大事なのは、STAPはテラトーマにはなれても、キメラにはなれないという理由がどこなのか?を考察することではないですか?

oTakeさんにとっては、クズとみなす当ブログの言い分に対して、oTakeさんの努力は続いているようだ。
それはそれで評価できるし、学とみ子も興味を持って読んでいる。

oTakeさんも、いろいろ書いてくれた。2023年5月6日 11:33

しかし、oTakeさんの説明には、なんだか、おかしいぞ!
文献が無い事が問題だ。ため息ブログも、文献提示をすることが必要だ。
これだけ、専門性が進んでくると、議論には根拠となる論文が必要であろう。


初歩的な部分は、今更、誰も必要としていないと思いますから、ここを除くとして、

oTakeさん、

オルガノイドの定義は「組織幹細胞や多能性幹細胞(ES 細胞、iPS 細胞)等を足場材料”scaffold”を用い、3次元構造を組織化したもの」です。ES 細胞と酸浴細胞を混合させ、ES 細胞の”Naive 型”を維持したまま、オルガノイドを作成することが可能です。

>この際に、必要なことは”Naive 型”を維持することであり、それは分化抑制、増殖因子などの物質を徐放させることで分化能や増殖能をコントロールすることでそれが可能となっています。これをキメラマウス作成に用いることで、ES 細胞のみのキメラマウスと同様にキメラマウスが得られます。



この文章、ちょっとびっくりなんですけど・・・・。
ふたつの質の違う、初期化ステージの違う細胞を合わせて培養するのですか?

ES 細胞と酸浴細胞を混合させてオルガノイドを得る実験で、この手法が行われているのですか?論文は?
小保方氏の酸浴アイデアを参考に実験が行われているの?
オルガノイドになるのは、酸浴細胞ですか?
酸浴細胞をオルガノイド分化させるためにESと接触させたままにする実験ですか?
ESはそのままのナイーブの状態を保つ工夫をするわけだけど、ES由来の物質を利用して、オルガノイドができるということ?
ESは常に、オルガノイド分化に貢献できるための物質やらの情報を提供するためにあるということですか?




しかし、今回、ES 細胞と酸浴細胞を混合させたものは ES 細胞は普通に分化多能性や増殖性はありますが、酸浴細胞はその2つがありません。酸浴細胞は死滅し、ES 細胞のみのキメラマウスができることになります。

このことがテラトーマもどきにも同じことが起こっています。ES 細胞(Acr/CAG-GFP)と酸浴細胞(Oct4-GFP)を足場材料”scaffold”として生分解性の PGA を使用することで3次元的に腫瘍形状を作成し移植すると ES 細胞(Acr/CAG-GFP)は分化・増殖し、酸浴細胞(Oct4-GFP)は死滅率が増殖率を上回るため、最終的に 酸浴細胞はほぼ死滅になり、先ほど問題になったグラフのような Acr/CAG-GFP、Oct4-GFP の微少の値が得られるのは当然あり得ることだとわかります。”あるいみおうじ”がわずかながらの Oct4-GFP を見つけたと言っていますが、そのことは大した意味はありません。例えば、毒(砒素)入り食料の事件において、問題になるのは毒(砒素)が含まれていることであり、食料に含まれている成分が検出されたからといってそれは関係のない話です。食料に含まれている成分が検出されるのは当然だからです。Oct4-GFPが検出されても、都合が悪いものではなく、分析者がデータを差し替える必要は全くないと言えます。

これはSTAP実験の話ですか?酸浴細胞がESと同居したらテラトーマ寄与できないというわかりきったことですよ。
それももう、皆、わかっているんじゃないのかな?
何か新しい説明でもないと思いますけど・・・。


大事なのは、STAPはテラトーマにはなれても、キメラにはなれないという理由がどこなのか?を考察することではないですか?
今、当ブログとため息ブログのバトルの焦点です。


オースティンスミス論文でも示されているように、細胞現象を書きたいなら、客観性が必要であるし、文献を引用してその論拠を示してほしい。
oTake文章にはこれがなし、plusさんのように思いつくままに、科学を書きたいように書かれては困ります。


(尚、だそくだが、+の意味は、plusさんも、ため息さんも、上付き+は、”光る”という意味であると強引に言い続けた。しかし、人工遺伝子の光に限定する書き方ではなく、遺伝子発現の意味で使われている。)

ついでにplusさん
>そんなことばっかりしてるから、肝心要の主張をだーれも信じてくれないよ。

plusさんの書く科学物語を信じている人って、ため息ブログ以外にいるの?



