桂報告書の大事な読解ポイントは、何度も出現する「研究不正とは認められない。」なる語なのです。 ここをしっかり科学的に読みこなすことが大事です。

ため息ブログは、自分たちの科学性の優位性を示そうと、いろいろな努力を続けています。

学とみ子が言ってもいないことを勝手に想像して、言った!言った!、間違った!という作業に、ため息ブログは、血道をあげています。

この記述も、本当に悪意に満ちたコメントです。

>京都大学大学院医学研究科客員教授本庶佑氏の発言なわけで、学とみ子は本庶佑氏を「免疫の知識が無い」といったことになると指摘したのに答えられなかったのは忘れたの?

それでも、そうしたため息ブログの悪質な行為を理解し、学とみ子に同情してくれる人たちがいるのですから、まあ、ESねつ造説の独断性を指摘してくというのも、アンチESねつ造説を増やすための活動でもあります。

ため息ブログは、ミドリガメで盛り上がっているようです。

ため息さんは、以下を書いています。
>冷凍だったら亀の意識が次第に薄れ苦痛を感じることなく死ぬ。

意識が薄れるというのは、人が亀の意識を人自身の意識に置きかえて、これが安楽死だと想像しているだけなのか?あるいは、この方法は、どこかに生物学的エビデンスがあるのでしょうかね?

人間が動物とどのように付き合っていくのか?については、さまざまな議論があり、相手がどのような立場の人であるかにかかわらず、この命題の議論は難しく結論はでません。

人は皆、考えが違うのですから、やっていい議論とやらない方が良い議論があります。
人は説得しようとしてはいけないということを、ブログを始めて、肝に銘じました。


サラリーマン生活さんのこのコメントは、大きな危険な亀について、飼育の責任(逃げだしたらどうする?他人を傷つけたらどうする?)について、サラリーマン生活さんの懸念はどうなっているのでしょうか?
大きな池があるから大丈夫なのでしょうか?それでも危なくないですか?
どのような動物から噛まれての小さな傷と言えど、感染のリスクがあります。

サラリーマン生活さんは、「この辺のバランスの取り方は本当に難しいです。」と言いながら、ご自身の危機管理には触れてませんね。

>因みに我が家には既に20歳を越える、甲長25センチのこのカメがいますが、飼育スペースをとるし、アゴの力も強く、噛まれたら傷口も深いですよ。




「ESねつ造は現実的には可能ではない」と指摘続けている当ブログにとっては、小保方氏本人が否定するにもかかわらず、彼女が「ESねつ造したんだ!」「研究者として失格なんだ!」と言い続けるため息ブログとは相いれようがありません。

当然、ESねつ造説に疑問を持つ人たちはいろいろいるわけですから、自分自身の意見を言っていく行動は認められるべきです。又、アンチESねつ造説に対する反駁の自由もあります。

結局、このバトルは、専門家が介入してきてくれないのですから、非専門家たちがそれぞれに勉強して、議論をしていくしかありません。
そのうち、事件関係者あるいは事件に関係した専門家たちから、もっと示唆に富む見解が期待できるかもしれませんから、当ブログは、STAP細胞議論をつづけています。

学とみ子も、一言居士さんも、論文を何度も読み、いろいろ独学考察しているのですが、こうした努力を、ため息ブログはしていませんね。

当ブログに書き込まれる、いろいろな推論や考察に絡んで、頭ごなしに否定し侮辱する活動を、plusさんは続けています。
たしかに、plusさんは、時にタイムリーな知識を提供することはありますが、一言居士さんのように基礎を固める努力をする人ではありません。
あれこれと熱心にネット検索をしているのであろうし、それ自体は、悪い事ではありません。
でも、勘違いが多いです。
plusさんは、当ブログに対して、バカバカ、幼稚園並みと騒ぎまわることが楽しいのでしょうけど、その悪癖は、plusさんのためにはなりません。
随分と熱心にネット検索しているplusさんには悪いけど、、やはり、もう少し地道な勉強をする方が、plusさんにとって益があると思います。

plusさんも、いろいろデータを探し出してコメントするのですが、以下の引用は、「関係がない!」のじゃないかな。
ES細胞はオスが多いという説明とはちょっと視点が違うと思います。

plusさんは、脳科学辞典「胚性幹細胞」より引用して、「マウス ES 細胞の多くはオスの胚に由来する。 」を示しています。
さらに、論文引用しています。雌雄キメラ・ラットモデルで見る「性分化の優位性」

引用論文は、そこを説明しているのではなく、ラットのXX型とXY型のES細胞を8細胞期に混ぜてみたという実験です。
1個のラット個体にメスオスの遺伝子をもつ細胞が共存するという話です。
外性器の型からラットの雄雌の判断をしても、体内臓器とは違っているということです。
まさにラット細胞がXX型とXY型キメラの状態になっていて、性発現のパターンが混在してしまいます。
人の病気でもこうした状態になることがあります。一人の中に異なる染色体の組み合わせが混在していることがあります。


一言居士さんのTCR実験をめぐる説明が続いています。2023/06/03

桂報告書
小保方氏はTCR遺伝子再構成に関する実験を開始し、STAP細胞を含む細胞塊、一部のSTAP幹細胞にTCR遺伝子の再構成が見られることをCDB若山研で最初に報告した。しかし、後に8系統のSTAP幹細胞のTCR遺伝子の再構成を確認したところ、再構成は確認されなかった。なお、この8系統は小保方氏が継代培養を繰り返していた細胞であった。
さらに、この実験は小保方氏の依頼で、CDB若山研メンバーによるTCR遺伝子再構成の確認実験が行なわれた。しかし、このCDB若山研メンバーの実験ノートによれば、実験の結果TCR遺伝子の再構成は確認されなかった。



TCRをめぐる議論で大事なことは、実験は若山研究室スタッフたちも結果におおいに関わり合っていたとの事実です。
実験は何度もやられており、それも実験者の手が変わっていることを、桂報告書は示しており、ここが大事であるということです。
他の実験でも、小保方氏以外の研究者たちによるいろいろな分担状態はあるのでしょうが、明らかになっていません。

各種のSTAP細胞実験には、不可思議な事実がいろいろあるため、ESねつ造説をとる学者たちは、すべて、小保方責任にしたいのですが、桂報告書は、疑惑点をすべてを小保方氏に押し付けていないのです。

桂報告書の、「意図的な隠蔽ではなく、研究不正とは認められない。」の記載が大事なんです。

桂報告書の大事な読解ポイントは、桂報告書に何度も出現する「研究不正とは認められない。」なる語なのです。
ここをしっかり科学的に読みこなすことが大事です。


桂報告書には、何度も、”小保方氏の責任は問えない”という文言が出てきます。
STAP擁護の当ブログは、桂報告書のここに注目しています。

なぜ、この部分が大事であるかというと、STAP細胞研究とは、小保方氏個人の実験ではないということです。
確かに、酸浴実験、テラトーマ作製は、小保方氏が主体にやった実験でしょうが、小保方氏は、自らが作成したSTAP細胞を、他の実験者に渡しています。

さらに、小保方氏が行った実験の材料となる諸々の資料は、他の人からもわたされているのです。
図表として完成し、採用となった図表について、最初に用意される材料から最後の作製図に至るまで、小保方氏が一人で担当したとは限りません。

