前記事で、桂報告書は、小保方氏の問題点を列記しながら、調査の限界も書いていると書きました。
桂報告書は、印象操作をするために、増殖曲線だの、培養など、誰でも理解できる話題を持ち出してきて、小保方氏の問題点を強調しているのです。
その目的は、小保方氏が不正、それもESねつ造をしたのだと印象操作をしたいからですね。
理研内のESねつ造を信じる学者層から情報を得たマスコミに配慮しているだけなのです。
桂報告書の真意は別にあります。
小保方氏によるESねつ造行為は無理だと、桂調査委員会は知っています。
ですから、桂報告書の見解は大事にすべきです。
そして、ESねつ造行為は無理との見解を深堀していく必要があります。
NGS解析をした細胞が本当に、実験につかわれたものなのか?保存されている細胞は正当なものであるかは、結局、後追い調査ではわかりません。
しかし、理研は内部情報を駆使して、正当と評価できる細胞を選んで解析したということでしょう。
だから、概ね、そこを信じて良いのではないでしょうか?
もともと、理研内には、小保方捏造とは無関係に、STAP実験におけるES混入を疑っている研究者たちがいるのです。
世界に目を広げれば、査読者にもいましたね。
研究者なら、まず、ES混入を懸念するということですから、STAP著者らも最初からリスクに気づいています。
酸浴が細胞を一気に改変させるのかとの疑問です。
やはり、酸浴刺激だけで、核遺伝子の脱メチル化が速やかに進行するとの機序は、現在までの科学知見に反するということなのではないでしょうか?
STAP実験の真っ最中に、STAP関連細胞は、理研内に持ちまわされているし、GRASにて遺伝子解析もされています。
どうやら、そのサンプルのネーミングがおかしいと思う研究者たちもいましたからね。
理研発の研究だから、ES混入を見逃してはいけないと、必死になった研究者が当然、出てきます。
この人たちは、元々、ESねつ造を考えていたわけではなく、やはりES混入を懸念していたということですね。
桂報告書がES混入と書き、ESすり替え、ESねつ造とは書いていないことも、専門家はESねつ造の難しさを知っているからです。
結局、STAP事件は、残存サンプルの本格調査となり、一部サンプルで、ES混入が判明しました。
STAP擁護派から、桂報告書の裁定に関して反発がでました。
理研が解析した細胞の正当性に根拠がないとの批判です。
しかし、実際に論文につかわれている材料からESが見つかっているのです。
キメラのDNAから、FES1特異的な特徴であるAcr-gfp, two deletions (chromosomes 3 and 8)が見つかってしまいました。
さらに、論文に載っているテラトーマからAcr-gfpが出てしまいました。
これらの知見は、残存サンプルの解析より、サンプルの正当性という意味では信頼性が高いものです。
STAP幹細胞とそっくりの細胞129/GFP ESもみつかってしまいました。
このあたりは、残存サンプルのNGS解析のたまものです。
しかし、桂報告書は、全ての疑義を説明していませんし、疑義は疑義として残しています。
NGS解析は、AC129-1調査では生かされていません。
つまり、今、話題のチップセック実験では、未知の部分が残されたままです。
用いられたSTAPlysateは何なのだ?という疑問は残ったままですし、AC129-1にぴったりのESがあるかどうかはわかりません。
しかし、学術者向けであれば、そうした疑義は、疑義として残してかまわないということです。
学術者は、そうしたことが後追い調査で判明できるとは考えていません。
事件関係者は、皆、黙っているのですから、科学の手法では解決できません。
STAP論文まわりの実験については、ES細胞が検出されたということを、理研はBCA論文をもって世界に示しました。
でも、桂調査委員会は、一方でESねつ造については小保方氏に責任を問えないと言っています。
桂報告書の大事なポイントです。
そして、桂報告書は、ESねつ造の印象操作は盛大にやってます。この桂報告書の印象調査はひどいです。
日本には、小保方氏がESねつ造犯人だとしたいマスコミ関係者、理研関係者、分生学会関係者、政府関係者がいるので、そうした人たちに、桂調査委員会は配慮したのでしょう。
ここがわかることが大事なんですね。
逆に、考え方によっては、小保方側からすれば名誉棄損に持って行きやすい争点でもあります。
「ESキメラはSTAPキメラじゃない」とか、若山氏が教えた内容と、小保方氏が論文に書いたことが違うとか、マスコミは小保方バッシングにつながる出来事は、丁寧に説明してくれました。