オースティンスミス論文からです。

Notably, EpiSCs are refractory to PGC induction, unlike embryonic day 5.5 (E5.5)–6.5 epiblast. (Hayashi et al., 2011; Murakami et al., 2016; Ohinata et al., 2009). Naive ESCs are also unresponsive to germ cell inductive stimuli, unless they are transitioned for 24–48 h into a population termed epiblast-like cells (EpiLCs) (Hayashi et al., 2011; Nakaki et al., 2013). EpiLCs are molecularly as well as functionally distinct from both naive ESCs and EpiSCs (Buecker et al., 2014; Hayashi et al., 2011; Kalkan et al., 2017; Smith, 2017). They are enriched in formative phase cells related to pre-streak epiblast but are heterogeneous and persist only transiently (Hayashi et al., 2011).



ESとエピブラストの中間の分化状態のformative phaseという一過性の胚状態の細胞において、キメラ形成能が、オースティンスミス論文に書かれている。
FS cells であれば、注入された胚盤胞のの中でナイーブ状態に戻れると考えられています。


In mice, the formative phase of pluripotency is definitively distinguished from naive and primed phases by competence for germline specification (Hayashi et al., 2011; Ohinata et al., 2009).


エピブラストの培養条件を変えて、 AloX cells、EpiSCs maintained in either activin and FGF (AF) 、EpiSCs maintained in either activin, FGF, and XAV939 (AFX)などの細胞タイプを誘導して、それぞれの細胞の遺伝子発現の違いを図示している。

qRT-PCR analysis of marker gene expression relative to ESCs in 2iL ( =1) in AloX cells and EpiSCs maintained in either activin and FGF (AF) or activin, FGF, and XAV939 (AFX),


エピブラストから、どのような条件でESに戻れるかの知見もいまだ、流動的である事が書かれている。
All cells died or differentiated within a few days, demonstrating complete extinction of ESC identity. This finding is in marked contrast to other reports of “intermediate” pluripotent states, which readily revert to ESCs (D’Aniello et al., 2016; Neagu et al., 2020; Rathjen et al., 1999).



ESやICM cellsほどではないが、FS細胞、primary formative epiblast cellsも、キメラに寄与できることが示されている。
FS cells and primary formative epiblast cells can contribute to blastocyst chimeras, although with lower efficiency than ESCs or ICM cells.


FSがキメラに寄与できるとの説明文です。

Chimera Colonization
・・・
Chimera formation conceivably might entail reversion of FS cells to naive status in the blastocyst. We therefore inspected embryos 24 h after injection. FS cells were localized to the ICM, but immunostaining showed that in contrast to host naive epiblast or introduced ESCs, FS cells did not express the naive pluripotency specific transcription factor Klf4 and retained the formative marker Oct6 (Figure 3F). Therefore, FS cells maintain formative identity within the blastocyst environment.

Chimera formation by FS cells derived from post-implantation epiblast challenges the conclusion from classic embryo-embryo chimera studies that epiblast cells lose colonization ability entirely by E5.5 (Gardner and Brook, 1997; Gardner et al., 1985). We revisited those experiments by using a fluorescent reporter to allow sensitive detection of contributions. We dissected epiblasts from cavitated E5.5 and pre-streak E6.0–6.25 transgenic embryos expressing membrane-bound tdTomato (mTmG). Epiblasts were dissociated using Accutase with addition of ROCKi to improve viability and 10 cells injected per blastocyst. We detected tdTomato-positive cells in 11 out of 91 embryos recovered at E9.5 (Figures 3G, 3H, and S3H–S3L). Contributions were typically sparse and, interestingly, were most frequently in the yolk sac mesoderm and amnion. In three chimeras, however, colonization was widespread in the embryo proper (Figures 3G, 3H, and S3H). We did not detect any contribution from streak stage (E6.5–7.0) epiblast cells (Figure S3L).
These observations establish that FS cells and primary formative epiblast cells can contribute to blastocyst chimeras, although with lower efficiency than ESCs or ICM cells.





plusさん
論文を読んだだけでは、著者がどのような考えであったのかについては、若山氏、笹井氏、小保方氏で皆、違うと思いますし、新規の現象を扱った論文では、著者らの意見が同じでないのは当たり前なんです。
そして、彼らはプロなんだから、一般人の想像を超えます。