たとえば、TCR実験の結果一覧表では、レベルの位置が一か所ずれてしまえば、捏造データが疑われることになります。
捏造ではなく、ミスなる結果で疑惑が疑われることになるのですが、ミスであれば、そのミスをしたのが誰なのか?は、桂報告書には書かれていません。
 
共同実験というのは、それぞれがどこまでを行ったものであるかの検証をしないといけませんが、桂報告書には書かれていません。

たとえば、以下の記載も、小保方氏がライブラリ調製をしたとありますが、幹細胞を独自で作ったわけでもない小保方氏ですから、小保方氏がライブラリ調製をする前の時点でも、サンプルの取り間違えが起き得ます。
どこかの時点で、彼女に幹細胞を渡した人がいるのです。しかし、それについては書いてありません。


以下の桂報告書17頁の記載(青字)は、「GRAS に持ち込まれた段階で混入していたと考える」と書かれていますが、もっとその前で、誰かが混入した?あるいは細胞を間違えたか?も考慮する必要がありますが、桂報告書にはその視点が書かれていません。

RNA-seq はライブラリ調製の前までを小保方氏が行った上で GRAS がシークエンスしており、GRAS 内に残されていたオリジナルデータの確認により、シークエンス後に計算機上で混ぜられたものではないことが確認されているため、GRAS に持ち込まれた段階で混入していたと考えるのが妥当である。


ESねつ造説を裁定できない理由は、桂報告書に書かれています。
以下に記載にあります。


再掲します。
〇15頁 不正と断定するに足りる証拠はないと考えられる。
〇16頁 意図的な捏造であったとまでは認定できないと思われる。
    意図的な捏造との確証を持つには至らなかった。よって、捏造に当たる研究不正とは認められない。
〇22頁 悪意であったと認定することはできず、調査により得られた証拠に基づき認定する限り、研究不正とは認められない。
    調査により得られた証拠に基づき認定する限り、研究不正とは認められない。
〇23頁 小保方氏からオリジナルデータが提出されなかったため、不一致の認定を行うことはできず、研究不正とは認められない。
    小保方氏にオリジナルデータの提出を求めたが、提出されなかった。
    小保方氏からオリジナルデータが提出されなかったため、不適切な操作が行われたかどうかの確認はできず、研究不正とは認められない。
    パソコンに入っていると思われるオリジナルデータの提出を小保方氏に求めたが、提出されなかった。
    オリジナルデータの確認がとれないため、調査により得られた証拠に基づき認定する限り、研究不正とは認められない
〇24頁 このように問題を多数含む FACS データについて、共同研究者から問題点を指摘されたことはないと小保方氏は説明した。使用された装置に残っていたデータを再解析したが、論文の図に合致すると思われるものを特定することはできなかった。
    よって、調査により得られた証拠に基づき認定する限り、研究不正とは認められない。
〇25頁 しかしながら、前述のとおり、調査により得られたすべての証拠を総合しても ES 細胞混入の行為者が特定できず、研究不正とは認められない。
〇26頁 しかし、調査により得られた証拠に基づき認定する限り、研究不正とは認められない。
〇28頁 意図的な隠蔽ではなく、研究不正とは認められない。
〇29頁 調査により得られた証拠に基づき認定する限り、研究不正とは認められない。
    しかし、調査により得られた証拠に基づき判断する限り、研究不正とは認められない。


以下も書いておきます。

新潮社「新潮 45」July 2014 p28〜p33
「STAP 論文問題私はこう考える」  静岡県公立大学法人理事長  京都大学大学院医学研究科客員教授
本庶 佑

下線は、学とみ子が追加しました。

質問1
STAP 細胞とはそもそも何でしょうか。またどうしてこれだけ話題になるのでしょ
うか。
答え1
イモリは片腕を切っても再生できますが、ヒトではこんなことは起こりません。イモリの細胞のように再生能がある細胞が作れないかというのは再生学の夢です。STAP 細胞とは、普通のマウス細胞に刺激を加えて作られた再生能のある細胞です。
その刺激とは弱酸にさらすことや細い管を通して圧力をかけるなどの単純なことです。山中教授が確立した iPS 細胞を作るには 4 個の遺伝子を外から導入して発現させる必要がありますが、それに比べて、はるかに手軽に分化細胞から再生能を持つ細胞ができるということから、再生医療が早く可能になるのではないかとして注目を浴びました。
STAP 細胞の定義は「刺激により普通の細胞が変換して生じた万能性細胞」ですから、体の中に極めて少数存在することが知られている万能性を持った細胞(幹細胞)が刺激処理で「選択的に増えた」のではないということが新発見かどうかのポイントです。

質問2
簡単な刺激で STAP 細胞を作ることができたというネイチャーに発表された論文を読んでその科学的根拠に納得しましたか。
答え2
論文に記されたことが全て事実として読み、STAP 細胞が「選択」ではな くて「変換」で生じたということが科学的に証明されているかに注目しました。
STAP(未分化)細胞に分化細胞に存在する特別な目印がそのまま見つかれば「変換」を証明することができます。通常細胞が分化状態を変えるときには、性質が変わりますから、その過程でも変化しない目印は非常に限られています。著者たちはT 細胞(免疫細胞)では細胞ごとに T 細胞受容体遺伝子の異なる組換えが起こることを利用し、この遺伝子組換えが STAP 細胞にそのまま保持されるかどうかを見る実験を行いました。この目印が STAP 細胞に残っていることを示せば、STAP 細胞が分化細胞由来であることが証明されます。更に、その STAP 細胞の万能性の最も確実な証拠は、STAP 細胞とそれから生まれたネズミの体の細胞が同じパターンの組換え遺伝子を持つという証明です。
ところが、この論文の中のデータでは、刺激で生じた STAP 細胞を含む細胞集団の中に T 細胞受容体遺伝子が組換えを起こした(つまり 分化した)T 細胞が混在していることしか示されていません。STAP 細胞から再分化させた奇形腫やネズミの細胞中の T 細胞受容体遺伝子の解析データが示されておりません。不思議なことに方法を記載した部分にはこの実験を行ったと書いてありますがそのデータがありません。このような不完全なデータと論理構成の不備は論文を読めば、すぐに判断できます。簡単に言いますと、私は物理的刺激や酸にさらすことによって分化した細胞が STAP 細胞に変換し、それからネズミが生じたという
科学的根拠がこの論文中には提示されていないと考えました。

質問3
STAP 細胞論文にデータの切り貼りがみつかり捏造疑惑が浮上しました。この事実から論文が捏造されたということになるのでしょうか。
答え3
そう単純ではありませんが、まったく関係のないデータを別の論文から持ってくるとか、ネズミの組織の写真がまったく関係ない実験からコピーされたとすれば、データの捏造ですし、このデータが論文の論理の核心なら論文自体捏造です。当然、同一著者の他の論文への信頼も揺るぎます。一方、データの加工ということは多くの論文である意味で避けられないところがあります。例えば、顕微鏡下で見た写真の中で自分の考え方に合うと思われる一部分の場所を拡大したり、その部分を集めてくるという作業は意識的・無意識的に係わらず多くの研究者たちが行うことだと思います。通常はそれが意図的な変更でないことを別の方法で検証したデータをつけます。読む方としては当然そういうことも計算に入れて論文を読む必要があります。

