小保方氏がメチル化実験の実験ノートを提出せず、若山研究室スタッフが実験したと書いてありながら、何故不正の断定ができるのか?

桂報告書における、メチル化実験の桂報告書記載について、若干の疑問について、再度、ここに記録しておく。

小保方聞き取り調査において、小保方氏が他にもデータがあるはずと言っているのだから、桂調査委員会は、それを探して、無いなら無い事を証明する必要がある。

小保方氏がデタラメを言っていると証明できる機会になるのに、桂調査委員会は、その作業をしていない。例えば、実験記録がなくても証人がいれば十分だろう。捨てられたとかについても証言があるかもしれない。

結果がそれだけでないと想定するなら、残された右図から、左図が導けないと言っても、何の意味もないことになる。

白丸ひとつだけが何個、黒丸ひとつだけが何個などと、桂氏が数えたところで、それ以外にデータがある場合には、意味がないと思われる。桂委員長は、実験した経験が無いようだ。

そもそも、何度もやっている実験なのだろうから、結果がひとつだけであるはずがない。
桂委員長は、なぜ、右図から左図が導けると思ってしまうのだろう。

厳しい上司のいる環境で、メチル化実験は、望ましい結果が得られるまで、実験ものは繰り返して行われるものだろう。

シークエンスには、GRASがからむ調査なのだから、他にも証人、証言はあるはずである。そうした人たちに聞き取り調査をしたとは思えない。

(調査結果)として項目立てをして、(1)(2)(3)(4)で、論文に使われた図の説明をしているが、実験したのは若山研究室スタッフと最初に書きながら、途中から、全てのエラーや疑惑を、小保方氏に責任を追及しているのである。

まず、CD45細胞のメチル化を問題にしているが、読者が疑問を感じる文章となっている。
そもそも、分化細胞を真っ黒で当たり前であるし、細胞ごとにその状況は異なるだろう。
それが真っ黒であるはずがないとか、メチル化が低い(白い)などと、なぜ言えるのか?
幼弱マウスの細胞では、いろいろ特殊な状況だってあるのではないか?
こうしたものは再現性などはない実験であり、メチル化実験をやったことがない人が評価しても意味がない。

これらデータの真贋性を裏付ける実験データやノート記録を確認することはできなかった。なお、これら PR 資料で ES 細胞とスフェアの結果が入れ替わるなど、小保方氏のデータ取扱いの杜撰さがうかがえた。

小保方氏自身がやっていない実験なのだから、むしろ、小保方氏に情報を提供した側の方が間違っている場合もある。

この図でも CD45 陽性細胞におけるメチル化が示されているが、Oct4 遺伝子、Nanog 遺伝子いずれのプロモーターも Article Fig.2cと比較して、メチル化程度が低いことが特徴的である。


CD45 陽性細胞は、STAP細胞ではなく、元の細胞なのだから、言及しても意味はないと思われる。
まして、分化細胞は、メチル化して黒くなっていて当たり前である。
どの位黒いのかなんて、実験をした人でなくてはわからないし、実験のたびに得られる結果には違いが出るはずの実験なのだから、実験がおかしいなどとの議論の対象にはならない。
データがないというなら、小保方氏でなく実験をした担当者に聞くべきである。

STAP 幹細胞については異なる細胞のデータが作図に使われるなど、意図的なデータ取扱いがあった可能性を否定できない。

小保方氏の聞き取り調査から、メチル化のデータを取りまとめる際に、仮説を支持するデータとするために意図的な DNA 配列の選択や大腸菌クローンの操作を行ったことが確認された。

最初の説明で若山研究室スタッフがやったと記載しながら、いつの間にか、小保方氏が実験をしたとの話になっている。
小保方氏が捏造したというのはなぜ、判定できるのか?

小保方氏はサブクローニングしたと言っているのに、その成績すら見つけられない調査で、なぜ、小保方氏が操作をしたことがわかるのか?
小保方氏が何度も、GRASにサンプルを持ち込んだとする記録があるなら、それを公開すべきである。
小保方不正の証拠や証人がいるなら、しっかりそれを明記すべきであろう。

たとえば、以下の記載がある。20頁
小保方氏はこのような危険性について認識しながらデータを選別したうえ、手動で作図して存在しないデータを新たに作り上げたものである。よって、捏造に当たる研究不正と判断した。

この文章を読むと、実際に実験した人が、小保方氏が書き換えたと主張した事実があったと読めなくもない。
つまり、証人がいる状況である。
もし、書き換えたとする証人がいるのであれば、なぜ、そのような書き方を、桂報告書はしていないのか?