>論文を注意深く読むと、STAP論文著者はとみこたんとは違う考え方を持っていると思いますなあ。

STAP論文からは、小保方氏の本心なんて読めないですよ。
plusさんには、小保方氏のスタンスも、学とみ子のスタンスもわかるはずないんですよ。
plusさんが、どんなにまじめに論文を読んでも、理解できる範囲は限定的なんですよ。
上から見渡すようなスタンスでものを言うのは、plusさんの悪い癖です。
わかったふりの虚勢を止めて、もっと、等身大の論評をした方が、科学力がつきますよ。

つまり、誰でも、「私はこう思う」としか書けないのです。
科学は専門性が高いので、自らの知識の限界はいつもふまえるべきでしょう?
知識の限界をふまえた文章の方が、読みやすいですし、知識人の文章はそうなってます。
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コメント

情報弱者夜桜夜鷹信女

気まぐれぺルドン
肥溜めに落ちたからと言って、恥じる事はない。匂いが酷いだけだ。それだけ厚顔無恥ならばそれを看板に小銭を稼げる。只他所様の干場で女物の下着を掻き集めるのは、辞めた方が良い。
女性にも男性用トイレで、小便容器を使わせろと言う要求は、革命的過ぎる・・・

一言居士
ため息与太郎がみっともない醜態をさらしていますね。
>>
松崎氏がLane1に検出があった図を掲載し、その後ない図にして差し替え、これをまた元の検出があった図に差し替えたなどという推測は誤りです。松崎氏はなにも操作していません。

「これをまた元の検出があった図に差し替えた」なんて誰も言ってないだろうに。そもそもアルイミオウジ氏の最初の指摘を探してみるといい。そして今は無くなっているのだから、自分で確認すればいい。

https://www.researchgate.net/publication/283439572_STAP_cells_are_derived_from_ES_cells

今、ないだろうが。私のスクショ縮尺は関係ないじゃないか。バッカみたい。

Ooboeさんへ

一言居士
情報受け取って例の場所に保管しています。ただし、これは既に以前に私との間で確認済みの情報ですね。
**********
>>
・・・
この石川証言の「STAP幹細胞の捏造の為に使われていた事が」「明らかになってますが」とは
桂調査報告での解析結果の事を指してますので該当するサンプルは、ヒッポ氏作【129/GFPES】サンプルの事になります。

私にとって、パトナーが書士先生事務所で確認していた報告で十分この確証を得たのですが、公的根拠としては、個人的情報なので客観性が弱いのは否めません。しかしテレビ出演動画など複数の公的情報を総合しますと、129/GFPESサンプルの事であることが判ります。

その一つとして、このフライデーがあります。この石川氏がフライデーに説明しているシーンが右ページの画像で大きくUPされてます。

【129/GFPES】サンプルが挿入されていた小保方BOXの最上列だけの画像と上下してそのBOX画像があり、その挿入されている位置を石川氏が指差して説明しているシーンがUPされています。

左ページの石川説明証言内容と右ページ、その説明シーン画像UPが以下のごとく同一内容で重なります。

❝小保方氏が窃盗してSTAP幹細胞を捏造した129/GFPESサンプルは、この小保方BOXのこの位置に挿入されていたんです❞

**********

石川氏が指差して説明しているシーンの写真は以下ですよね。Ooboeさんから頂いた写真です。

https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/c/0/c07bbb9c.png



石川が指さしている箇所に129/GFPESがあるのは確かですが、それは【129/GFPES】サンプルなのであって、どこにも"ヒッポ氏作"とは書かれていませんよ。



桂報告書とBCA報告論文は小保方さんがポトリした細胞が129/GFPESで、それは大田FES1細胞のサブストックの大田氏が置き忘れていたものを小保方さんが盗んで使用したものに129/GFPESとラベルしていたのだという虚偽を仄めかせているものですから、奥さんも、大日向も、石川に対してそう説明していると思われるのですし、それをやらせているのは理研内部の松崎、林らの悪僧どもとそのバックにいて、早い収拾を考えている文科驢馬省なんです。