質問4
捏造疑惑が報じられた後、理研に調査委員会が設置されましたが、比較的短期間で画像の捏造を中心にして小保方氏が捏造したと結論を出しました。これについてはどう考えますか。
答え4
論文が捏造かどうかの本質は画像処理の問題だけではありません。論文の科学的根拠がどうであり、そこに対してどのような意図が働いたかどうかです。客観的データを積み上げて論文全体の評価を行い、著者全員の貢献の内容に応じて責任を明確
にさせる必要があります。

質問5
結論として今回ネイチャーに発表された STAP 論文は捏造と考えますか。
答え5
この論文において、最も重要な点は STAP 細胞の定義に係わるところだと考えます。即ち、T 細胞受容体遺伝子の再構成のパターンが STAP 細胞の中にきちんと見つけられ、この目印が再び分化して生じた様々な組織の中にも同一の遺伝子再構成が見
つけられるかどうかという点です。ですから、著者らは記者会見で遺伝子の再構成があったと主張しました。
実は、大変驚いたことに再現性に疑問が浮上した後に(3 月 5 日)小保方、笹井、丹羽によるプロトコール即ち STAP 細胞を作成するための詳細な実験手技を書いたものが、ネイチャー・プロトコール・エクスチェンジというネット誌に発表されました。これには、STAP 細胞として最終的に取れた細胞には T 細胞受容体の再構成が見られなかったと明確に書いてあります。もしこの情報を論文の発表(1月30日)の段階で知っていたとすると、ネイチャー論文の書き方は極めて意図的に読者を誤解させる書き方です。この論文の論理構成は該博な知識を駆使して STAP 細胞が分化した細胞から変換によって生じ「すでにあった幹細胞の選択ではない」ということを強く主張しております。しかし、その根本のデータが全く逆であるとプロトコールでは述べており、捏造の疑いが高いと思います。
捏造かどうかの検証として、最も急いでやらなければならないことは、やったと書いてありながらデータが示されていない STAP 細胞から生まれた動物の細胞中の T細胞受容体遺伝子の塩基配列の分析、またすでに存在している STAP 細胞の塩基配列を調べることです。これを公表すれば、STAP 細胞という万能細胞がリンパ球から変換したのかどうかに関しては明確な回答が得られます。その結果で意図的な捏造があったかどうか確証できます。

質問6
捏造があった場合には、著者の責任はどのように考えますか。
答え6
論文が発表された後、捏造を含む重大な誤りが見つかった場合には著者全員がその仕事の内容に応じて責任を負います。現時点では捏造であるということは誰も認めていません。これに関しては客観的な証拠で検証していく必要があります。筆頭著者だけが責任を負うというのは公正な判断ではありません。まず小保方はこれまであまり多くの論文発表をしていませんので、この論文の作成と実験、プロジェクトの企画にも係わっていた上司の責任は最も重いはずです。ネイチャー論文には誰が何をしたか明示されています。小保方と笹井は同じ役割です。つまり、論文を書き、実験を行い、プロジェクトを企画したと記されています。丹羽はプロジェクト企画を、若山は実験をしたと書いてあります。また、STAP 細胞作製法について 2013 年
10 月 31 日に国際特許が申請されております。その時点でこの特許の発明者として名前が挙がっている人は小保方のみならず、理研では若山、笹井、東京女子医大の大和、ハーバード大学のバカンティ兄弟、小島です。この方々はコンセプトや実験
に係わったということです。例えば犯罪において実行者と指令者がいた時、実行者のみが責任を負うということはあり得ないので、論文の論理構成を行い、これに基づいて論文を書いた主たる著者には重大な責任があります。

質問7
この論文を理研がプレスレリースしたときにどのように感じましたか。
答え7
論文の発表に際してプレスに中身を分かりやすく公表するということは大学でも広
報活動のひとつとして行われます。しかし今回のような大々的な舞台設定はひとつ
の科学的論文を公表するにしては異例のことに思えました。

質問8
そもそも科学的に論文の評価をするということは、どのように行われるのでしょう
か。
答え8
通常、科学的論文は世界中の研究者に見て評価してもらうために雑誌に投稿し出版します。雑誌には色々な種類がありますが、ネイチャーのような商業誌では、研究者が雑誌社の中におりませんので、出版に値するかどうかの評価を外部の研究者に
無料奉仕で委託しております。通常2〜3名に頼み、そのコメントは著者に匿名で伝えられます。一方で学会が主体となって出版している雑誌では雑誌の編集委員と外部の評価者との両方の意見によって論文を出版するかどうかが決められます。
STAP 細胞論文の評価をした人が誰かは知りませんが、極めて評価の基準が甘かったと言わざるを得ません。しかし論文は雑誌に公表されたら、高い評価が得られたということではありません。実際の評価は公表のあと、多くの研究者に読まれ、論
理と実験の検証、追試、あるいは他の事実との整合性など様々な観点で評価が決まります。
私の大雑把な感覚では論文が公表されて1年以内に再現性に問題があるとか、実験は正しいけれども、解釈が違うとか、実験そのものに誤りがあるとか言った理由で誰も読まなくなる論文が半分はあります。2 番目のカテゴリーとしては、数年ぐらいはいろいろ議論がされ、まともに話題になりますが、やがてこの論文が先と同様に様々な観点から問題があり、やはり消えていくものが 30%ぐらいはあるでしょう。論文が出版されてから 20 年以上も生き残る論文というのはいわゆる古典的な
論文として多くの人が事実と信じるようになる論文で、まず 20%以下だと考えております。中には最初誰も注目しなかったのに5~10年と次第に評価が上がる論文もあります。
重要なことは雑誌に公表された論文をそのまま信じてはいけないと言うことです。私は大学院の指導教官であった西塚泰美先生(元神戸大学長)から「すべての論文は嘘だと思って読みなさい」と教えられました。まず、疑ってかかることが科学の出発点です。教科書を書きかえなければ科学の進歩はありません。しばしば秀才が陥る罠ですが論文に書いてあることがすべて正しいと思い一生懸命知識の吸収に励むあまり、真の科学的批判精神を失うという若者が少なくありません。

質問9
今回の STAP 論文不正疑惑に対する理研の対応についてどのように考えますか。
答え9
今回、多くの研究者は理研の対応は大学の対応と非常に違うという感覚を持ちました。基本的に論文発表の活動は研究者それぞれの活動ですから、研究者が責任を負うものです。まず、理研 CDB が事実を解明し公表することです。
全体的な印象ですが、理研は科学者より官僚主導の組織として動いているような気がいたします。例えば、CDB に対する 2012 年 5 月の国際外部評価委員会の勧告書(英文)がホームページに掲載されていますが、その日本語版では英文勧告6項目
中の以下の3項目が入っていません。
(1)山中研と iPS 研究について協調的関係を構築すること
(2)次期センター長の決定まで新たな独立研究者を採用しない
(3)2名の副センター長体制を維持すること。CDB がこの三項目を守っていれば、小保方氏のユニットリーダー採用もなかったはずですが、恐らく日本語しか見ない人が統括しているのでしょう。大学ではまず日本語版を作らないでしょう。理研はほぼ一つの旧帝大クラスの予算と人員を持っております。理事長がすべての組織の中身まで掌握できるとは到底考えられません。責任所在の体制をはっきりさせることが必要です。理研の体制的問題点については日経電子版(2014年5月 12‐15 日)
に問題分析の詳細解説があります。
一方、大学の対応がすべて良いわけではありません。すでによく知られているように東京大学においては2年前にもっと大規模な類似の問題が発覚しましたが、教授は辞職したものの未だ最終報告もされていません。







plusさんは、どうしても自分が正しいと見せかけたい人なんですよね。
この議論をきちんとフォローできる人は、ため息ブログにはいませんから、plusさんは、つっぱっていけばいいだけの話です。
8細胞期にオスメス混ぜるという人工的な手技によって1個の個体ができるというのは事実なんですからね。
そこから、いろいろな発想を働かせて、各臓器の状況の理屈をさぐる独学はplusさんはまだ、十分でないです。


