日本の論客なる人のコラム文章は、米国のニュースを、日本人向け有用となる解説をつけて、バイアスなく伝えるものが少ないように思う。

公聴会の情報を伝えるニュースが続いている。
実際に、米国ではシリーズで公聴会が開かれている。

米議会乱入 当時の支持者 “トランプ氏の呼びかけに応じた”
2022年7月13日 10時55分

トランプ氏、下院公聴会証人に接触 妨害狙いか 2022年7月13日 19:13


米議会乱入事件 トランプ氏の責任追及の共和党議員に脅迫か


米議会襲撃、トランプ氏が「ツイートで扇動」 下院調査委で証言
7/13(水) 17:42


米議事堂襲撃、公聴会7日目のポイント 2022.07.13


しかし、こうしたニュースは、ニュース記事としておわってしまう。
それを日本人向けに解説してくれるコラムでは、ニュースの客観性に期待したいが、そうしたものが少ないのである。

ジャーナリストが、自論を入れて論点を変えてしまう場合が多いのである。

ジャーナリストというのは、現地レポート、証人インタビューなどを基本にニュースを語る人であると思う。
だから、経験したことから文章に表現するという人だと思っていると、それが裏切られる。
実際に、日本にいると、自ら経験して記事にするということはできない。

となると、外国ニュースを参考にするしかない。そのまま、伝えるのでは能が無いから、ジャーナリストの視点が入る。
そうすると、偏ったものになりやすい。


STAP事件でもそうだったが、ESねつ造を広めようとする学者の一方的な主張を、マスコミは、偏向して真実であるかのように伝えた。

外国政治の論評においても、日本のジャーナリストは、偏向が入りすぎる。
ニュースは、外国ニュースをそのまま日本語に置き換えて伝えている。
CNNニュースも、BBCニュースも、日本語訳の世界である。
だから、それを解説したり、論評するジャーナリストや作家がいても良いのだが、偏向してしまうのだ。

ニュースの場合には、その後が必ずあるのだから、偏向していると、その後のニュースとの整合性が低下してくる。
しかし、そうした整合性をカバーする記事も少ない。
つまり、偏向記事はそのまま言っぱなし、書きっぱなしで終わる。無責任だ。

たとえば、木村太郎氏のコラム記事がある。

トランプ氏がデモ隊に加わろうと専用車のハンドルに手を伸ばした?」議会乱入事件特別委員会の信頼性にも疑念
ジャーナリスト 木村太郎 2022年7月4日

この記事にはこのように書かれている。 紫字

>聴聞は2時間に及び、ハッチンソンさんは乱入事件当日のトランプ氏の行動について詳細に証言し、当日トランプ氏が暴徒が議会へ向かうのを止めようとしなかったことや、聴衆の中に武器を持っているものがいることを知っていたこと、さらに自分も議会へ向かおうとして運転手に指示しながら警備のシークレットサービスに反対されると警備官を襲い運転席に手を伸ばしハンドルを操作しそうになって制されたことなどを赤裸々に語った。
・・・・・

ハッチンソンさんの証言は、自分で目撃したことではなくホワイトハウスのスタッフからの伝聞を述べたものだが、連邦法第1621条には次のような規定がある。



木村太郎の文章のここだけを読むと、ハッチンソンさんの証言が、偽証であると米国で問題になっているという印象になる。
しかし、そのような状況は無い。
トランプが車のハンドルに手をかけようとしたかどうかについては、ハッチンソンさんの証言は自身で確認しているわけではないという話になっている。

実際にそばにいた人たちの間でも、若干、表現が違っていた。
混乱の中でトランプの行動がよく見えた人とか、そうでも無い人とか混乱時の証言は若干違ってくるのはやむを得ないだろう。
米国でも、そうした解釈になっているのではないか?
偽証罪なら、その後も問題になるはずである。しかし、米国では問題にはなっていない。

恐らく、トランプ派の人たちも、いろいろ情報を出すだろうから、証人にアンチな情報もいろいろ出るのだろうから、それを木村氏は拾っているだけなのだ。
実際に、トランプは証人が予定されている人に電話連絡をしていたという証拠も出てきている。
また、議事堂襲撃前後のホワイトハウスからの指示テキストを、シークレットサービスの人たちが消去していたとの証言も出てきている。