こうした双方のギャップも、記録がある訳もなく、桂報告書は、若山言い分だけが正しいとは、当然、判断できないのです。
若山氏の教えは常に正しく、小保方氏は間違いばかりというのがマスコミの描いた構図です。
そこに配慮した桂報告書の書き方は、一般人に小保方捏造を信じさせていく印象操作の道筋なのです。
本庶先生曰く、「研究者としての実績の無い人の特殊な研究であれば、その責任は上司に重い」という大原則が適用されずに、小保方氏がこれもできない、あれもできないとことさらに強調する出来事を、桂報告書は、書いたのです。
しかし、桂調査委員会の本音としては、STAP調査は、「ES混入があったと裁定できるが、ESねつ造の実行は無理だから、裁定できません。事件関係者の告白が無いのでわかりません」なのです。
業界内に、調査による犠牲者をこれ以上出さないという暗黙の合意による結果です。
桂調査委員会の役割には、二面あります。
桂報告書は、実験の実態がわからない人たちを、「小保方氏がESねつ造にかかわった」と誤解してくれるように導かせながら、もう一方で、ESねつ造の証拠はありませんの裁定を伝えています。
そして、STAP事件の残存サンプルが抱える疑惑部分もしっかり書いています。
たとえば、STAPlysateなどです。
これは、桂調査委員会が科学的に調べられる任務を超えており、後の時代になって関係者たちの内情暴露を待つの姿勢です。
現時点では、桂調査委員会による調査は、「ES混入は裁定するが、ESねつ造は無理でしょうから裁定しません。」となります。
マスコミが懇切丁寧に説明してくれたこの部分にしか食いつけないのが、ため息ブログです。
plusさんは、相変わらず騒いでいますが、彼の意見は、まさに一般人が、小保方捏造を信じて行く道筋を書いてくれています。
oTakeさんも同様です。
切り貼り、増殖曲線、図表のミスについては、マスコミが懇切丁寧に説明してくれました。
こうした理解には、特別の科学知識を必要としません。
plusさんは、以下を書いています。わからないことでもわかったつもりになっていくらでも書けてしまうplusさんです。
>
ノートの書き方、データの共有の仕方、記録の残し方をベテラン指導者から指導を受けていないから
「論文の図表の元になるオリジナルデータ、特に小保方氏担当の分が、顕微鏡に取り付けたハードディスク内の画像を除きほとんど存在せず、「責任ある研究」の基盤が崩壊している問題である。」が起きたんでしょ?
それで、
「小保方氏が実験記録を残さず、過失が非常に多いことを見逃した理由の1つは、プログレスレポートのあり方など、研究室運営のやり方に問題があったためではないだろうか。論文の共著者は論文原稿の最終版を全部読んで内容を 承認す る責任があるが、共著者全員がこの責任を果たしたのだろうか。」と明確に非難されていますなあ。
指導されてなんかいなかったのですなあ。plusさんは、秀才が集まる実験室の人間関係をイメージできていないまま、想像だけで人間関係を書いていくのです。
知らなくても、想像でも何でも気にせず書けてしまうのがplusさんの強みですから、ため息さんも大いに利用しているのです。
plusさんの説明は、いつも背伸びです。当たり前の事、マスコミが騒いだ事、他の人がすでに騒いだ事をなぞっています。
plusさんが独自で作文すれば、間違えますが、間違い指摘をされても気付かず別の部分を弁明します。
例えば、こんな文章
>
実験中には変化しないからですね。
>「129B6F1ESという一種類の細胞であった」ということは自明なわけです。
plusがわからないことを分かったつもりになっているというより、分からなくても作文してしまう人です。デタラメ書きに抵抗がないのは、もともと、「素人だから間違って何が悪い!」との居直りの人だからです。素人だって、検索でなんでもすれば、知識獲得には事欠かないと主張したいだけだから、学術者へのあてつけです。とにかくplusさんは、学びたいより、けなしたいを優先させる性癖です。相手をけなして、引き出す手法だけど、商売では使えない手法です。ブログなら、最初だけなら効果あります。
ハチャメチャなplus手法だけど、知識を得るためのステップなのでしょう。
こうしたタイプは、否定されなければ、どんどんうぬぼれが強くなるでしょう。ため息さんは、間違い指摘、指導しないから、plusさんがこうなったのです。
plusさん
>普通の人なら書かれたことをよんですぐ理解できることを、学とみ子だけが理解できずに、「わからないはずだ」と言い張っているだけなんですなあ。