CDB 若山研の PR 資料において図の取り違えがあったこと、Article Fig.2c について裏付ける実験記録の存在が確認できないことなど、小保方氏のデータ管理は杜撰であった。
のみならず、小保方氏は、自認するとおり、得られたデータのうちの一部だけを仮説に沿って意図的に選別して提示し、データの誤った解釈を誘導する危険性を生じさせた。
小保方氏はこのような危険性について認識しながらデータを選別したうえ、手動で作図して存在しないデータを新たに作り上げたものである。よって、捏造に当たる研究不正と判断した。
このようなことが行われた背景には、共同研究者によるデータに対する過剰な期待があったことが推察された。若山氏は、上のメチル化解析を小保方氏が行った研究室の主宰者であり、シニア研究者として小保方氏を指導監督するとともに、共同研究者とし
て、データの正当性、正確性について十分な注意を払うことが求められていた。若山氏はデータの意図的な選別・提示に直接的に関与したとまでは認められないが、小保方氏が若山氏の過剰な期待に応えようとして捏造を行った面も否定できない。少なくとも若山氏は、小保方氏の指導監督を怠り、データの正当性、正確性について検証することなく、このような捏造を誘発したと認められ、その責任は過失とはいえ極めて重大である。



なぜ、小保方氏に全責任が及ぶの?との理由に関する説明記載が全く抜けている。
小保方氏は実験の実態をしらず、「責任を感じる」との言葉を言ったが結果、すべての疑惑を押し付けられてしまったのではないか?




メチル化実験もに限らず、桂報告書文章は、小保方氏が論文用に図表を選んだ行為をもって、小保方氏が全実験を担当したかのように印象つけられている。
同様に、メチル化実験も、小保方氏に実験結果の全ての疑惑が押し付けられているのではないか?

しかし、これには別の見方もできる。
小保方捏造を印象操作する報告書の書き方に抵抗があった学者も理研内にいたことを考えると、逆の評価となる。
むしろ、捏造判定の問題点を目立つようにしているのではないだろうか?
つまり、桂報告書読者が疑問を感じるようにと意図された部分であるのかもしれない。


以下の書き方は、報告書として問題ある。

>小保方氏が若山氏の過剰な期待に応えようとして捏造を行った面も否定できない。

STAP捏造と判断するなら、「否定できない」では不十分であり、「肯定できる」と書くべきである。肯定するには、実験データがあるとか、書き換えたとする証人が必要である。データは、無くなっているかもしれないなどと、委員長は言っている。また、データも無い状態では、小保方氏が書き換えたとの証拠は無い。


理研内部で実際にSTAP調査をした学者の評価は、以前から、当ブログは、一言居士さんとは違っている。

当ブログの考え方は、理研内部学者は、ES証明をしたかったのであって、小保方ES捏造を証明したかったのではない。

桂委員長は、2011年から2013年まで混ぜ続けたなんて言ってるけど、理研内部学者は無理だと知ってるだろうし、ES混入を証明すれば十分と思っていたであろう。そして、科学に反する小保方ES捏造の持ってき方は、内部学者たちはまずいと思っている。

ため息さん、小保方氏が実施したとの証拠がないということです。書き換え証拠を出したいなら、証人を出す必要があるのではないだろうか?他の人の実験結果を書き換えたなら、証人を出せるだろう。実験を繰り返して、若山研究室の皆で合意したから論文に載っているはずです。

ため息さん
だから小保方氏が実施していないということではない。

サブクローニング作業は、あり得る。増殖し直すのだから、同じコロニーをつつくわけでない。桂委員長が、そうした場合があったら捏造だと言ってるだけだけど、一般人は、大事な違いが区別できない。1コロニーは、1サンプルだ。実験結果が1種でなく、他にも可能性があることを言ったら、その先の説明は意味が無くなる。

ため息ブログは、どうして実験を知らないで、ものを考えるのだろう。桂委員長の印象操作が目立つことにしかならない。

ため息ブログは、測定キットがあれば実験できるとする素人集団であり、学者肩書の人が、一般人を騙している。マスコミが騙されたのと同じ構図だ。

桂調査委員会は、捨てられた結果は、検証できない。あとは、証人を立てるだけだが、証人は立てられない。結果、桂報告書は、印象操作で終わらせている。さらに、印象操作の後に、委員たちの本音の評価が書かれている。


澪標さん
>小保方さんが存在を主張したのはサブクローニングであり、桂委員長は、
 Ⅰ.サブクローニングが同一コロニーを複数回シーケンスする事を意味するならそれ自体研究不正と考える旨を付言し、
 Ⅱ.そうした実験の存在は確認できなかったと述べています


同一コロニーを複数回シーケンスしたら、その時点で捏造だ!こうした物言いは、実験者への名誉侵害だ。

桂調査委員会の立場では、物的証拠では確認することはできない。証人を立てるべきだ。


ため息さんは、2年弱、小保方氏がES混入させたことを桂氏が言っているのではないとしている。とする理解を、何度か問題視している。これは、学とみ子には意外だった。

ため息さん、
>桂調査委員会は誰かが意図して混入させたのか事故で混入したのかを断定しなかったわけですから、桂委員長が「2011年から2013年まで混ぜ続けた」などと発言するわけがないです。学とみ子は「混入した」という音が「混ぜた」という音に認識されちゃうのですな。「混ざる」と「混ぜる」の区別もできないとすると、やはり小学校からやり直さないといけないのでしょうか、


ヘエえ、じゃあ、なぜ混じったのか?若山氏が独自で作ったSTAP細胞も、どこかで小保方氏が混ぜたからできたんでないの?酸浴実験の作製、培養中のどこかで、小保方氏がES混ぜたのですよね?


