誘導するのである。
このため息手法で、一般人たちをだましつづけているのである。
西川氏の記事でも、他の学者から「なぜ、小保方氏の異常に気付かなかったか?」と質問されたとある。
聞かれた時の、西川氏の内心については書かれていない。
理研を離れた西川氏でも、いろいろしがらみがあって、内情を書けないようだ。
しかし、論文の論拠や、不正判定を受けた図表については、研究室の主催者である若山氏の立場をしっかり書きたいと、西川氏は思ったらしい。
ため息レベルでは、そうした発想がわかない。学とみ子をバカバカ叫ぶ事しか、ため息ブログには出来ない。
キメラを目指した再現実験など、専門家からするとトンデモ発想が理研上層部から出てきた理由は、ES捏造論とは別物なのである。
ため息さんは、印象操作に策を労する。以下はその典型だ。このため息嗜癖は、もはや病的である。
>当方は学とみ子医師は小保方氏の人格は病気であると診断したようだとしたのに反論しないから認めたと思うのですが、
>都合の良いところだけつまみ食いですと宣言している方を見るのは初めてです。驚きですね。しかし、学とみ子にとって都合のよい記述はあまりないのでは?反対でしょうが!ES捏造論に不利になる事が書かれている。
ため息さんは、西川氏文章が読めないようだ。
ため息さん文章は、ESであるとの西川論拠が理解出来ないことを暴露してるし、画像不正をES捏造にすり替えていることがミエミエになってる。
相変わらず、ため息さんは、自身の理解不足に気付けないで、下手な印象操作に終始しているだけだ。
>西川氏はリジェクトされた論文を読む機会があり小保方・若山のSATAP論文は思い込みが強く他人を納得させる内容ではなかったとしている。
不正についてはなにも語っていない。西川文章で一番、注目すべき部分は、”小保方・若山のSATAP論文”と表現している点です。
つまり、小保方論文とは、西川氏は言っていないところが、意味があると思います。
STAP論文は、若山研究室の皆でしあげたものという意味です。
さりげない言葉をつかって、西川氏はメッセージを発信しています。
STAP事件で、罪作りだったのは、STAP実験関係者ではなく、その周りにいた人たちです。
STAP実験関係者が身動きができないように、封じ込め活動をした人たちが、一番の罪作りです。
ため息ブログメンバーには、そうした自らの行動の自覚のない人たちが集まります。
ため息ブログに集い、自身を知恵者とみなしている一般人も、皆、その範疇です。
西川氏も、画策者に封じ込められた側の人です。
その方が、これだけの情報を残してくれたことは本当にありがたいです。
ため息さんです。
>「ESであるとの西川論拠」という意味不明に言葉を理解できていないとわかるのでしょ?
意味の通じる文章をお願いしたいですね。plusさんとは違って、ため息さんは現役の大学教官なので、言葉を遠慮しました。
意味の通じる文章にしますと、SNP論でESと決めた専門家見解を、ため息さんは、いまだ、理解できていないという意味ですね。
最近は、ため息さんのどうしようもない屁理屈に学とみ子は対応するのを止めましたので理解ください。
屁理屈でなく、理屈であれば、学とみ子は誠意をもって対応させてください。よろしくお願いいたします。
せっかくカモフラージュしてあげてるのに、ため息さんはまだ言いますかね?
>STAP幹細胞がES細胞由来であるとの専門家(桂調査委員会委員)が決めたのは共通の染色体欠失とかによるというのが当方の理解ですけど。
ため息さんは、自習能力が無いから、理研のお友達からSNP論を教わる必要があります。
その後には、まず、plusさんの明らかなデタラメを直してあげたら。
デタラメや、他人の悪口ばかり書く人は排除されるルールを採用しているサイトなら、plusコメントは一番先に削除されます。plusさんは、自身の無理解、無知識を書き連ねるだけだから、読者を不快にします。
ハンニバルさんです。
>学さんは「信頼できない観客」なんですよ。丹羽総説でもなんでも正しく受け止められない。
日々行われる思考力不足の露呈には呆れるばかり。
大事な問題点について、ハンニバルさんにとって一番大事な事は、まず文献に当たる力をつけること。わからない医学的なことが多いと思うから、素直な気持ちで、しかるべき人に尋ねること。
相手に知識が無いと責めるより、ハンニバル自身の無知を自覚する事。
ハンニバルさんはどれもできてない。
ため息ブログメンバーが共通に抱える問題点を、ハンニバルさんは代表している。
ため息ブログは、[ES関連細胞を知らない人]、[理解出来ない人] の集団なのだけど、その意識が無い!デタラメ、思い付きを書くのに抵抗が無いです。これが、ES画策者の特徴だと思う。
ES捏造論者は、自力ではSTAP論文を理解できない。専門家は本当の説明をしない!出来ない!から、何も学べない。ため息さんも正にそうした人だから、学とみ子潰しは止めれば良いのに止まない。自身の無知に気付けないのだ。
世間から専門家と見なされていた非専門学者によって、STAPが潰された。世の中には、STAP科学を知らない人が多いから、一般人に判断できない。このエセ科学人層が、STAP潰しの中核であり、ため息さんもその範疇の人だ。
ため息さんは、SNP論が未だにわからないので、無駄な言い訳ばかりだ。最終のES判断ポイントを示せない。非専門領域の論文が読めず、それを学とみ子の間違いにすり替えるトンデモ学者だ。それで素人を騙す。この素人を騙す非専門家が、権力者、マスコミを味方につけてSTAPを潰した。
それでも、ため息さんはわかっている人を装えていると信じてしまっています。
ため息さんは、他人の悪口を書き続け、自らは知識不足の人であることを、わざわざ、世間に披露しているのだ。
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