この雌雄をまぜる話については、ESのオスが多い問題とは関係がないことに気付いて欲しかっただけです。思いつきや思い込みを不用意に書いてしまうplusさんへの忠告です。
もちろん、受けいれるかどうかは、plusさんの判断ですよ。
いつものように、学とみ子ばかばかで蹴散らすのも、ご自由です。
plusさんは、匿名ですし、だれも、plusさんを責めませんから。

plusさんは、自分で話を作ってしまっても、それで何か困ることはありません。
plusさんは、相手を威嚇、侮辱して忘れてしまえる性格のようです。

「実装する」なんてのplusさんの見当外れな言葉使いは、それっぽく見せようとしたかったのかもしれませんね。
ネット解説によると、

>新しい機能なりなんなりを、作ったり、追加したり、組み込んだり、くっつけたりするのをカッコ良く言ったのが「実装」です。

だそうです。

plusさんが、ここをもっと、正しく論じたいなら、XX,XYの核型は分化においてどのような影響を持つのか?SRY遺伝子がなくてもオスが発生する理由とは?、性器をつくる遺伝子はどうなっているのかなどについて、plusさんはいろいろ勉強するチャンスです。
以下のplus文章を読むと、まだ、力んでいるだけで、実質的な知識が身についていないようです。
も少し、腰をすえて学んでいったら良いでしょう。

>しかし、生殖器というのはそういうのとは違うんですなあ。オスとメスでは形状も機能もまったく違うものになる。
違う形状を持ち違う機能を「実装する」ようになるには、成体になる前のある時点で「選択がなされなければならない」んですよ。わかりますかぁ?その話をしているんですよ。その話を。

>哺乳類などの高等生物の体は、ただひとつの細胞から始まって分裂のたびに選択がなされて分化が起こり、それによって器官が形作られていく。生き物の基本の基本ですなあ。


「オスとメスでは形状も機能もまったく違うものになる。」なんていう当たり前な上記文章記述は意味ないよね。





plusさん

自分のお話は客観的にどうなのか。他人から突っ込まれたら反論できるのか?自分で検証して、仮説を叩いて補強になることを調べてシェイプしておくという訓練がまるでできていませんなあ。

まず、自分自身がわかっている人ではないということは、その人自身がわかっているはずですよね。
plusさんは、ここが大丈夫なのかな?

というのも、plusさんの上記のような強がりを見ると、plusさんは、一言居士さん並みには理屈を理解していないという自身の状態を、plusさん自身でしっかり自覚できていないのではないか?と、学とみ子は懸念してしまいます。
ため息さんは用心して、一言居士さんの科学的説明には立ち入らないようにしているよね。
plusさんは、そこを考えてみたら?

一言居士さんの文章は、スピンさせていない文章と、思い切りスピンさせている文章がランダムに混じるから、plusさんもしっかりフォローしないといけないですよ。
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コメント

一言居士
まず重要なのはLetter Extended Data Fig.1aが2011/11/28撮影の4Nキメラ胚でそのマウス背景は129/Sv×B6GFPであると言っていることです。

2011年に胎盤は光ってませんね。そんな話は自己点検委員会報告にもないし、小保方さんの『あの日』には2012年3月頃の記載になっている。そして逆に桃子本には「時期は不明だが」とされていて時期を明確には説明してないんですね。これは桂報告書の説明に合わせるためです。まだ報告書は出ていませんが、内部に呼応者があって理研の内部情報が若山さんに渡され、桃子へのリーク説明となっているわけです。松崎、大日向、奥さんですね。或いは林も関与しているかもしれない。報告書の裏説明になっているわけです。
報告書は第三者的に臭わせているだけなので、それを桃子や古田を利用してマスコミに流布させて強調しようとしている陳腐な官僚手法ですね。
これって正式には違法ですからね。政治ではよく怪文書と呼ばれる情報が飛び交って世論誘導が行われますが、本当は違法で、警察が流出者を検挙して告訴しなければなりませんが、このあたりは昔ながらのナアナアなんですね。明治以来の前近代性の残滓ですね。政治的に必要と思われていて、この手法を使わないで世論誘導を行うのが難しいと思われているんですね。
米国の場合は摘発されますが、もっと大きな背後勢力である国際財閥の力は超法規的な圧力になってトランプを落とすために不正選挙手段まで使われたように見えましたが、日本の場合はそこまではなくて、お上のすることとして容認されているという感じでしょうかね。魑魅魍魎達を旨くさばいていく手段としてこれを奪われると不便というような程度ですね。なんでも反対することによってお金をもらうという魑魅魍魎はいますよね。ははは。
無論、これはこの事件を鎮静化させるために行っているのです。裏に文科驢馬省の違法天下りなんかがあって尻に火が付いたということはあるのですが、事件自体はショーモナイ話です。でも大騒ぎになりましたし、笹井さんのあの行動もあって、もはや、どうでもいいから早く忘れてくれと言う感じですね。そういうのは当然ですが最初から国民皆が分かってるんですね。

でもいつまでも「小保方さんがポトリ」と言いつのっているあちらさんに大概にせえやと目には目を実行しているわけですから、事細かに今検証しているわけです。

桂報告書の「2N キメラか 4N キメラかは、論文の重要な論点とは考えられず」というのはリトラクション理由書が間違っていることに気づいているわけです。どのレジェンドにも2Nだなんてことは書かれていない。そして Extended Data Fig. 1a in the Letterと同じだと言っているExtended Data Fig. 7d in the Articleの写真のキャプションを見れば全くのトンチンカン説明になっていることに気づける。
レターの写真に似ている方の写真はB6GFP x DBA/2ですよ。似てない方が、129/Sv x B6GFPです。これは最初のネイチャー投稿時に作られた2012年2月に作られた2Nキメラと同時期の4Nキメラの写真で、ブライトフィールドにある胎児胎盤の内、胎児だけしか光ってないのが拡大するとよく確認できます。



一言居士
まずaの写真のマウスは Chimaeric mouse with STAP cells derived from CD45+ cells of B6GFP × 129/Sv mice (B6GFP, C57BL/6 line with cag-gfp transgene).と書かれていて、この幹細胞化実験時期に使われていたFIがFLSやコントロールESのように129/B6ではなく、雌雄を逆にしたB6/129であった可能性を示唆していて、これがNCBIに登録されたF1のマウス背景として記載されているB6/129と関係している可能性がある。

