政府取り巻き学者の影響 桂報告書の著者たちは、データを持ち合わせているにもかかわらず、なぜ、桂報告書には書かずに、英文論文だけに書いたのか?

前ブログの後半の一部を、まず、貼っていきます。

STAP幹細胞FLS3、FI幹細胞CTS1、および129/GFP ESは、それぞれ作られてから時間が経ってません。つまり、同時期に作られている。しかしFES1は、ずっと前からあったとわかります。
・・・129/GFP ESなる細胞は、どのような経緯であるかを、NGS解析をする前から知ってる人がいるでしょう。しかし、その人は、「129/GFP ESなる名前では記憶してない」との主張なのかもしれません。

さて、こうした大事な情報は、なぜ、議論されないのでしょうか?
そこには、政権の判断に闇活動的に影響を与える学者の存在があります。




京都大学の藤井教授という人が、このようなことを書いている。紫字

>安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、平成24~30年に安倍政権で内閣官房参与を務めた京都大の藤井聡教授は8日午後、「許せないの一言だ」と語った。安倍氏の政治手腕については「デフレ脱却に向け、難しい政治課題を解き、積極財政に抵抗するさまざまな勢力と臆せずに戦っていた」と振り返った。

>財政問題などで今も安倍氏とは意見交換を重ねているという藤井氏。8日午前にも、6月に閣議決定された経済財政運営の指針「骨太の方針」を受けた政策議論について、安倍事務所と日程調整をしていたところだったという。


学とみ子が興味深いと感じたのは、こうした学術者が、安倍政権の周りにいたことの事実だ。
やっぱり、「こういう連中が政府の取り巻きにいたんだなあ~」との感がある。

彼は、岸氏と同じような工学系の人だから、STAP細胞の質など知らないだろう。
もちろん、藤井氏がSTAP細胞について何か書いているわけではないから、STAP事件で、藤井氏がどう立ち回ったかは、学とみ子は知らない。藤井氏は、全く、STAP事件で無関心であったかもしれない。


安倍政権の周りには、こうした政権の息のかかった学者がいろいろいたであろうことが、学とみ子には興味深い。
論文に一番近い知識を持っている笹井氏や丹羽氏の主張が社会的に重要視されず、ライバル学者の言い分が正しいかのようにマスコミ報道があったことは、異常な状況であった。

こうした疑問を解くカギがありそうに思う。理研にアンチな学者たちが政権にいたかも・・・と思わせるのだ。
一方で、理研CDBをサポートする学者が、政権周りに薄かったのかもしれない。
CDBは、世界と科学競争することに熱心で、学術的に日本の科学をリードすることに熱心だった。
だからこそ、日本にはライバル学者をたくさんつくる結果になった。
古い組織である理研には、学術中心のCDBにアンチな学者も多数いた。
こうした理研内部の抗争が、STAP事件で表に出た。
だからこそ、それを個人のねつ造事件で片づけようとする勢力が台頭したのだ。

結果論だが、CDBは学術を追及するあまり、政府周り対策がおろそかになってしまったのかもしれない。



アンフェアな扱いの原因のひとつに、こうした安倍政権の周りの学術層の影響が大きいと思うのである。
専門家でもない学者たちが、STAP細胞が偽物であると信じてしまったのである。
そして、それが権力抗争の材料にされてしまった。

学者の誤解が政府の指針に大きな影響を与え、理研CDBへの圧力となったのだろう。
桂報告書の著者たちは、データを持ち合わせているにもかかわらず、なぜ、桂報告書には書かずに、英文論文だけに書いたのか?を考える事は重要である。


藤井氏は自己主張が強いとわかる文章が、藤井氏のコロナ対策論にもある。
藤井氏専門領域でない医学系領域であっても、自己主張が強い事が良くわかる。
この人は、もともと、言いたい放題の人ではないのかな?
藤井教授の口ひげも、そうしたシンボリックな感がある。

本物の専門家は、コロナウイルスがどのような経過を取るのか、丁寧に追っている。
新発見のウイルスがどのような経緯をとって、どう人と関わり合うかについては、人類の知識は無知である。
だから、どの対策が最良であるかについて、今はわからない。
だからこそ、さまざまな意見が渦巻くのだ。
予想できない生き物の命運を追及する学問である医学は、起きた現象について、丁寧に検証するしかない。

天災も気候も、人には予測能力が低いが、医学はもっと予測能力が低い。

自身の知らない領域の知識についても、藤井氏はもっと謙虚に考えた方が良いと思う。

つまり、以下は書きすぎでは無いのかな?