知識の自慢し合いっこって、楽しいのかな?
ため息さんにとっては、別の意味があるのだろう。私は知識人であるとパフォーマンスして、デタラメ言ってるのをカモフラージュしたいのだろう。つまり、科学の無知をさらけ出してしまったのではため息自身を、ごまかそうとする言動だ。

今回のメチル化実験すり替え理論は、科学的に難しい話ではない。桂委員長は、しゃべりすぎてしまって、小保方氏とのやり取りがばれてしまったのである。結局、メチル化実験は、誰がどこまで、何回の、再実験をやったのかを明らかにしないで、小保方氏に責任を押し付けている。小保方氏は、他にもデータがあるはずと言っているのに、そこを無視して
右図から左図が導けないと結論している。真っ黒、真っ白すぎるなんて言うのは、不正であるとの証明ではない。実験した人が、この結果になったと言えば、それまでの話なのだ。特に、その実験をやったことがない人が、実験の不正を見つけるのは難しい。

つまり、桂委員長が、小保方氏を陥れたい人から説明を受けたとした場合、小保方捏造の方向へと誘導されるリスクがあるが、実際に自ら実験をしている人であれは、他人の印象操作にはのらない。

桂委員長は、失言をイロイロしてしまった。
右図以外の結果が他にある可能性に言及してしまった。これは致命的であろう。

シークエンス作業がないのに、実験結果はある!との事実の問題点は、素人でもわかる。記者は、「一体全体、(そんなことまでして、その事実を突きつけられた時の)小保方氏はなんと言ってるんだ!」と言わんばかりだった。

普通なら、小保方氏が捏造を認める場面のはずだと、記者は思ったのだろう。

ところが、実際は、小保方氏は問題点を認めたものの、彼女の関与を認めたのでなく、データは、別にあるはずと言っているのだ。さらに、桂委員長は、データが、無くなることもあったとしている。そうした聞き取りの事実を、桂委員長はしゃべってしまっている。

桂氏は、メチル化実験は、皆さん良く知ってるなんて言ってたけど、あの場にいた記者たちは、初期化細胞は白丸、分化細胞は黒丸である事までは知っているが、小保方氏が黒丸白丸を書き換えたと思っているのだ。そこしかわからない。

桂氏が、コロニーをつつくとか言っても、記者には意味がわからない。右図から左図への持ってき方も記者はわからない。そこがおかしいということが記者にわからない。桂氏の説明は、記者向けのものでない。桂氏は、自身が教わり、理解したままを、基礎知識無い記者たちに伝えているのだ。

しかし、記者にとっては、データが別にあるなら、その検討はしたのか?位は聞けるはずだ。


知識人は、知識の無い人を煙に巻くことはできる。ため息さんはそんなことしかしない。そして自身の無知を指摘されても、決して認めない。逆に相手を侮辱する。
ため息さんは、STAP論文読まない、実験の方法論も知らない学力レベルであるにも関わらず、自身はいまだに科学者であると、周りをごまかすことができてると自負している。

以下文章で、虚勢だけで勝負の人であることが示されている。

>いくら具体的に説明しても、例を示してもだめだった。学とみ子との議論そっくりだ。

何が具体的に説明だ!図々し過ぎる。
具体的だと思っているのは、ため息本人だけ。例を示したつもりでも、ため息低レベルを暴露するだけ!こうした学術者がいることが興味深い。自身の専門分野について、ため息さんは開示しない。本当は、自身の学力は良くわかっているのであろう。

ため息さんは、細胞を扱う研究をしていたようだが、転写因子を知らない状態でも可能な研究だったようだ。実験方法が英語で書かれているともう見当つかなくなってしまうようだ。

だから、非専門分野の臨床的事実をごり押ししたり、わかったふりのパフォーマンスだけをしている。誰が騙されてくれるのか?