また、これは後に桂報告書に以下の様に説明されている。
>>
4)Letter Extended Data Fig.1a について
・2N キメラの写真ではなく、Article Extended Data Fig.7d と同じ 4N キメラ胎児胚
の写真の疑いがある点(論文撤回理由 2)(これについては、2014 年 5 月 10 日に著者か
ら報告、5 月 21 日に報道されている)
・この写真で胚の一部を胎盤と誤同定している可能性がある点
(調査結果)
4N キメラ胚であることは、マウス胚撮影に用いた PC に残存する写真(2011 年 11 月 28
日撮影)と若山氏の実験ノートから確認
できた。論文の図の説明には 2 つの矢印があっ
て、胎盤と卵黄嚢とされているが、専門家の意見によれば 2 つとも卵黄嚢である可能性
が高い。
(評価)
2N キメラか 4N キメラかは、論文の重要な論点とは考えられず、過失による可能性が高いと判断した。STAP 細胞の胎盤への寄与は、Letter の論点として重要であり、研究の価値を高めるために強引に胎盤と断定した可能性があるが、調査により得られた証拠に基づき認定する限り、研究不正とは認められない。なお、図の説明にある「B6GFP×129/Sv」は、最初にメス、その後でオスの遺伝的背景を書く通常の表記法では「129/Sv×B6GFP」が正しいが、不注意による間違いと思われる。

引用されているリトラクション理由書は以下ですね。
>>
(2) Extended Data Fig. 7d in the Article and Extended Data Fig. 1a in the Letter are different images of the same embryo and not, as indicated in the legends, a diploid chimaera embryo and tetraploid chimaera embryo.

(2) アーティクル拡張データ図7dとレターの拡張データ図1aは、同じ胚の異なる画像であり、注に示されているように、二倍体キメラ胚と四倍体キメラ胚ではない。


レターの注にそんなことは書かれていないし、Extended Data Fig. 7d in the Articleは以下です。

https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/8/7/87c2440f.png

そのレジェンドは以下です。

d, 4N embryos at E9.5 generated with STAP cells derived from F1 GFP mice (B6GFP and DBA/2 or 129/Sv). B6GFP, C57BL/6 mouse carrying cag-gfp.

d,F1 GFPマウス(B6GFPとDBA/2または129/Sv)に由来するSTAP細胞で生成されたE9.5の4N胚。 B6GFP、cag-gfpを搭載したC57BL/6マウス。








一言居士
小保方さんは<スフェアからのキメラマウスの胎盤だというものをいくつか渡され、「(スフェア由来の細胞が胎盤に存在しているかを証明するために)組織学的に解析してほしい」と指示を受けた>のでその検査をしたわけです。
桃子が<「小保方さんが持ってきた試料を見ると、確かに胎盤が光っているので皆『おおっ』と驚きました。でも、胎児の血液が流れ込んで光っている可能性もあるので、ちゃんと胎盤の切片を作って分析すべきだ、と数人が指摘しました。そうしたら彼女が後から『GFPがポジティブ(陽性)でした』と報告してきたんです」>と書いている検査結果もそれですね。
何時、誰が、最初に胎盤が光っていると言い出し、誰が解析を頼んだのかの記述の仕方は矛盾しているところもありますが、検査はして、光っていると報告したのは事実ですね。
その胎盤が光ったというデータであるLetter Extended Data Figure 1は以下です。

https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/7/c/7c4d6002.png


このレジェンドは以下です。
>>
a, Chimaeric mouse with STAP cells derived from CD45+ cells of B6GFP × 129/Sv mice (B6GFP, C57BL/6 line with cag-gfp transgene). Arrows indicate a placenta and a yolk sac. b, Cross-sections of yolk sac (top) and placenta (bottom). GFP-positive cells (arrows) were seen only in yolk sac and placenta of the STAP cell chimaera. Scale bars, 50 μm. c, Co-immunostaining showed that these GFP-positive cells (right) were found in the extra-embryonic endoderm-derived epithelial cells (pan-cytokeratin+ and overlying laminin+ basement membrane; left) of the yolk sac. Scale bar, 10 μm.

a、B6GFP×129 / Svマウス(B6GFP、cag-gfp導入遺伝子を有するC57BL / 6系統)のCD45 陽性細胞に由来するSTAP細胞のキメラマウス。 矢印は、胎盤および卵黄嚢を示す。   b、卵黄嚢(上)および胎盤(下)の断面。 GFP陽性細胞(矢印)は、STAP細胞キメラの卵黄嚢および胎盤においてのみ見られた。 スケールバー、50μm。   c、共染色結果は、これらのGFP陽性細胞(右)が卵黄嚢の胚外内胚葉由来上皮細胞(汎サイトケラチン陽性かつ重層ラミニン陽性の基底膜;左側)に見出されたことを示した。 スケールバー、10μm。




一言居士
桃子本は2014年12月30日に発行されました。桂報告書は2014年12月25日づけで公表されている。
若山さんと奥さんの証言は要するに小保方さんに、ES細胞をポトリされて、胎盤まで光ると言われたが本当かどうかも分かりゃしないと主張しているわけです。桂報告書も小保方さんがとはいってないが、コンタミだといい、従って胎盤が光る筈はないので、シャバダバ桂は記者会見であれは胎盤かどうか疑わしいとかムニャムニャ言っていますよね。結局胎盤が光ったことを隠すのに必死なんですね。胎盤が光っていたら小保方さんがポトリが成立しなくなってしまうからです。



一言居士
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若山先生が、スフェア細胞からのキメラは胎児だけではなく胎盤も形成しているようだと報告された。ES細胞はキメラマウスを作製しても胎児の組織を形成することはできるが、胎盤の組織は形成することができないため、若山先生の発見はスフェア細胞がES細胞の多能性を越える分化能を有していることを示唆していた。スフェアからのキメラマウスの胎盤だというものをいくつか渡され、「(スフェア由来の細胞が胎盤に存在しているかを証明するために)組織学的に解析してほしい」と指示を受けた。後日、解析した胎盤内にはGFP陽性細胞が存在していたが、若山先生は私に依頼した解析結果を待つことなく、ご自身の発見から着想を得たようで、2012年4月頃には、TS細胞(trophoblast Stem Cells : 栄養膜幹細胞)と呼ばれる、胎盤を形成する能力のある幹細胞株を樹立する培地でスフェア細胞を培養すれば、TS細胞様の幹細胞株も樹立できるのではないかと、すでに実験を開始されていたようだった。


既に桃子の下りを紹介してますよね。全く対立している主張です。再掲しましょう。
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キメラマウスの作成後、若山氏は、STAP細胞の「幹細胞化」にも取り組んだ。STAP細胞には万能性はあるが、ES細胞やiPS細胞のようにほぼ無限に増える自己増殖能がない。若山氏によれば、万能性と増殖能を併せ持つ幹細胞は、小保方氏が若山研に来た当初から作りたいといっていたものだったという。
「小保方さんが作っていて、いつまでもできなくて苦しんでいたので、僕がキメラ実験をやるときに残った細胞で作ったら簡単にできた。初めてキメラが生まれたときの細胞でできたんです」と若山氏は語る。使ったのは、ES細胞に適した培地で、これにSTAP細胞を移して培養すると、ES細胞によく似た万能細胞(STAP幹細胞)に変化したのだった。この細胞を使ったキメラマウスも生まれ、ES細胞と同等の万能性を持つことが確かめられた。
時期は不明だが、STAP細胞が胎児だけでなく、胎盤にも分化する、という「発見」もあった。ある関係者は、そのときのことを次のように記憶している。
「小保方さんが持ってきた試料を見ると、確かに胎盤が光っているので皆『おおっ』と驚きました。でも、胎児の血液が流れ込んで光っている可能性もあるので、ちゃんと胎盤の切片を作って分析すべきだ、と数人が指摘しました。そうしたら彼女が後から『GFPがポジティブ(陽性)でした』と報告してきたんです」
小保方氏の報告によれば、胎盤の組織にもSTAP細胞由来の細胞が存在し、緑の蛍光を発していたということになる。若山氏は、比較用に、ES細胞から作ったキメラマウスの胎盤も作り、小保方氏に渡した。だが、その切片の分析結果の報告は受けないまま、山梨大学に移ったという。