ため息さんは、議論の何も追ってません。周りの人たちが、どこが間違いだと言っているのか、見当もつかないみたいです。plusさんが、桂報告書を引用して言ってる事は間違っていません。plusさんは、当たり前の事をなぞっているだけの部分と、まるっきりデタラメが混ざってるのですが、ため息さんはどちらも区別できないようです。
ため息さん、
>
plus99%さんのこの発言が誤りであると指摘したつもりのようです。
plusさんは、周りが既に知ってる事実であっても、そこが分からずに、plus自身だけが分かっていると見なしてしまう人なんです。既知の知識なのに、plusさんは、自分自身だけ分かって人で、他の人は知らないと思い込んでしまうのです。桂報告書に書かれていることを、plusさんは必死で説明してしまうのです。
plusさんだけが分かっている科学事実なんてあるわけ無い!じゃないですか?あるなら、デタラメ創作部分です。
デタラメ部分と、真正部分のメリハリが無い人たちなのです。ため息さんも同様な状態です。
ため息さん
>
言ってみろよできないだろ桂報告書のままを引用している部分は間違ってないと言ってるでショ。
plus文章の間違い探しが、ため息さんにはできてないですよ。
どうやらこの学とみ子文章を、plusさん、ため息さん、共に間違った理解でいるようです。かっこでくくった文章を除いて読むんですよ。
plusさんの説明は、いつも背伸びです。当たり前の事、マスコミが騒いだ事、他の人がすでに騒いだ事をなぞっています。
(plusさんが独自で作文すれば、間違えますが、間違い指摘をされても気付かず別の部分を弁明します。)
以下の2文章は、当たり前ですよね。
>実験中には変化しない
>「129B6F1ESという一種類の細胞」
学とみ子は、当たり前の事をわざわざ書くな!と言ってるのです。
殺してしまった細胞と、生きて増殖する細胞の違いもわきまえられないplusさん、ため息さんです。素人なら仕方ないけど、ため息さんは学術者です。
plusさんは、当たり前の事を当たり前と思わず、わざわざ取り立てて説明をしてしまうのです。何が間違ってるのかが、plusさんは気付けません。
細胞を固定するとかの用語がわからないのです。何のどこをどう、なぜ固定するのか?、そうした初歩的手技に疑問を持つ能力が無いのです。粉砕前に細胞は、死んでる!のだから、デタラメ書くな!
plusさん
>学とみ子は上記の工程「固定したのち超音波で粉砕」を行ってもまだ
「実験している間に、調べたい細胞に少量混入していたES細胞だけが、増殖して多勢を占めるようになる」
ような変化が起こると思っているんでしょうかねえ。plusさんは、基礎力が無いからひどい発想をしてしまう人です。
plusさんは、基礎を学ぶ気が無いまま、専門的な現象を想像して、得意気に説明しています。
plusさんの持つザルの目は、荒すぎて知識をすくえないです。私たちは、皆、素人だけど、努力して目が細かいざるを選んでいます。
自身で作った文章の間違いを探せず、引用文章に間違いがあったとしてしまうplusさん、ため息さんです。
plusさんは、細胞固定の意味がわからない。想像力もない。細胞が生きて増殖するなんて血迷った想定をする。
結局、plusさんは仕組みを知ろうとしない。ため息さんも教えられない。ため息さんは、手っ取り早く知ってるふりをしたい一般人を利用するに過ぎない。
チップセックは、DNAに絡み付く転写因子蛋白を沈降反応で見れる実験だから、そこの構造体を保持するための固定を行う。結果、細胞は、生き物でなくなる。でも、plusさんは仕組みがわからない。plusさんは無知を指摘されると、バカヤロー、嘘つきと、ため息さんと一緒に騒ぐ。
plusさんは、以下のように見当外れの対応だ。
>
調べたい細胞に少量混入していたES細胞だけが、増殖して多勢を占めるようになるあきれることに。これでも、学術者のブログなのだ。一心不乱に学とみ子否定に精を出す。
まともに勉強したい人には、決してお勧めできない。論理が繋がらない見当外れの応答ばかりだ。
彼らの奇想天外な脇道逸れ言動をいちいち相手にしていたら、当ブログにいくら、時間があっても足りない。
こんなに毒づいたら、ため息ブログは、他の学術者も寄り付かない。誰からも、アドバイスしてもらえないと思わないのかな。
孤独の道を選ぶため息ブログだから、メンバーたちは、遅々とした独学を進めてもらいましょう。
学とみ子は、ES捏造で騒いだ専門家は、いまどうしてる?に興味があります。
遠藤氏、大隅氏は、コメントしているのでしょうか?