澪標さん、書き起こしご苦労様です。
2023年10月27日 10:45

書き起こしでは、桂委員長はこう言った。

>彼女自身がそうやってCDBでシークエンシングをしたと言う証拠は見つかりませんでした。

そもそも、誰がシークエンスしたのかわからない。シークエンスは、GRASの作業でしょう?誰かがやったんでしょう。わからないなら、実験担当者の全員が被疑者だ。そこに至るまでの作業は一切秘密になっている。

桂報告書は、疑惑の作業であれば、小保方氏の名前を明記し、それ以外の人の作業の場合は名前を出さない。だから、名前の出てない実験は、小保方氏以外の人の手によるものだ。

チップセック実験の場合は、お手伝い役の小保方氏が、GRASへサンプル持ち込みをやったことだけから、チップセック実験の全体の疑惑を押し付けられたようだ。

一方、メチル化実験は、他の若山研究室発の論文にも出てくるお手のもの実験だ。桂報告書にも、若山研究室員がやったと書かれている。

実験結果がないのに、小保方氏がやったとの証拠が無い。小保方氏が全て実験したと証拠が無い。
桂氏は、シークエンス実施の記録が無いから小保方捏造と決めたとした。これは、印象操作を自らで言ってしまったと言うことだ。

ため息ブログは、全部小保方が犯人だと言うだろう。証拠、証人がいなくてもかまわない。
ただ、やみくもに、全ての疑惑を小保方個人に押し付けるべくの言動だから、科学の会話は通用しない。マスコミが騙されたののと同じレベルな人たちだ。

一般人に、そこが見えれば、桂報告書の印象操作が良く理解できるということです。



一言居士さん、

一番分かり易いのは若山さんは「僕のマウス」を渡したのだと言っているのですから、素直にそうだったと考えてみる。すると、若山さんが「僕のマウス」ESを使用して自分で捏造したのでない限りは、当然本当に小保方酸浴細胞からキメラが出来たということになるわけですが、無論、「僕のマウス」ESはこの頃まだ作られていませんし、若山さんがそんなチンケな捏造なんてするはずもないわけです。
でもキメラは作られていてジャームライントランスミッション実験でのキメラ子はあるわけです。無ければDNA抽出はできません。



桂報告書には、129B6F1ES1 2012年4月に樹立されたことになっていますが、キメラはもっと前に作られています。2011年終わりからSTAP細胞がよくできはじめ、この後にキメラ、幹細胞もできたみたいですね。FI細胞は2012年6月までにできています。

桂報告書には、129B6F1ES1 は、2012年4月に樹立された細胞株となっていますが、樹立の意味は培養開始日ということのようで、わかりにくいですね。
細胞としては、129B6F1ES1は、もっと前から存在しないと、最初のキメラにはならないように思えます。

小保方氏の主張のように、F1マウスでキメラに成功したなら、そのマウスには別のESがコンタミしていて、そのキメラは残っていないということの可能性も考えられます。
129B6F1ES1がコンタミしたキメラは、しっかり残したということなんですかね?

このあたりの順序がいまひとつわかりません。

但し、こういう話は複雑なのでフォローしてくれる人が少ないと思います。

ここを探るのは難しいと思います。
むしろ、いろいろ実験の疑惑を、全部、小保方責任とした桂報告書のやり方を問題視した方がわかりやすいですよね。

メチル化実験のように、小保方氏がシークエンスした結果がないから、捏造であるとした、桂氏の説明は問題です。
誰がシークエンスしたかわからない残存サンプルがあって、それが論文の結果と合わないから小保方捏造判定になるのは問題です。

残存サンプルがなぜ存在するのか?他のサンプルは探したのか?探した結果、どのような証言が得られたのか?、調査の経過が全く語られないまま、小保方氏捏造判定をしていますよね。
こういう方が誰でもわかりやすい問題点であるとは思いませんか?

こういう話の方がシンプルだから、一般受けしますよね。


誰でも、答えられないことを、強引に聞かれても答えられません。
こたえないでいると捏造判定されてしまう感じですね。
でも、小保方氏が実験ノートを出さないと、桂氏が言っても、実際に、小保方氏がその実験をしたのかが明確になっていません。


小保方氏は、それなりに、小保方氏が答えられることを答えているにもかかわらず、調査はされていません。
誰が何を言ったのか、桂氏は、周りの人の言葉を紹介していません。
証人を出したりもしておらず、それでも小保方不正を判断しています。
こうした矛盾にもっと日が当たらないといけないです。

記者だって、「小保方氏は、何と言っているんだ!本人は結果の無いものを論文に載せたのか?」とかいろいろ怒ってましたよね。
小保方氏がどのような弁明をしたのか?そこが公開されていないのではないでしょうか?