一言居士
お早うございます。

第5章は95Pから始まって、110Pに終わります。95Pの書き出しは<2012年3月になると私には、若山先生から若山研のメンバーをフルに使って急いで幹細胞株化の論文を仕上げるように指示が出された。>です。110Pの終わりは<「はじめまして、笹井です。あなたの希望の研究をするために、とにかく今の論文を終わらせましょう」と言われた。「はい、よろしくお願いたします」と反射的に答えた。これが笹井芳樹先生との最初の会話だった。>です。2012/12/21の事です。つまり、この10か月間に若山研の中で行われてたことを小保方さんが経験した中の一部を3年後に思い出しながら3年後の小保方さんの視点で書いているものです。昨日の夕飯のおかずが何であったかも思い出せない花咲か爺さんにはできない芸当です。ひひひ。
まあ、冗談はさておき、一般にまだ若いうちはエピソード記憶は強いですね。段々歳をとってくると毎日の繰り返しに飽きてきて覚えようとしなくなりますね。

今、99Pの途中にいます。
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ある先輩は若山先生から頼まれ、ある遺伝子の有無を調べる実験をしていたが、2種類の調べ方で結果が異なってしまったという。「気まずいなぁ」と私に漏らしながら若山先生に報告に行き、帰ってくると「ストーリーに合うほうのデータだけを採用することになった」と言っていた。当時の私は再現性のあるデータをわかりやすく提示することが論文の図表の役割であると理解していたので、若山先生の了承が出るまで実験を続け、図表を作製していた。


ある先輩は野老博士ですね。この第五章は書き出しにもあるように「幹細胞株化の論文」に関する実験の事を書いています。全体的に「幹細胞株化の論文」に関する実験の事だと思われるが、自分の論文のこともその間に挟まれれているので、曖昧ですし、何よりもキメラのTCR再構成実験に触れてませんでしたね。これはヴァカンティ氏の特許申請書にSACs時代の図がありますから、小保方さん経由でヴァカンティ研に送られて、ハーヴァード大の知財によって申請書類に書き込まれているのです。つまり小保方さんは少なくともこれを知っている。ヴァカンティ氏は責任著者ですね。以下でしたね。

https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/f/7/f7a10ae7.png

これはコピーを重ねていますからゲルの詳細なバンドに関する判断はできません。キャプションによってサイエンスに掲載された図だということが分かるという程度です。
小保方さんはCD45+細胞とその酸浴細胞と幹細胞のTCR再構成の件に関しては書いていますが、このキメラのTCR再構成の件を『あの日』に書いていません。

以前、2014/4/16の笹井さんの記者会見で古田が要望したからGel1,Gel2が出されたかのように書いてしまいましたが、それは私のあのときの勘違いで、これはそもそもは2014/3/13に石井中間報告書が出た時にスライド版についていたもので、2014/3/31に石井最終報告が出た四日後の2014/4/4づけで2014/3/13に中間報告書に添付されていたものが消されたのです。その魚拓があったわけです。

丹羽さんの記者会見は2014/4/8です。
小保方さんの記者会見は2014/4/9です。
笹井さんの記者会見は2014/4/16です。

いずれもGel1とGel2が消された後に行われている。これは2NキメラのTCR再構成実験が行われているという事実を隠したものです。石井報告は2014/3/31に出ていてまだGel1,Gel2は消されていません。笹井さんは記者会見でこの2NキメラのTCR再構成確認実験があることを知った上で記者たちに説明していて、記者たちも中間報告に添付されているのを見ている前提で聞いていますが、この時既に消されていたのです。誰が何のために2013/4/4の時点で消したのか。
以下がその説明です。
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※1:3月14日付けで調査委員会から研究所に報告のあった説明用のスライド資料については、一部に未発表データが含まれるため、該当する一部の画像について公表を控えるべきとの判断から、修正しました。
修正版公表時の説明不足により調査委員会の信頼性を損ねかねない誤解を招いたことをお詫びします。

※2:3月31日付けで調査委員会から研究所に報告のあった説明用のスライド資料については、一部に未発表データが含まれるため、該当する一部の画像について公表を控えるべきとの判断から、修正しました。
修正版公表時の説明不足により調査委員会の信頼性を損ねかねない誤解を招いたことをお詫びします。


ということです。キメラデータはこの時点で論文からは外したが特許にも添付されているから、成立するまでは触れないということです。小保方さんはこの時の事情を知っているので2016年1月発行の『あの日』に触れなかったのでしょうね。ハーヴァード側も徐々にクレームをアメンドしていますから、私の持っている時点では既にGIG.20は削除されています。


「気まずいなぁ」の実験は幹細胞化実験の方だろうと思いますが、「ストーリーに合うほうのデータだけを採用することになった」ということは野老さんも若山さんからストーリーを聞いていたということになる。当然小保方さんもそのストーリー概略を聞かされていた上での笹井さんとのレター論文作成になったわけです。

「若山先生の了承が出るまで実験を続け、図表を作製していた」のですから捏造教唆という話になるわけですが、この時点ではまだ実験確認中ですから、論文も書かれていないのにそもそも捏造にはなってない。仮の結論ですね。私の説は小保方酸浴細胞核使用ntESの胎盤蛍光は本物だという説です。本物を捏造する必要はありません。
問題は作られたntESの胎盤が全て蛍光するとは限らない可能性があるということです。



一言居士
あ、時間だ。ウクライナ独立戦争ニューズチェックの時間です。

んじゃ。

一言居士
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若山先生自身が行った実験であっても、正常に生まれてくることが望まれていた胚操作によって生まれてきたマウスの赤ちゃんにヘルニアなどの異常が見られた場合には、「お母さんマウスに食べられちゃったことにしよう」と若山先生がおっしゃり、データには用いられなかった。


