どういう人たちがどう言っているか?ということが、きちんと記事に記載されている。

今回紹介する記事は、数日前にPBSニュースアワーで報道されたトランプ氏のクーデター懸念についてである。
この記事からもわかるが、どういう人たちがどう言っているかということがきちんと記事に記載されている。

この記事を読むと、日本のWedge編集部の記事と書かれ方とは違うということがよくわかると思う。

Wedge編集部の記事には、記者に情報を寄せた人たちの名前は一切ない。
CDB体制が腐敗していると言った人たち、小保方氏の採用に苦言を呈した人たちの名前も出てこない。
記者が自らの足で情報を集めたとも書いていない。

つまり、理研批判、CDB上層部批判、小保方批判をする学者層からの一方的な情報提供を受けて、Wedge編集部は書き放題の記事を書いているのである。

悪口でない記事であれば、マスコミに情報提供した学者たちは、自身の名前がその記事に載ることを望むだろう。
しかし、悪口記事であれば、学者たちは名前が載ることを望まない。

さらに、学者たちは、自らが画策したCDB批判ストリーを記者に渡し、その記事を世間に広めて欲しいと願っているのだ。
学者と記者は、ウインウイン関係だろう。
記者は自分で取材して集めた情報であるかのように、それが科学的事実と信じて書くことができる。
その記事内容には、画策する研究者層の人たちの顔は見えない。
まるで、ESねつ造が絶対にあり、CDB上層部はひどく腐敗しているのは事実であるとして、記者は文章づくりができるのである。


普通は、名誉あるノーベル賞受賞学者が理事長になっている理研を、マスコミは攻撃などできないだろう。
しかし、STAP事件の時には、下極上となっていた。
上層部が上層部としての良識ある指導力を発揮できない状況に追い込まれていたのである。

後でBPOから警告されるような行き過ぎた個人追及のNHK報道が、STAP事件の時に可能であった。
こうした背景にも、大きな権力がSTAP潰しに加わっていたことを想定させるものである。
STAP事件の時には、マスコミは、いくらでも、理研攻撃、CDB攻撃をしてOKになっていた。
国に関連する大きな権力組織から、マスコミはお墨付きをもらえていたのであろう。

これが日本のマスコミ報道であるらしい。

グットイア氏の記事の書き方とも、違いがある。
グットイア氏の記事は、STAP事件関係者をインタビューして得た内容だが、米国はそれが基本スタイルである。

日米を比較する対象として、PBSニュースを追ってみよう。

もちろん、事件の質は全く違うのであるが、比較には便利である。
さらに、このPBSニュース記事は記事自体としてもとても興味深いのである。
登場人物がそれぞれ、とても人間的なのである。つまり、事件の背景が良く見える。
登場人物の誰がどう考えているか?どう動こうとしているか?をきちんと取材し、その結果を書く見本のような記事である。

また、記事は、内容的にも重大であり、かつ人間的な交錯がからんでいるので、興味深いものだ。、

トランプ氏の大統領最後の日に、軍の最高位の人たちの間に、トランプによるクーデター懸念があった事実を、ワシントンポストの記者が本で明らかにしたのである。
ミリー将軍は、軍の最高幹部であり、この人がトランプ氏の行動をナチスの独裁政治開始の戦略になぞらえたのである。


PBSニュースが伝えた。

U.S. military leaders worried Trump might attempt a coup to stay in power, new book claims
Jul 15, 2021 6:45 PM EDT


まず、PBS報道は、記者たちが書いた本の紹介から始まっている。
ワシントンポスト紙の記者の名前は、キャロル・レオンニッヒ氏とフィル・ラッカー氏であり、彼らは関係者証言に基づき本を書いたのである。


>Today the Washington Post published excerpts from a new book by reporters Carol Leonnig and Phil Rucker describing how U.S. military leaders, including Joint Chiefs Chairman Mark Milley, worried President Trump might call on the armed forces to decide the outcome of the 2020 election.


トランプ氏が大統領職にある最後の日に、従来の大統領権限を越えて、クーデターを計画していたのではないかと懸念した人たちがいた。
それは、軍の最高幹部のミリー将軍と、その側近たちである。
つまり、このトランブ氏のクーデター疑惑の時、誰が、どのような考えでいたのか?をしっかり、記者は書いているのである。

バイデン氏の宣誓前に何か特別変な事が起きないか?を世界が心配した。
そして、クーデター懸念に対し、実際、軍内部の上層部で、対抗の準備がされていたということだ。
トランプ氏のクーデター懸念は、実際には実行されることはなかったが、準備があった事実は重要だ。

在職中のトランプ氏は、 Secretary of Defense エスパー氏、などをやめさせて、いわゆるとトランプロイヤリストなる人たちを登用して、トランプの希望する方向へもっていくための準備をしていた。
CIA長官などにも辞職の要請があったらしい。
従来の政治のやり方を超えて、トランプ氏その側近は従来からあるべき関係者合意を無視していたということだ。


司法長官のバー氏とか、ポンペイオ氏などは、トランプ氏寄りだったけど、やはり、プロの政治家であった。
彼らは、米国でクーデターが起きるなどあってはならぬと考えるだろうから、トランプ氏に加担するようなことをしない。

元副大統領のペンス氏も、副大統領の任務を全うするし、選挙結果を議会承認する際に選挙委員会の示した数値をそのまま承認する。
この時、トランブ氏は、ペンス氏に承認しないように働きかけたということだ。