ため息さんの見当外れからわかるように、最初から小保方不正ありきの調査です。若山、丹羽は最初から追及する気は無いし、他の実験担当者を調査する気も無いのです。

>調査対象者は小保方、若山、丹羽の3名だから、他の研究員は事情聴取があっても名前をださないのだ。

桂報告書文章でも、小保方疑惑を調査委員会に通報した人がいるが、どこの誰かはわからないが、実験の詳細を知ってるらしい。PR 資料で問題があって、それが部外者に過ぎない小保方責任なら大変なことになるのに、そうなっていない。いつ、このミスが、発覚したのか不明である。メチル化実験を実際にやった人がいるのだから、その人にもっと詳細を聞くべきなのに、桂調査委員会は、やってない。取り違えた図を小保方氏が作ったと言うなら、その証人を出すことは、桂調査委員会は簡単なはずである。つまり、ここでも、小保方犯人説を確定させる作業を、桂調査委員会は、進めていない。「小保方がやった」と公言できる人がいないのである。

>CDB 若山研の PR 資料において図の取り違えがあったこと、Article Fig.2c について裏付ける実験記録の存在が確認できないことなど、小保方氏のデータ管理は杜撰であった。
のみならず、小保方氏は、自認するとおり、得られたデータのうちの一部だけを仮説に沿って意図的に選別して提示し、データの誤った解釈を誘導する危険性を生じさせた。


得られたデータのうちの一部だけを仮説に沿って意図的に選別するのは、研究者なら誰でもやるだろう。小保方氏だけがやってるわけでなく、所詮、素人騙しだ!

結局、小保方不正の情報を受けて、桂調査委員会は印象操作を熱心にやってるだけなのだ。通報の信憑性を裏付ける調査も、調査に基づく結果も示していない。

小保方不正情報を、熱心に、桂調査委員会へ通報する人がいたが、その詳細は、ブラックボックス内に納められている。
小保方氏が、実験を担当したとの証拠を示さず、疑惑の原因を全て小保方責任としているのである。


ため息さん

>小保方氏の責任で実施した実験で、機器に残っていたデータは小保方氏のデータですからね。

メチル化実験の詳細は、小保方機器内ではないですよ。誰の機器に何があったなんて、桂調査委員会は、示していない。
小保方氏は、実験のどこから関連したかは、ブラックボックス内です。

小保方不正証拠が見つかれば、桂調査委員会は、必ず書くから、書いてないなら、その証拠が無いと言うことです。
小保方不正証拠の情報提供者が、誰であるかも桂報告書には書かない。

守られる人、守られない人の対比が明らかだ。守られる人は、桂調査委員たちに何を言おうが、その個人名が公表される事はない。

小保方以外の人は、何の疑惑もたれていない。そこを認識できれば、この調査の質がわかる。


otakeさんは、小保方氏があちこちで改竄したと言っている。4箱から3箱も似ている。そうした噂を流すのは勝手です。しかし、他人に信じてもらうにはそこには信憑性が必要です。


oTakeさん
>今、小保方のメチル化実験の研究不正に関する内容が出ていますが、小保方が実験結果や解析結果を改ざんするのは一度や二度ではないんですよ。

小保方氏がいかなる弁明をしようが、周りの人は、小保方言い分を信じない環境作りが作られました。小保方自身の評価を徹底的に落としておいて、彼女を嘘つき呼ばわりをすれば目的は達せられます。

でも、皆さん、実名を出して、小保方批判をしないから、迫力がありません。小保方批判をしっかりやるなら、責任を持ってやるべきです。

古田氏も、桂氏も、そうした感じを出していました。

でも、メチル化実験を担当した人が、自身が出した結果を小保方氏に渡したら、ESとSTAPをすり替えたと言えば、迫力が十分です。PR資料で、ESとスフェアが入れ替わったら、議論になったんでしょうか?

そうした事実があるなら、研究員皆さん疑問を持つから、実験継続の危機です。

ESとスフェアが入れ替わった証拠は残して無いのでしょうし、誰がどの細胞順で小保方氏に言ってるのかもわかりません。どちらが嘘をついたのかもわかりません。一般人は、そう考えます。
一般人は、常に正しい人、常に間違う人を発想しません。証拠の有無を重要視します。

単なる噂でないなら、桂調査委員会は、証拠を用意する必要があります。
小保方すり替えの証拠あるなら、桂調査委員は大喜びかも。

同じことも、学とみ子はやられています。学とみ子が正当と思うことを発信していても嘘つき呼ばわりです。学とみ子自身は、嘘をついていないのはわかりますから、ため息連中の画策はわかります。

ため息ブログは、STAP論文に関わった小保方以外の研究者たちを擁護する団体なのだから、仕方ないです。がんばってくださいというところです。



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コメント

一言居士
面倒くさくて場合分けの説明を間違えましたね。②のケースだけ書き直しましょう。

1-1.まずはホモの場合で最初に書いた129GFP/B6GFP x 129GFP/B6GFPの時。(全部光る)

129GFP x 129GFP
129GFP x B6GFP
B6GFP x 129GFP
B6GFP x B6GFP

1-2.次に相手がリシピエントであった時の129GFP/B6GFP x ICR/ICRの時。(全部光る)