私のntES仮説では通らないと確信して作っている論文ですから、これって軽口の類でしょうが、『あの日』を執筆してきた2016年1月時点の小保方さんは、まだこの事件がなぜ起きたかに関しては分かっていないんですね。何か若山さんが私に悪いことをさせていたのだと実際疑っているわけです。
助手で誘われているのに論文がまだできてませんからと自分の意志はどちらなのかの返事をしてないですよね。
若山さんもここで、では、お別れだというべきでしたよね。何時までお人好しにヴァカンティ氏のポスドクを預かっているのだ。契約もしていないのだからハーヴァードからお金もいただけず、僅かとは言え金もかかって迷惑なだけでしょうに。
でも、自分の行っていた小保方酸浴細胞核使用ntES実験の結果が出るまではと思っている瞬く間に胎盤が光り、ヴァカンティ氏が特許仮申請し、倫理委員会で松崎と竹市室長の知るところとなり、加えてセルだと言い出した。しかも胎盤が光ったことから更にTS様に誘導できるのではないかとまた興味も増加してきたということです。
困ったぞ、困ったぞ、状態です。でも私のこのストーリーでも、この時点で若山さんは悪いことはしていませんよね。ただあちこちに嘘をついている状態ではありますが、サンタさんが贈り物をくれたと思い込んでいる子供に嘘をついて喜ばせている状態です。その内気づくでしょう。ヴァカンティ氏も騙したことになったが、これは小保方さんを誘うための一時的な嘘で、助手で誘うと悪い話ではないから喜んで来てくると思ってますからね。その時にどちらにも事実を告げて、山梨大との共同研究にしようと持ち掛ければいいわけです。4月からは若山さんは山梨大学の教授に正式に就任しています。理研での立場は客員TLです。研究所建物の入札は5月頃でしたかね。既に所長兼務も決まっていたが流石にこれはまだ人事秘です。

この追加人事が決まったのがやはり12月頃ではなかったのか。ラボのメンバーには2011年の初頭には2012年の3月に山梨大に行くということを知らせているでしょうね。特に李には言っている。そして正月を挟んだ前後位に1年延長を告げているでしょうね。最初からこの追加人事があったのだとしたら建物は2012年3月までには建設されている。2013年5月頃に入札ということは最初からの人事ではないということです。そしてメンバーの次の進路を斡旋してやるためにも早めに伝えている。尤も李だけで他は簡単ですね。もう名古屋の不妊治療病院から派遣されている研修医と学生たちと小保方さんとテクニカルスタッフと事務員さんだけしか残していない。どうにでも先を紹介してあげられますね。一番心配してやるのが学生で、何とか博士号を取らしてあげたいということですよね。そういう事情が沢山重なっていたわけです。


一言居士
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若山研では、胚操作によって作製されたマウスを使った重要なデータを補佐するためのデータは「飾りのデータ」と呼ばれ、まず結論へのストーリーに合う仮のデータを「仮置き」の形で図表として用いて論文執筆を行う方法がとられていた。今回の論文執筆の場合も、若山先生が作製したキメラマウスという重要なデータに対して、つじつまが合うように仮置きのデータが置かれ、ストーリーに合わせた補佐のデータを作っていく若山研での方法に従って行われていた。ストーリーに合わない、つじつまの合わない実験結果は、「このままでは使えないのでやり直すか、データとして使用しないように」と指導を受けた。


小保方さんが入って来て以降小保方さんの論文と幹細胞化論文以外には誰も論文は書いていないのではないかな。だから小保方さんは若山研での方法を一概に語ることはできません。小保方さんの知っている若山研での方法は、小保方さんの論文を作っている時の若山さんの手法指導のみだとしたら、それはヴァカンティ氏から小保方さんを譲ってもらうために書く論文だからであって、小保方さんはこの『あの日』を書く時にも当然まだ気づいていないんですね。だから、自分の脱メチル化実験でどうして捏造したのかということに関してここで若山さんの所為にするしかないのですが、この事件を離れて科学者の資質という点で小保方さんはここで失格していると私は思います。
それはおかしいのではないかと若山さんに問うても自分は客員ではないか。追い出されたらヴァカンティ研に帰れるではないか。だから、ポスドクだったからという言い訳はここでは通用しませんね。
嘘をつかれているわけで、実際小保方さんにとっては結果的にはかなり悪質な嘘になりますから、脱メチル化していなかったものを捏造した責任は騙した若山さんに被せても仕方ないとは思うが、科学者の資質が無いという判断はそれとは無関係に私にとっては動きませんね。

一言居士
なぜこうなったのかと考えるとこれは所謂理系の人々に管理者発想が弱いからです。研究者ですから事物事象に関心が強くて、人間の行為に関するチェックが甘くなるんですね。研究開発部門を持つ民間メーカーでは理系のエンジニア出身でも管理職に付ける時にちゃんと教育が徹底されますし、研究している時でもいずれ経験を積んでいくと管理職につかなければならなくなるのですからその自覚もある。
所謂文系というのは管理部門に居ますので、それが専門ですから人間管理に関する落ち度は少ない。営業部門でも相手は人間ですからね。言ってみれば人間のことばかりしか考えてない。しかし所謂理系の人たちは仕事の中心が物作りなのですから、意識の大半が事物に向ってるんですね。
無論人の能力には個人差があるので一概には言えません。当然能力の高い人はどちらもできるわけです。でも組織は全体で動いているのでメーカーなどではそういう配慮がちゃんと存在しているんですね。こうなりがちだという知識が長い社歴の中で蓄積されていて、社員の平均的能力に対しての教育配慮がなされている。文系の人間しか社長になれないメーカーだと技術者が入って来なくなりますから、大抵技術畑出身と管理畑出身が交互に社長になる。技術畑が社長になると技術者たちの職場環境は比較的自由になって伸び伸びと仕事ができやすくなりますが、管理の緩みから問題が出たりしますので管理畑の社長と交代して職場の空気を引き締めるとこまごまとうるさく指摘されるという具合ですね。こういうのは意図的に行われているわけです。

理研に入る人の知能レヴェルはとても高いですから、アッポもたくさんいて監視してないととんでもないことになるぞというような花咲爺さんの居た会社のような管理は必要ありません。利口で大人しい博士さんばかりで、比叡山の悪僧坊主みたいなインテリヤクザはいません。ですから民間の理系畑出身社長のように人は自由にさせていた方が自発的に行動するので新しい発見が出やすいのだという発想で経営している方が本来の目的に適合的な管理手法なんですね。竹市さんの管理手法がそうですね。
でも流石に、意識の高い、自己を自分で律することのできる人々の集団であっても、そもそも人間は生まれた時は赤ん坊で馬鹿ですから、成長し、勉強して行って立派になっていく。そして立派になったら大抵死ぬ。すると又馬鹿からやりなおさないといけない。社会組織というのは皆そうで"ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず"ということですよね。これは理研に入る人の知能レヴェルであっても同じですから、馬鹿から立派への道程の途中にある以上、立派になった自分から見たら若いころの自分は相対的により馬鹿に近いわけです。
西川さんは論文を読んでそこに書かれた事物の不思議に感動し、自分が副所長であるという管理責任を忘れ、共同研究協約書の締結が必要だということが念頭から消えました。こういうことは所謂文系の人には起きにくい現象なんですね。なぜなら論文を読んでもよく分からないからびっくりして舞い上がるなんてことが無いんです。
論文に小保方さんが書いている若山さんから聞いたプロトコル通りに小保方さんがSTAP幹細胞を作ってできなかったと話していて、でも若山さんを信じて論文は早く書き上げよう、などと言う話を三人が話し合っている現場に、たまたま掃除のおばさんが居合わせて、その話を聞きつけたら「家政婦は見た」ではないが、ええっ、出来てないのに論文出すの?と内心思うに違いありませんね。このおばさんは論文の中身は知りませんから、ただ出来ない細胞の論文を出そうとしているのだと理解するだけです。

本人ができないことの論文を出す?