トランプ氏に忠誠を誓うのロイヤリストの人たちに対して、軍はとても警戒していたということである。
米国では、政府の高官が選ばれるときには、議会で承認のための審議があるが、議会の承認がない職には、トランブ氏の忠誠者を据えた。

こうしたロイヤリストたちは、エリートとして多くの人から選ばれるわけでなく、トランプに気に入られた人でしかない。
トランブ氏につくことで自身が有利になる人、自身が手っ取り早く権力者になりたい人たちなどでしょう。

以下の記事の英文に紹介されているように、ミリー将軍は、トランプ氏の動きを、ヒットラーに例える発言をしていたとのことである。
これを聞いて、トランブ氏は、「俺が出世させてやったのに・・・」と怒ったとのことである。
この事実は、記事としてもとても興味深いし、露骨な人間関係を示している。
これについて、日本語の記事情報がある。


So, Milley and other military's fears about what President Trump was capable of, about the lack of confidence in his decision-making really accelerated when Trump fired Secretary of Defense Mark Esper. That was in early November, when Trump was threatening to fire other senior officials, including CIA Director Gina Haspel, and when he installed loyalists to run the Pentagon.

Current and former officials I talk to say those loyalists pursued policy changes, traveled the world without any deliberation with other U.S. officials, without sharing details of their conversations.

And so Milley, along with Secretary of State Mike Pompeo and others, really tried to hold the line on policy. They froze out Trump loyalists. They were feared — they feared that those policies would be made on the back of envelopes. They feared that some of those loyalists might start a war even.

And they feared that Trump could do anything to stay in power, including perhaps creating a crisis in the U.S. that would require the deployment of the U.S. military in the U.S.

And so, as first reported by Carol Leonnig and Phil Rucker, Milley compared these days to 1933, when Hitler uses an attack on the German Parliament to establish a Nazi dictatorship. Milley said: "This is a Reichstag moment."

His fear was existential. He thought they were capable of a coup. He said: "They're not going to F'ing succeed. You can't do this without the military. You can't do this without the CIA and the FBI. We're the guys with the guns."

Perhaps it goes without saying, but the thought of the president's chief military adviser thinking that the president was capable of creating a coup is remarkable.


ミリー将軍については、2020年に以下の記事があります。
トランブ氏との関係がわかります。

米軍トップ、辞任よぎった夜 「親トランプ」の苦悩
ワシントン支局 中村亮氏の記事


このドイツナチスになぞらえたGeneral Milley and America’s “Reichstag moment”について、以下の記事もあります。



どこの国でも、権力志向の人は次々とでてきて、それを支持する人もでてくるということか?
民主主義がもろいものであるということです。




Dさんです。
2021年7月22日 12:57 PM
>sighさん
>流石に度が過ぎております。そろそろ法的措置をとられた方がよろしいのではないでしょうか。
お灸をすえないと多分一生あのままでしょう。

お灸をすえる作業を、このグループはやってきたのでしょう。Dさんは、自分自身に繋がる人のみサポートし、それに反論する人たちに対しては、手段を選ばず嫌がらせをする。さらに愚かしいことに、その嫌がらせが良識に違反していても気付くことができない!自分自身の価値観のみで生きている。そうしたコメントが多いです。

周りを見ず、軽率な事を不用意に言ってしまうDさんの言動を見てると、こういう脳内キャパ足らず人が科学関連業界にいるってことでしょう。こうした人でも生計を立てていくことができるのが科学界なんだな。
STAP事件は、科学界のおごりとエリート意識が引き起こした事件です。周りが見えない業界で、色々な価値観と接する機会が無いと、自分達が優れた才能があると思い上がってしまうようです。

結局、断片的にしかものが言えないため息ブログメンバーは、揚げ足取りの現状に甘んじるしかない。

plusさんが休憩中なのは、これが嫌なんだろな。自説にこだわる人だから……。

自説にこだわる論客は、長文、頻回投稿のplus流だが、揚げ足取り、悪口だけの人は、Dさんスタイルに堕す。
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コメント

Ooboe別嬪上鳥君さん

気まぐれぺルドン
この暑い中、まだ生きていたのか・・
plus99%はnetでかき集めて来た知識の細切れで、ハンバーグを作るのが巧い。
だからと言って、シェフにはなれない。

本をジックリ読みこなす力量に欠けている。netの知識は教養にはならない。
それがminus99%と自覚出来ない。所謂器用貧乏って奴だよ。
このまま行けば、自滅するだけだな。早く足を洗うだけじゃなく、自分とも手を切った方がいいな・・・

Ooboe
学とみ子さん

私のコメントあちこち変になってます。
エントリーを換えますね。

Ooboe
学とみ子さん

さすがに、ため息g諸氏はD氏には呼応しにくいようです。
学さんからは、また苦言いただくかもですが、
ため息g諸氏の中で、
Plus99%氏の構文力には、感心させられます。

反証自説に有利に展開できる資料をそれなりに
把握し、そこから絶妙に反証構文させてしまえ
る達人です。ため息g諸氏を秀逸ですと
唸らせていますね
しかし
残念なのは、反証相手をその構文力で論破
したがごとくの、快感性が文脈ムードに
滲み出てしまってます。その揚げ足視点を突っ込みたい、癖のような精神性の浅さが、
巧みさの故にかえって
私達には見えて来てしまいます

ため息氏の❛カッパ海老せん❜依存症の
可愛さとは趣きが違います。
人様の楽しみ方は、自由ですが、
plus氏ならもっともっとその才能を得意な分野で生産的に活かせれるでしょうに、、、と



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