「ハッチンソンさんの証言は偽証である」と米国でも問題になっていると、木村氏の記事を理解する日本人がいるかもしれない。
だから、こうした書きっぱなしの木村氏記事は問題だ。

木村氏は、いろいろ自身のコラムで書いている。

木村氏が「ハッチンソン証言が偽証問題化している」というなら、それは大変なニュースなのだから、そのフォローのコラム記事を木村氏は書くべきだと思うのだが、そうした木村氏のコラム記事は無い。
センセーションな言い方をしているだけなのである。

こういう部分だけを読む日本人は、「公聴会など意味がなく党派主義のままごとみたいなもの!」と吐き捨てるかもしれない。



中山俊宏氏 2022年1月28日だが、バイデン政権を悪く言っている

バイデン氏の米国民における世論調査における評価数値が低いのは確かである。
しかし、その理由について、米国ジャーナリストによる好意的な論評もある。
しかし、そうした好意的論評を、好意的なままつたえる日本人はすくないのである。
恐らく、そうした記事では、日本の読者にはインパクトが低いからなのだろう。
だから、興味本位で過激な政治家の悪口になりやすいのだ。

日本のコラム文章は、米国のニュースを、日本人向け有用解説をつけて、バイアスなく伝えるものが少ないように思う。
日本の政治専門家やジャーナリストは、いろいろ、私見をいれすぎたり、興味本位にしすぎたりする。
米国のニュースの内容を、そのまま丁寧に解説する論客が少ないのである。

ハンニバルさんです。
>ハンニバルや学さんなどを含むシモジモの人々が失敗しないための唯一方策は

こんなシモジモなんて言っちゃって、ハンニバルさんは、最初から議論から逃げている。知識人であると背伸びしたハンニバル的生き方では、成長もしないし疲れると思うよ。

ハンニバルさんは、学とみ子について、理研の人たちと噂してるの?

なぜ、理研がNGS解析を行い、そこからの成果は、何だったのか?理研の人たちから何か教わったの?そして、理研の人たちに質問し返してみたの?

NGS解析で判明した知識について重要順に書いてみたら?ため息さんや、メンバーたちの議論の材料になるわよ。

STAP関連細胞のNGS解析からわかったことをただ並べるだけじゃなくて、大事な順から並べることです。
学とみ子はすでに書いているけど、ここをわかってるの?


ため息さんが、示した以下の桂報告書文章の正しい読み方を示します。

元の文章
桂調査委員会報告書p6、「STAP幹細胞FLS3、FI幹細胞CTS1、および129/GFP ESは同一の細胞由来であり、ES細胞FES1と同一、あるいはそれから派生した株の可能性が高い」

言葉を整理した文章

桂調査委員会報告書p6、「STAP幹細胞FLS3、FI幹細胞CTS1、および129/GFP ESは同一の細胞由来であり、ES細胞FES1から派生した株の可能性が高い」

桂報告書にわかりにくく書かれた「おかしな文章」は、ES捏造画策学者から逃れるためのものです。カモフラージュです。STAP幹細胞FLS3、FI幹細胞CTS1、および129/GFP ESは、それぞれ作られてから時間が経ってません。つまり、同時期に作られている。しかしFES1は、ずっと前からあったとわかります。

ため息さんは、この理屈がわかっていることが、学とみ子にわかります。学とみ子は、何度も何度も、懇切丁寧に説明してますからね。ため息さんは、わかっていて、敢えてはぐらかしています。

結果、ため息ブログの一般人は、ブログ主に騙されています。ハンニバルさんも、ため息さんのはぐらかしに気付かないといけないです。



129/GFP ESなる細胞は、どのような経緯であるかを、NGS解析をする前から知ってる人がいるでしょう。しかし、その人は、「129/GFP ESなる名前では記憶してない」との主張なのかもしれません。
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コメント

学さん

気まぐれぺルドン
それは貴方もではありませんか・?

僕はパンツも穿かぬまま、啖呵を切っている溜息さんの疣痔が可愛いいですね・・・
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