笹井さんと丹羽さんがどうしてこんな簡単な"奇妙奇天烈さ"に気づかなかったのか。自分が書く論文で自分でやってできない報告をするかということです。そんなことは有るわけがない。それは西川さんが論文を見て驚愕のあまりに共同研究協約書の必要性に関する意識が飛んだのと同じ理由ですね。主張されている内容にまず驚愕しているということです。なまじ論文の主張が分かって驚愕するから、当たり前のことが意識から飛ぶのだ。

武田邦彦教授は若い頃に旭化成に入社し化学的手法によるウラン濃縮手法を開発しましたね。今では国際政治的な理由でその権利はフランスに売り渡されていますが、その後その会社の研究所の所長になったので管理職についていますから、大学教授に転出した後の今でも時々、理系は管理されてるんだよなと漏らすことがあって、無論管理されているのは理系社員だけでなく文系社員も同じで、経営はいつも組織を管理してますよね。でも、武田さんがことさらそう漏らすのは研究者時代は自分が放し飼いにされていたんだなと、所長になって研究者たちを管理する立場になってから、経営陣からこまごまと指示を受けてそれを実行する自分と過去の研究に没頭していた時代の自分とを見比べての述懐なんですね。そしてそれは事実で、とりわけ研究者たちの扱いにメーカー企業は苦慮し続けてきているのです。

対して、理研は研究者たちだけの世界で、その上は直接政府です。政府は企業と違ってつぶれません。親方日の丸です。メーカーの経営陣がこまごまと配慮して社員を管理しているのは、競争に敗れると倒産するからです。大企業でも同じで、大きいほど国際競争の場でライバルも相対的に大きいわけです。対して政府系企業は官僚が管理していて、税金で食ってる。だからこういうことになるんです。


笹井さんが将来CDBの所長になるということはES細胞の人工組織化というノーベル賞候補になっているような頭脳に掃除のおばちゃんの常識を常に意識させるということでしょうよ。結構大変な事業だということは理解できますよね。でもそれを組織的にシステマティックにやれている国家が強いんですね。米国はどうでしょうかね。誰が見ても日本が負けてますよね。死んで行った先祖たちに恥ずかしくないのかねえ。
政府も競争に負けると滅亡するぞという見本がプーチン政権でしょうかね。どうなることやら。


一言居士
第五章はセルにリジェクトされたところまででした。
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若山先生の行った幹細胞樹立実験の再現を取るため、私はスフェアから若山先生がES細胞様に増殖させることに成功した特殊な培養液を用いて培養を試みていたが、たしかに若干は増えてはくるものの、増えてきた細胞の形状も増殖能もES細胞とは程遠いものだった。


この記述はただ小保方さんがそう言っているだけの話ですから、この場所だけでは裏付けがありません。しかし、122Pに以下の記述があって、丹羽さんの話とリンクしていることから裏づけられる。
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笹井先生と丹羽先生のコンサルティングを受けながらリバイスと呼ばれる論文の加筆・修正作業は進んだ。要求されていたリバイス内容は若山先生が作製した幹細胞株に関するものが多く、若山先生が残していった凍結保存されていた細胞を培養し、リバイス実験を進めた。その合間にも、STAP細胞からのSTAP幹細胞樹立を試みたが、やはり再現することができなかった。そのことを若山先生に相談したが、若山先生からのお返事は、「生物学実験は場所が変わるとできなくなったりすることがあり、それが生物学実験の面白さである」ということだった。笹井先生にも丹羽先生にも相談したが、「若山さんが絶対的な自信を持っているのだから、信用すべきだし、STAP幹細胞樹立の効率化についてはまた別の論文としてまとめることを考えたらどうか」というご意見だった。


『あの日』出版時には笹井さんは居ないが丹羽さんがこの下りの証人になっているわけです。リーガルチェックも当然それを前提にしている。これが嘘話であったら丹羽さんが指摘するはずです。ですからこの話は本当なのだが、問題はやはりここで、どうして若山さんにやってもらうということにしなかったのかということで、ここで再現実験をしていたら、小保方さんがポトリであっても、若山さんがntES化したのであっても、この時点で判明していた筈です。一年後の再現実験は不要だったでしょう。前者であったら小保方さんは後にこの下りの主張はできなかったでしょうし、後者の場合は若山さんは多忙を理由にこのリヴァイズ時の再現確認実験に加わらないでしょう。

今となっては明確には分からないが、『あの日』の記載では依頼してないような書き方で、裏で笹井さんと丹羽さんが若山さんに連絡していたか否かまでは読みとれませんね。この書き方だと、多忙を慮ってこの依頼をしていないようにも読み取れるし、依頼したら多忙を理由に断られたから、小保方さんに「若山さんが絶対的な自信を持っているのだから、信用すべきだし、STAP幹細胞樹立の効率化についてはまた別の論文としてまとめることを考えたらどうか」とアドヴィズしたかのかも知れないのだが、その前に小保方さん自身が若山さんに直接相談して後の話ですから、どうも明確には分かりませんね。

ただ、少なくとも、笹井さんと丹羽さんが結果的にこんな簡単な再現実験の依頼をせずに、論文のリヴァイズ作業を続けたというのは大変な落ち度だと思いますね。特に笹井さんはこの時数人いたGDの一人でしたからね。
現実にここで論文に作製プロトコルがあって書かれている通りに小保方さんにやらせてできなかったという事実があるのです。当然こんな論文を提出してはいけませんよね。出来てないことが証明されている瞬間ではないか。

とんでもない話です。



一言居士
新しいスレッドを立てられたということは学さんも第5章の文献批判の続きは読みたいということのようですから、私の目的とは別にもう少し続けてみましょう。

前回の続きから、逆に考えると、1~8のナンバリングは成功した一つのntESの株分け分だと考えることもできるが、その時は、若山さんにリクルートのための時間稼ぎの嘘ではなく、ことさらにntESであることを小保方さんに隠そうという別の裏の意図があることになる。
2012年の1月23日に出社してからずっと、再度のキメラと幹細胞樹立のための酸浴細胞を作らせていることになるがキメラは樹立確率の問題があるので複数個作るが、幹細胞も数ライン作って樹立できたものをナンバリングしたという風に小保方さんに見せる必要があったと考えて見る。実際には一つのntESのサブラインであると見る。
この考えのおかしいのは、2、3月になったら助手の話をするのだから、小保方さんが了承してくれたら本当の事を言うつもりという私の想定予測にやや矛盾していることです。何かある筈ですね。


一言居士
ため息ブログのコメント欄が動いてないので、暫く様子を見ている。以下が最新のコメントですね。
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ため息
2023年6月3日 07:52
無駄口与太郎こと一言居士が6月3日早朝に曰く:「ということですのでちょっと深く考えるだけでこのTCR再構成の確認でES細胞のコンタミではないということを証明することは難しく」だそうですが、TCR再構成の有無はES細胞の混入の有無を調べるためではないのですから、このコメントの前に延々と書いてあるのは無駄口そのものです。



「TCR再構成の有無はES細胞の混入の有無を調べるためではない」という、このコメントは全く理解出来てないアッポのコメントですから博士である以上は馬鹿真似と考えますが、そうでなければ老人性の痴呆症です。しかし文章を見ると普通ですからやはり馬鹿真似ですね。アルツハイマーの数字君が居なくなったら閉鎖するつもりかな。閉鎖に向うなら学さんのブログに書き込む必要もない。続きは自分のブログでやればいいのですがね。


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