129GFP x ICR
129GFP x ICR
B6GFP x ICR
B6GFP x ICR

1-3.そしてリシピエント同士のICR/ICR x ICR/ICRの時。(どれも光らない)

ICR x ICR
ICR x ICR
ICR x ICR
ICR x ICR

2-1.次がヘテロの場合です。ドナー同士の129/B6GFP x 129/B6GFPの時(3/4光る)

129 x 129
129 x B6GFP
B6GFP x 129
B6GFP x B6GFP

2-2.次に相手がリシピエントである129/B6GFP x ICR/ICRの時。(2/4光る)

129 x ICR
129 x ICR
B6GFP x ICR
B6GFP x ICR

2-3.そしてリシピエント同士のICR/ICR x ICR/ICRの時。(どれも光らない)

ICR x ICR
ICR x ICR
ICR x ICR
ICR x ICR


以上です。

一言居士
>>
一方、マウスの黒目関連の議論は難しいです。
プロは、こういうところでは間違えないと思います。

あなた、医者で医学博士なんでしょ。そういう意味ではプロですが、間違えてますよ。プロもよく考えなければ間違えるということを今から示しましょう。

2012年春の2回目のキメラ実験結果はArticle Extended Data Figure 7-bにありますよね。

①B6GFP x DBA/2
②129/Sv x B6GFP
③B6(Oct4-gfp)

三種類の背景で行われた。桂報告書に①のBDF1に関しての調査が無いのは幹細胞が残されていないからですが、キメラ実験は行われていますね。4Nキメラの写真もある。

F1は①と②です。①に関して実際にDBA/2側にGFPがあるのか否かは調査されていない。②に関してはここではヘテロ表示されているが、若山さんは「僕のマウス」を渡したと言っているのですから、そのまま使われていればGFPはホモですね。
でも、ヘテロかホモかは実は何も関係ないのです。

これら①②のF1マウスの2Nキメラのジャームライントランスミッション実験というのは2Nですから生殖細胞にドナー細胞が来ているか、リシピエントのICRマウスの細胞が来ているのかを確認しているわけでもあるのです。例えば②の実験に関して論文記載とは違ってホモだったと仮定してみると、兄妹交配の配偶子交配は129GFP/B6GFP x 129GFP/B6GFPになる。

129GFP x 129GFP
129GFP x B6GFP
B6GFP x 129GFP
B6GFP x B6GFP

の4種の組み合わせになってキメラ子の全部が光ります。対して論文通りのヘテロだと仮定すると、兄妹交配の配偶子交配は129GFP/B6GFP x ICR/ICRになる。

129GFP x ICR
129GFP x ICR
B6GFP x ICR
B6GFP x ICR

これも全部光りますよね。

7-cにワイルドタイプのメイティングがありますが、これもワイルドタイプをICRだと考えれば上記ヘテロとの組み合わせて同じく全部光ると分かる。

リシピエント同士の兄妹交配になっている場合は無論、ICR/ICR x ICR/ICRです。

ICR x ICR
ICR x ICR
ICR x ICR
ICR x ICR

当然どれも光りません。これは①B6GFP x DBA/2の場合でも同様ですよね。つまり、F1のキメラ子のジャームライントランスミッション確認に黒目確認なんて必要ないということです。若山さんの129GFPは129なんですから赤目ですよ。目の色は判別に全く関係ないということが分かりますね。

でも、小保方さんは7-cのキメラ子列に「No. of offspring with GFP or black eyes(%)」と書いてますよね。これはレジェンドに②のキメラを使ったとちゃんと書かれている。②であろうと、仮に何かの間違いで①であろうと黒目確認は不要です。黒目確認が必要だとしたら③ですよね。

小保方さんが何を勘違いしたのかお判りでしょうか。

以上です。

Re: 一言居士さん、コメントありがとうございます。

学とみ子
一言居士さん

> 私は「なぜ、若山さんが黒目選択を入れているのかということにヒントがあるんですね。小保方さんは若山さんの行ったことが理解できていないのです。」と書いてますが、そこには関心がまだ向かれておられないですかね?


小保方さんは、言わないようにしているだけで、理解できてないわけではありません。

チップセック実験も、メチル化実験も、「◯◯先生が担当した」と言っていません。「実験ノートは、◯◯先生が持ってます」と言ってません。

メチル化実験で、ESとSTAPが取り違えた図があったことを、その時、議論になったかもしれないが、小保方さんは言ってません。しかし、誰かが、取り違えた事実を調査委員会に言ってるんですよね。その情報の詳細が無いことの方が問題であり、一般人受けします。

一方、マウスの黒目関連の議論は難しいです。

プロは、こういうところでは間違えないと思います。


一言居士
ウクライナとイスラエルで毎日鬱陶しい日々が続いていますが、こちらの問題を考えている間位は頭安めになりますね。


私は「なぜ、若山さんが黒目選択を入れているのかということにヒントがあるんですね。小保方さんは若山さんの行ったことが理解できていないのです。」と書いてますが、そこには関心がまだ向かれておられないですかね?

