肺がんは、喫煙しない女性でも、男性より1.3倍に増えています。

このブログは、最近の海外の病気の情報をお届けしようとしています。
 
内容や用語が、若干難しくなっています。興味を感じられた読者が、街かどからの健康情報発信のソースにご利用いたくなどして、このブログがお役に立てれば、ありがたいです。今後も、よろしくお願いします。
 
本日は、誰にでも知っていただきたい健康情報をお届けします。ソースは、Lancet Oncol. 2008 Jul;9(7):649-56,PubMed18556244 から で、喫煙と肺がんの関連です。
 
女性では、男性と比べ、喫煙者、非喫煙者共に、肺がんの発症が増えています。多くのがんが、男性に多く発症することを考えると、女性にとって、肺がんは注意すべき病気であると言えます。カッコ内は、95%信頼区間です(統計学的数値で、この数値範囲が95%の信頼がある)。発がんは、高齢者で増加することから、発がん率の計算には、多因子を考慮し、疫学的な計算を行っています。
 
米国National Institutes of Health (NIH)-AARP コホート研究です。1995-6年に、男女を募集し、2003年まで、追跡しました。

50-71歳の279 214人の男性と、184 623人の女性が調査対象となりました。 肺がんは、男性4097人、女性2237 人でした。10万人当たりの発症率は、非喫煙男性 20.3 (95% CI 16.3-24.3) (99 個のがん) 、非喫煙女性25.3 (21.3-29.3) (152 個のがん)の数値となり、女性は男性の1.3倍! (1.0-1.8) となりました。
 
1日2パック以上のたばこを吸う人たちでは、10万人当たりの発症率は、男性1259.2 (1035.0-1483.3)、女性1308.9 (924.2-1693.6) iと、激増しました。

女性は男性の90%のたばこ量で、肺がんになっていました、(0.8-0.9)
 
元喫煙者については、吸った量と年数は、発がんに関係しました。

肺がんの組織学的な種類の分類では、腺がん、小細胞がん、未分化がんは男女で差がなく、扁平上皮がんは、男性は女性の2倍に発症しました。
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