たまたま、大隅氏のブログを見ました。
桂報告書が出てすぐの記事です。
https://nosumi.exblog.jp/21435740/
>何度も「オリジナルデータの提出を求めたが、提出されなかった」という記載があり、その結果、分析結果との「不一致の認定を行うことはできず、<研究不正>とは認められない」という結論が書かれている箇所があり、生命科学研究に携わる身としてたいへん残念に思いました。
(引用終わり)
桂報告書は、公開できないデータとは何であるか?をしっかり示しています。
「オリジナルデータの提出を求めたが、提出されなかった」についても、桂報告書は、どのオリジナルデータの提出を求めたか?が書かれていません。どれが小保方氏が主体の実験なのかを示しません。他の実験者には、疑惑が及ばないように工夫されてます。
個々の実験についての詳細を書かず、論文にアップした小保方氏の行為を持って、小保方氏が、論文全て解析としています。
こうした小保方氏に全責任を押し付ける手法になってます。桂報告書には、こうした誤解を誘う文章が作られたとの事実を、桂報告書は意識的に残したかったのでしょう。
ES捏造派が印象操作を頑張れば頑張るほどに実情が見えて来るということでしょう。ため息ブログも、頑張れば頑張るほどに、彼らの非専門性がバレてしまいました。
歯科医の
大隅氏は、クイーンの声が素晴らしいのは、齒と関係するかもとの記事を書いてます。歯の奇形の話ですが、結論は関係無かったとなってますが、やはり思い込みが強い方のようです。
超人的なる声は、声帯と肺の機能に寄るもので、口腔内は補助的に過ぎません。超人的な呼気量持続は、肺機能がメインです。歯科医には想像が難しいのかもしれません。しかし、声を張ってる歌手の胸やお腹の様子を見ると、呼気を最大呼出させている様子が見てとれます。
彼女は東京育ちで、恵まれた科学者一家のようです。科学者になるには有利な環境でしょう。裸一貫では無い分だけ、思い込みがあり、あまり弱者の気持ちはわからない育ち方をしているのでしょう。
なぜ、学者たちが、小保方氏を捏造者と決めつけたのか?が興味深いです。どこで思い込みが生じたのかを探る事は興味深く、そのうち、イロイロな証言が出てくるのでしょう。
小保方氏が、科学者一家に育ったら、もっとアンテナをしっかり張って適切なアドバイスを受けられたでしょう。
小保方ES捏造説は、小保方氏の周囲の複数の専門家が作った話だから、これに小保方氏が対抗するには、予備知識と経験とベテラン研究者からの前もってのアドバイスが必要でした。それが揃わなかったのです。
専門家たちが信じたES捏造説はもっとひどいもので、小保方氏は、エア実験で論文を書いていただったと思います。でも、業界内の噂をバラす専門家も出てこないままです。
思い込みの強い専門家たちによって世の中が振り回される事になるので、どの分野の人であっても独学する事が必要ですね。
ため息さんやplusさんを見ているとわかりますが、独学できない人は、悪口三昧になるしかなくなります。
世の中には実態が無くてもパフォーマンスする人がいるのですね。
彼らの言動は、とても勉強になりました。
ため息さんは、生理学の教官として医療人の育成を手掛けているのだろうけど、肺機能なるものは、横隔膜筋、気管支平滑筋などの呼吸関連筋肉に支えられている。そんな常識も知らないため息さんだ。驚くことに、素人の思い付きを学術者が認めるんだね。
>
「肺機能」ではなく、plus99%さんもおっしゃるように呼吸筋の発達とか体格に依存するのでしょうね。ため息、plus組は、ネットに溢れる情報を全部正しいものとしてひけらかしたいようです。相手にしてはいけない連中です。
こんなこと、本人の本音なんて他人にはわからないし、本人にとっても流動的なはずだろうと思わないのかな?