以上です。

一言居士
>>
小保方氏の主張のように、F1マウスでキメラに成功したなら


キメラが出来たと言ったのは若山さんですよ。小保方さんの主張ではありませんね。

若山さんがキメラが出来たと言った後に、いや、あれは小保方さんから既存ESを渡されたから出来たのだと言ったのです。そしてそれは大田さんが昔作っていたFES1だと、松崎らは様々にレトリックを使って世間をごまかそうとしたのです。実際、彼らの分析結果はキメラ子はFES1ではないという証拠になっているものをわざと整理せずに、当時の自家繁殖岡部マウスの一部にあった特徴である欠失とそもそもの特徴であるAcr-CAG-GFPを3つの株に見つけたことで「したがって、この DNA は、ES細胞FES1に由来する可能性が非常に高い。」と虚偽断定したのです。断定するためには9株すべてに同じ特徴があるのでなければなりませんから、可能性は全く高くない。論理飛躍になっているんですね。まだまだ調べなければならない未定の事が沢山あるのにこんな主張をするというのは、科学者として以前に、そもそも物事を正しく考えようとしている一般の普通の人々の資質として最低です。だからアッポでなければ虚偽者だと言ってるんです。


一言居士
>>小保方氏の主張のように、F1マウスでキメラに成功したなら、そのマウスには別のESがコンタミしていて、そのキメラは残っていないということの可能性も考えられます。
129B6F1ES1がコンタミしたキメラは、しっかり残したということなんですかね?
このあたりの順序がいまひとつわかりません。

大丈夫ですか?
「F1マウスでキメラに成功したなら」って、論文に成功したと書かれているではないですか。そしてその成功の原因に関して桂報告書はFES1のコンタミだと言っているが、PCR検査ではFES1のコンタミなら9個のDNAの全てにFES1の三つの特徴が無ければならないが、6個にそれが無いということはFES1でないという証明になってしまっているわけですよね。桂や松崎らは馬鹿か虚言者であるかのどちらかだということはお判りになった通りで、虚言者なんですよ。それともやっぱり馬鹿なのか?それだと余りに哀れではないか。ははは。

ですからそもそも既存ESのコンタミ論などというものは成立していないのです。事態収拾のための虚偽ストーリーに過ぎないんですね。





一言居士
桂報告書は虚偽記載の多い報告書だということはお判りになったと思いますね。

>>
桂報告書には、129B6F1ES1 は、2012年4月に樹立された細胞株となっていますが、樹立の意味は培養開始日ということのようで、わかりにくいですね。
細胞としては、129B6F1ES1は、もっと前から存在しないと、最初のキメラにはならないように思えます。


「僕のマウス」ESである129B6F1ES1だけでなく129B6F1ES1-6の6株は若山さんの事後MTAリストでは2012/5/25の樹立です。いずれにせよ、今の議論には何の関係もありませんが、どうされたんですか? 若山さんは「僕のマウス」の赤ちゃんマウスを渡したと言っているので、後から作られた「僕のマウス」ESとは何の関係もありませんね。突然変なことを言い出されましたが、頭がおかしくなられましたか?

いや、実際どうされたんですか? 全く意味が分からない。








学さんへ

一言居士
>>「僕のマウス」を渡した

若山さんの「僕のマウス」というのは129X1/Sv-CAG-GFP x B6-CAG-GFPマウスです。18番染色体の同じ位置にGFPが入っている特殊なマウスで、ロックフェラー大学勤務時代に「僕のマウス」の片親B6のGFPノックインマウスを作った。理研に来てから、それを今度は129X1/SvにメイティングしたF1から長い年数を掛けて戻し交配してB6と同じ位置にGFPのある129X1/Svを作って自分のマウスコロニーに維持しているんです。

記者会見でこの二つのマウスをメイティングしたF1の赤ちゃんマウスである「僕のマウス」を小保方さんに渡したのだと説明しましたね。FLSのマウス背景として説明しましたが、幹細胞は小保方さんの酸浴細胞からキメラを作ると同時に、培地誘導でFLSにしたものですね。
それがArticle Extended Data Figure 7-bの二段目129/Sv x B6GFPです。小保方さんはヘテロ表示していますが、若山さんはホモマウスを渡したはずだが、FLSの4Nキメラのジャームライントランスミッション実験で半分にしかGFPが来なかったと言ったから、小保方さんはヘテロだったのだと思って論文にヘテロ表示して居るのです。
7-b図では20匹のGFP確認された2Nキメラが生まれていることになっている。この中で兄妹交配させてジャームライントランスミッション確認したのが、7-c図です。GFPまたは黒目確認で5+8+15+7=35匹のキメラ子が生まれたことによって、もとのキメラの配偶子がドナー細胞であったキメラが沢山あった証明だとされているのです。