>(なお、この物語をつくりだした張本人は、このままだと42万人死ぬぞと世論を脅した西浦という教授やワイドショーに出まくってコロナは怖いぞと同じく脅しまくった岡田という専門家風タレントを代表とするような「専門家」達です。彼等専門家が過剰に煽らなければ、如何にワイドショーやマスコミといえど、ここまで濃密に「皆で自粛してコロナを乗り越えよう」物語を作り上げることなど出来なかったはずです。なんせ、ワイドショーやマスコミは素人なので、コロナのことなんて何にも分からないのですから。)

>しかしこの物語にはツッコミどころが満載の、科学的実証的に考えれば間違いだらけの酷い代物です。



日本の一流大学で教鞭をとっていて、政権とも近い人の価値観というのは、一般人の感覚とは違うものである。

彼の論理では、一般人による一般的感情は、知識が無いから、教育が無いところから来ると言いたいように聞こえる。




学問を究める人は、競争が大好きな人たちだから、学閥、派閥が大きい。
学閥派閥がものをいう業界では、忖度が起きる。
権力ある人、業績ある人には、業界内の人たちは遠慮する。

そうした業界の価値観を、一般人は、STAP細胞事件を経験して、良くわかったと思う。



ため息さんのはぐらかし続きますね

わからないふりをしているんですね。
学とみ子は、1年以上前から説明しています。ため息さんがリンクをはったところも、そのひとつです。
さんざん説明しました

塩基の突然変異とは、1個の細胞で生じるもので、それが周りに広がる必要がありますが、そこに時間がかかります。
こうした基本的なことを、ため息さんは、あえてはぐらかして、メンバーたちに説明しないのです。
ため息さんが理解できたことを、他の人に教え与えるという作業をため息さんはしませんね。
ESねつ造説に不利ですからね。
理解できないメンバーたちを、ため息さんは煙にまいているわけです。



そういうわけなのに、どうして、ハンニバルさんは、反応しないのでしょうか?
ハンニバルさんが理解できたら、なぜ、そこを他の人に教えないのでしょうか?

ため息さんです。

>学とみ子曰く特定箇所の塩基変異は、129/GFP ES FLS、CTSでほぼ同一なのですね。
だから、129/GFP ESと幹細胞は同一細胞であるとの理論です。同一細胞であるということは報告書に書いてありません。嘘は書かないでください。



ここを強調されると、ため息さんは困るのね。

>はあ?どこをどのようにはぐらかしているのでしょうか?具体的に言ってみなさいよ。できないでしょ。

ため息さんがはぐらかそうとしているのが、何より大事な証拠です。

129/GFP ES FLS、CTSは、同一細胞というより、この三者は、短期間内に同じ細胞から作られた細胞です。
たとえば、和モガ氏の図で言えば、FES1から時間がかかって細胞Aになり、ここからそれぞれ近い時点で、129/GFP ES FLS、CTSになってます。
FES1から何度も培養が繰り返され、129/GFP ES FLS、CTSになっています。

三者は、ほぼ同時期につくられたものの、先にFLS、次にCTSはわかっていますが、129/GFP ESの保存時期は不明です。
当然、作った人はいつ保存したかは知っているでしょう。


桂調査委員会報告書p13:「培養細胞樹立後もわずかずつ変異が生じるが、たまたま同じ部位に同じ変異が生じる確率は非常に低く、数か所に同じ変異(親マウスにはないもの)がある場合は、同一の培養細胞由来と判断できる。

培養細胞中の塩基は変化しにくいと、桂報告書はしっかり、読者に教えています。
つまり、桂報告書は、129/GFP ESの出自の謎を明らかにして、読者に結果を伝えています。



というわけで、セイヤさん、STAP事件は終わっていません。
本物の科学者にわりこむ非専門学者が出てきて、本物学者を潰そうとします。
桂報告書も、本来、書きたいことをしっかり書けなかったのです。
一般人が科学に強くなれば、こうした学者の横やりは無くなります。

STAP事件は、日本の科学の民主化にとっても、語り継ぐべき事件です。



こんな記事もありました。
安倍元首相が撃たれた日「岩田明子記者」がテレビに出なかった本当の理由
週刊現代 2022/07/19 06:00


これを読むと、マスコミNHKと政権との関係が深いことがよくわかります。
大事な時に登場して解説する岩田記者って、どういう人なのかな~と思っていましたが、この記事で、いろいろ背景が紹介されています。
NHK内の権力抗争が見えますね。
岩田氏も優秀な人でしょうに、こうした記事を出されると、彼女のキャリアにはマイナスでしょうから、女性にとってのガラスの天井なんですかね?
小池知事も、ガラスじゃなくて、アイアンだ!と言ってます。

以下のように記事があります。

>報道局関係者らの話を総合すると、事件当日、「ニュース7」の担当者は岩田氏に即座に出演を依頼し、岩田氏もそれに向けて準備を進めていた。


>ところが、岩田氏の先輩記者で自民党安倍派=清和会の担当記者も務めたことがある政治部デスクのK氏が「岩田が出演する予定になっている」と正籬副会長に「ご注進」し、その結果、正籬氏から指示が下りたという。