いくらでも出てくる情報なんて追っていても意味が無いとは思わないらしい。それでも検索力を自慢したいようだ。
plusさん>
フレディ・マーキュリーが歯列矯正を拒んでいたことは有名な話のようでネットを探せばいくらでもでますな。拒んだ理由は「歌が変わってしまうから」というのも、やはりいくらでも出ますな。
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コメント
@ayafuruta
@joodandesho @y_ohinata @caripso もしミトコンドリアが核の雌親と違うなどでntESであるとわかれば,自然交配のF1ではあり得ないんじゃないでしょうか。若山先生が4Nキメラを作って渡さない限り,仔マウスは得られません。
午前0:56 · 2014年10月29日
この線ぐらい...
2023/10/13 URL 編集
ESを使った4Nキメラマウスのことだと。
2023/10/08 URL 編集
shunjieagle
@EagleShunji
·
7月6日
遺伝子解析結果:STAP幹細胞は最初からありません!
http://anlyznews.com/2014/06/stap.html?m=1&s=09
<practice cell science to faith in negative
否定信者論争...(^^)
リセット現象 #STAP 発現するのは特殊「ES生まれ理研マウス」からの通常細胞
理研は現在全員その認識
光るマウスは?アリバイ工作も
若山マジック(^^)>
という方も。
2023/09/25 URL 編集
学さんへ
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/3/4/34c5069b.png
全ての細胞が多能性マーカーを発現して染色されている。しかし、これは後の丹羽さんの論文のPCR解析で示されたようにとても微量でも免染だとこういう結果になり得るわけです。
ところが、このChIP-seqの解析データは大量の発現を証明しているのです。小保方さんが論文に添付しているPCRによる発現グラフが本物だということを証していることになるのです。
ChIP-seqは大量の細胞のRNA発現を確認しているものです。無論シーケンサーの構造上リードの量は確率分布に従うので補正が必要というのは昨日添付した森岡さんの講座で知られるところですが、基本的にシーケンシングの結果は免染とは違って定量分析だということです。
なぜ丹羽さんの時はこんなに出なかったのにNCBI登録データはこんなに大量に発現しているのかの理由は、再現検証実験は小保方さんが自由に行った実験ではなかったということと、丹羽さんの手技が小保方さんに及ばなかったからだと考えるしかないのではないでしょうか。
ただし、Ooboeさんやパートナー氏はキメラは論文通りに出来たのだという仮説ですから、これをもってその根拠としたくなるかもしれませんが、多能性マーカーを大量に発現しているがキメラは出来ない細胞はいくらでも考えられますから、キメラが出来たかどうかに関して、実際にキメラを再現する以外の証明方法はありませんね。
Ts.Markerさんの昔のデータを貼り付けておきましょう。CD45を除いてLetter Figure 4-bに対応させて並べられていて、ESマーカーとTSマーカー部分です。ESとSTAPの表示は実際には逆なのだと置き換えてみないといけない。
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/e/1/e13deb22.png
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/3/3/33a8141c.png
チップシックでは確かに酸浴細胞からTSマーカーが発現していますが、ESでも同様に発現してますよね。多能マーカー発現だけで言えることは限られているということです。
ただし、小保方さんは一切不正はしていないということです。見たまま、聞いたままに論文を書いたんです。未熟なためにメチル化実験では若山さんのキメラが出来ているという言葉を信じて、自分の見た脱メチル化していないという事実に目をつぶりましたけどね。後に誇れるデータではないと謝ったが、それでもキメラが出来ていると信じているままに謝っているのですから、それほど間違たことはしてないと思っているんです。なぜならキメラが出来ているのに脱メチル化してないなんてことは論理的にあり得ないからです。脱メチル化してない結果しか出ないのは自分の技術の未熟だと思っているだけですね。
2023/09/25 URL 編集
学さんへ
もっと重要なことはESと書かれているものが真正なSTAP細胞のデータですが、STAPと書かれているが実はESであるヴュワー画像がほとんど同じだけの発現をしているということです。
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/b/7/b72bcbb7.png
登録データでは以下の分です。
>>
>>