石川自身は129/GFPESを小保方さんが盗んだものと本当に思い込まされているか、思い込まされているという芝居で告発することにしているかのどちらかですが、桂報告書を読んでいたら129/GFPESは全員が知らないと言っているのですから、奥さんが盗まれたと言ったら、そんなことないでしょ、調査時には知らないと言ったじゃないかと反問できますよね。反論してないということは何にも知らずに騙されているアッポだということになる。
そんなことはないでしょということです。示し合わせて馬鹿真似の告発をしたんですよ。

奥さん⇔大日向⇔石川⇔松崎⇔林⇔岸⇔文科驢馬省

の悪僧どもの自作自演の印象操作が目的なんですよ。





一言居士
落語の「千早振る」は僕は若いころに古本屋で興津要(おきつかなめ)の『古典落語』上、下、続、続々、続々々、大尾というふざけたアンチョコな連作名の6巻シリーズを入手して、その上巻の8番目のネタで読みましたね。ため息与太郎の奴は僕よりずっと年上なので、きっとこの本が昭和47年に初版発行されて以来昭和49年に大尾完了するまで、青春の真っただ中で同時代のワクワク感で読み続けていたに違いないですね。
古今亭志ん生の得意ネタの一つで今でもネットで見れますね。志ん朝も談志もやってましたね。尤もあたしは若いのでネットでしか見たこと無いですがね。古今和歌集の294番の歌ですね。
>>
なりひらの朝臣
ちはやぶる神世もきかず たつ川から紅に水くくるとは

伊勢物語には以下の様に出てますよね。
>>
むかしおとこ。みこたちのせうえうし給う所にまうでて。たつた河のほとりにて。
千早振神代もしらぬたつた川からくれなゐに水くくるとは

百人一首は以下ですね。
>>
在原業平朝臣
千早振神代もきかず龍田川からくれなゐに水くくるとは

竜田川は奈良県の川ですから京都にいた業平が想像で作った歌なのでしょうね。業平は平城天皇の孫ですからもともとは親王なのですが、政治的に薬子の変で失脚して臣籍降下したんですね。御子たちの逍遥したまふところに詣でて、というのは嵯峨天皇の御子たちに近習してということでしょうかね。

「ちはやふる」という神に掛かる枕言葉の語源は、私見ですが、「ち+はや+ふる」と分解される言葉ではないでしょうかね。「ち」は数の多いことで「千尋の縄」というときの「ち」で、ひと尋というのは両手を伸ばした長さですし、「巷(ちまた)」という時の「ち」で、沢山の道の交差した「また」になった場所で、人々が集まるので市も立つようなところでもあって、英語ではcrossroadsといいますよね。「はや」ははやし立てるとか「お囃子」の「はや」で勢いのある様ですね。「振る」は一番有名なのは「物部の布留御霊」ですが、「振るい起こす」の「振る」で、『先代旧事本紀』に出てますね。
>>
天神教導若有痛處者令茲十寶謂一二三四五六七八九十而布留部由良由良止布留部如此為之者死人返生矣

ということですから「ち+はや+ふる+神」だと思ってますがね。「くれなゐに水くくる」は紅葉が水に流れる様や、水底に沈んでいる様や、紅葉の山が水面に映っている様という、いろんなイメージで捉えられている歌ですよね。

元歌の意味を知っていれば落語の噺も面白く聞けるのに、いつまでも学さんが説明しているOct4-GFP+cellsの意味を分からんふりをしてバックレてますよねえ。



学さんへ

一言居士
お早うございます。

久々にため息与太郎ブログのコメント欄を覗いてきたが、なんだか悲惨な状態になってますね。アルツハイマー爺婆の悲鳴の連呼で精神病院状態でしょうかね。回診に行く気にもなれませんね。

中で話題になっているアルイミオウジ氏の指摘した棒グラフの有無は、同じ論文の電子版の同じ図のスクリーンショットのビフォーアフターなんですけどね。

https://www.researchgate.net/publication/283439572_STAP_cells_are_derived_from_ES_cells

(before)
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/9/2/928f8307.png

(after)
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/8/3/83d49e4c.png

僕のIT情弱を知ってやり方を教えてくれた人がいたので感謝しておきましょう。もっとも僕のやり方でも図をクリックしたら出るというのはいつも自ブログでは紹介してるんだけどね。僕は管理者画面でいつも作業しているので、ここからはクリックしても飛べないので気づきにくかったのよ。
>>
ハンニバル・フォーチュン
2023年5月5日 10:25
一言居士氏、自サイトの記事の紹介もできないほどに IT 情弱さん。

e-68

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