>7年8ヵ月続いた第二次内閣以降の安倍政権下では、一昨年8月の安倍氏の突然の退陣をはじめ、政権に関わる大きな出来事の多くをNHKが「特ダネ」として報じてきた。それは安倍氏の絶大な信頼を得ている岩田氏が、安倍氏本人、あるいは政務秘書官だった今井尚哉氏から常に情報を得ることができたためだと言われている。

>他のテレビ局や新聞・通信各社の首相官邸・自民党担当記者たちの間では、「岩田さんは特別だから」と、安倍政権の途中から取材競争自体を諦める空気が広がっていたほどだ。

>一方で岩田氏に対しては、同僚や他の報道機関の記者たちの嫉妬も含まれていたのだろう、NHK内外から批判の声も上がっていた。


やはり、人脈を大事にする安倍政権に、STAP細胞が偽物と信じる人がいたのでしょうね。
だからこそ、NHKドキュメンタリーで、STAP事件をESねつ造事件として扱うことができたのだと思いました。
しかし、最終的に、理研の科学者は、上からの圧力に科学的手段で抵抗しました。
SNP解析を、しつこく説明したんですね。一般人でもわかるようにしたかったのでしょう。
そして、ESねつ造説の問題点をいろいろ指摘しました。

しかし、「小保方氏が全ての実験の責任者であり、彼女が怪しいことは周知の事実である」と主張する勢力を、理研は無視することができなかったと思います。結果、桂報告書には、相反する考え方が反映されています。






スポンサーサイト



コメント

Zscan4
>>・・・129/GFP ESなる細胞は、どのような経緯であるかを、NGS解析をする前から知ってる人がいるでしょう。


知ってる人の一人はこの人でしょう。2ちゃん投稿者は誰だったのかね。

*************************************
790 名前:名無しゲノムのクローンさん :2014/03/06(木) 10:38:43.12
kahoはもう彼女だもん。タカラカンチューハイCGHアレイもおんなじだから乾杯。
で結局論文各データ(特にマウス作るとき)取ったのがどのロットの酢風呂だ
ったり穴毒だったりB6だったりハイブリッドマウスだったり筋肉だったり脾臓
だったりオスだけだったりオス雌混ぜたのだったり(一応論文中はもっといっぱ
い愉快なムーミン谷のミイとかメイって名前のオホホ細胞が登場)さらにさらに、
ステム化したり(いったいどのオリジンか忘れちゃった、ごめんね)したかの明
記できなかったの。そもそもエア実験だったのは内緒。
ニハ先生がオスとかtcrリアレンジがないって言ってるのは、エアステム
化オホホ細胞は外に配る用からなの。あれは、エアb細胞かもしれないから
エアリアレンジってことにしようって食べる前のスッポンさんの遺言。
でも、オリジンがエアハイブリッドだから、簡単にムーミンが持ってた既成
のESと一緒ってばれるかな。
まあいっか。
マウスのプロトコルはテルテルボウズさんがニハ先生に対抗心出しちゃった
のでちょっとまってるの。私のことでケンカはダメって言ったのに。
*************************************

Zscan4
(1-99.28%)/((99.33%-99.16%)/4ヵ月) = 16.941ヵ月

こんなに長い間面倒みてたんですね。
もしくは解凍・培養を重ねてたんですね。

誰でしょう。

Zscan4さん、コメントありがとう

学とみ子
①FLS3(99.33%) ②129/GFP ES(99.28%) ③CTS1(99.16%)は、24649箇所での評価ですよね。
さらに、それから特異点を絞り込んだのが、桂報告書の6頁に書かれてた1290箇所の塩基変異です。

絞り込み後の1290箇所は、より精度が高くなっていると思います。
より、近縁関係がわかるようになりました。

もともと、同じ細胞由来なので、親の影響を除いた後、培養による塩基変異を見ています。
すると、FLS3、129/GFP ES、CTS1は、ほぼ、同じ時期に作られたものであるのがわかります。

しかし、FES1は、1290箇所の3割で違っています。
つまり、FES1は培養中に3割の塩基変異が起きていて、その細胞から、FLS3、129/GFP ES、CTS1になっていると、当ブログは考えています。

しかし、129/GFP ESとネーミングされた細胞は、内容がわからないことになっています。

しかし、FES1を培養し続けた株があることを知っていた人はいたでしょう。
おほほポエムは、太田胃散と早くから言っていましたよね。

129/GFP ESの素性を明らかにするために、理研は、1400万円をかけて、NGS解析で確かめたのではないでしょうか?

これは、小保方氏に反撃に機会を与えるためだったのではないでしょうか?

Zscan4
FES1との近縁率(SNP)からみれば

①FLS3(99.33%) ②129/GFP ES(99.28%) ③CTS1(99.16%)

の順に凍結の可能性もあるかもしれませんね。

しかし、ミトコンドリアのヘテロプラスミー はFES1と129/GFP ESのみが一致。
非公開コメント