④SRR1171562 若山 Embryonic Stem Cells:ChIPSeq.H3K27me3 C57BL/6x129/Sv (未調査)
⑤SRR1171563 若山 Embryonic Stem Cells:ChIPSeq.H3K4me3 C57BL/6x129/Sv (未調査)
⑥SRR1171564 若山 Embryonic Stem Cells:ChIPSeq.input C57BL/6x129/Sv (未調査)
桂報告書が気づいて居ながら誤魔化したというのは、これのみを未調査にしているからです。調べたらGFPが何であったか分かるのです。だから調べていないことにしているのです。ChIP-seqの他のデータは残らず全部調べられている。私の推定ではAcr-CAG-GFP(ヘテロ)ではないかと思う。129/Sv carrying Rosa26-gfpは別の実験だと思われる。以前のTs.Markerさんの以下の疑念のあったところですね。
**********
>>
Zscan4
「STAP細胞 見えてきた実態」
...若山氏の実験ノートに記されていた実験計画。
ChIP-seqのSTAPはAcr入りが何故か使えなかった。
2023/09/11 URL 編集
**********
これは小保方さんが同じものを貼り間違えたのではありません。なぜならこのチップシックの公開データはTs.Markerさんが自分でヴュワーに落として全部確認しているからです。
2023/09/25 URL 編集
ChIP-seqSTAPのSTAPとESの
↓
ChIP-seqのSTAPとESの
2023/09/25 URL 編集
たとえば、STAPlysateなどです。
STAPlysateに関しては桂報告書は若山さんのリトラクション理由書に、ChIP-seqSTAPのSTAPとESのラベル記載と提出書類に間違いがあって逆になっているということが書かれているということを、注釈している。26P。
>>
13) 予備調査の結果、本調査での検討は不要とされた以下の事項についても検討した
が、研究不正行為はないと判断した。
・・・
(5)Letter Fig.4b について
STAP 細胞と ES 細胞のラベルの付け間違いが疑われる点(論文撤回理由 4)
(論文撤回理由 4)というのは以下ですね。
(4) In Fig. 4b of the Letter, STAP cell and ES cell are wrongly labelled in a reverse manner.
繰り返しますが、Letter Figure 4-bは以下です。
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/b/7/b72bcbb7.png
ここに書かれているSTAP細胞はESで、ESと書かれているのが真正なSTAP細胞データだとリトラクション理由書は書いて居る。書いて居るのは若山さんです。若山さんが行わせた実験だからデータを持っているから分かるのです。
このヴュワー画像はNCBIの登録データと対応していて、ESとされているものが真正のSTAP細胞データで、STAPと書かれているものが実はESだということですね。以下ですよね。
>>
⑩SRR1171582 小保方 Low pH treated CD45 positive Cells:ChIPSeq.H3K27me3 Oct3/4 expressing cells C57BL/6x129/Sv (129xB6-CAG-桂報告書 AC129実験?)
⑪SRR1171583 小保方 Low pH treated CD45 positive Cells:ChIPSeq.H3K4me3 Oct3/4 expressing cells C57BL/6x129/Sv (129xB6-CAG-桂報告書 AC129実験?)
⑫SRR1171584 小保方 Low pH treated CD45 positive Cells:ChIPSeq.input Oct3/4 expressing cells
この⑫のInputこそがSTAPlysateだということです。まだ気づかれませんか。これは最初からコントロールの「僕のマウス」ES-1だったのです。桂報告書は気づいていながら誤魔化しているのです。
2023/09/25 URL 編集
学さんへ
さらに、論文に載っているテラトーマからAcr-gfpが出てしまいました。
Acr-GFPもtwo deletionsも「FES1特異的な特徴」ではありません。当時使われていたF1が129/sv x B6-Acr-CAG-GFP(岡部マウス)だったからです。2011/11/28撮影の4Nキメラのマウス背景のGFPは報告書21Pにヘテロであると証言されていますよね。「僕のマウス」(ホモ)ではありませんよ。
>>
なお、図の説明にある「B6GFP×129/Sv」は、最初にメス、その後でオスの遺伝的背景を書く通常の表記法では「129/Sv×B6GFP」が正しいが、不注意による間違いと思われる。
2023/09/25 URL 編集