その35匹の中の9匹分のDNAがあったのだと桂報告書が書いて居て、そのサンプルリストも、松崎の検査持ち出し確認も全てパートナー氏によって公開請求されて既に確認されている。既にここでも関係したデータは貼り付けてますから誰でも知ってますね。全てのデータは私のブログに残されている。

その9匹分のDNAに大田ESであるFES1の痕跡が無いかと松崎が調べたのです。そもそも若山さんは「僕のマウス」を渡したと言っているのですから、まず先にそれを調べてから次の段階に進むのが物事の筋というものですが、何故かFES1ではないかと調べたのが桂報告書の記載です。

FES1の特徴はまず三番染色体にAcr-CAG-GFPがあると同時に遺伝子欠失があり、129X1/Svにも遺伝子欠失があるので、その部分に関してのみ、9個のDNAに対してPCRを掛けたのです。そうしたら下記の表に纏められる結果が出たわけです。再掲します。クリックしてなんどでもよく確認してください。

https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/9/d/9d13dc44.png

FES1の特徴は2、3、6にだけあって、1、4、5、7、8、9番にない。FES1のコンタミによってキメラができたのなら全部に無いとおかしいでしょ。この結果を見て、どうして「したがって、この DNA は、ES細胞FES1に由来する可能性が非常に高い。」などと言うアッポが書けますか。嘘つきでなければアホですね。前者だと思いますよ。事実が語っている。

さすがにもうお分かりですよね。
















一言居士
ウクライナとイスラエルのウオッチばかりしていると気が重くなりますね。

気晴らしに、ではこの実験が何であったのかということの考察でもやってみましょうかね。
2、3、6だけにB6〇□があるということは、1、4、5、7、8、9はどういうマウス背景なのかということを考えてみることになるわけです。

一番分かり易いのは若山さんは「僕のマウス」を渡したのだと言っているのですから、素直にそうだったと考えてみる。すると、若山さんが「僕のマウス」ESを使用して自分で捏造したのでない限りは、当然本当に小保方酸浴細胞からキメラが出来たということになるわけですが、無論、「僕のマウス」ESはこの頃まだ作られていませんし、若山さんがそんなチンケな捏造なんてするはずもないわけです。
でもキメラは作られていてジャームライントランスミッション実験でのキメラ子はあるわけです。無ければDNA抽出はできません。

既存ESのコンタミでなければ私の説の小保方酸浴細胞核使用ntESだということになるわけです。ここでも本当にSTAPキメラが出来た可能性があると考える人は、どうして、この9匹分のDNAがB6GFP x 129X1/Svに統一されていないのか、或いは逆に若山さんが「僕のマウス」を渡したというのが事実なら、どうして3匹だけにB6GFP x 129X1/Svの痕跡があるのかということを考えたら分かりますよね。どちらにせよGFPに関してはAcr-CAGかたんなるCAGのどちらかでなければならない。でも現実は違ってる。

若山さんはGFP蛍光、若しくは黒目で選んでいるんですね。GFP蛍光はAcr-CAGかCAGかは混在を知らない前提では区別はつきません。また、黒目はB6もしくはB6のF1です。黒目で選んでいるということはGFPが無いことを前提している。B6GFP x 129X1/Svでも「僕のマウス」でもGFPは光りますから、GFPを前提にしないで黒目で選択したということは既に様々なB6を前提しているんです。GOFマウスもOct4-GFPですからアダルトなマウスでは光りません。無論市販のB6も光りません。

なぜ、若山さんが黒目選択を入れているのかということにヒントがあるんですね。小保方さんは若山さんの行ったことが理解できていないのです。


んじゃ、ちと釣りに。



一言居士
まだ分かりませんか?

B6〇□/B6〇□
B6〇□/129△
B6〇□/ICR

もう一度表を示しましょう。
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/9/d/9d13dc44.png


DNAの1~9番まで全部FES1だと言ってるのですから、全てにB6〇□が無ければならない。でもあるのは2、3、6だけです。

上表を見て、どうして「したがって、この DNA は、ES細胞FES1に由来する可能性が非常に高い。」などと言うアッポが書けますか。嘘つきでなければアホですね。前者だと思いますよ。事実が語っている。ははははは。




一言居士
B6〇□/B6〇□
B6〇□/129△
B6〇□/ICR

もう一度表を示しましょう。
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/9/d/9d13dc44.png


FES1がコンタミしていたのなら9ラインすべてのDNAにB6のAcr-CAG-GFPと欠失が存在していないといけない。あるのは2,3,6番だけです。1、4、5、7、8、9番にはありませんよね。でも全てのラインはGFPもしくは黒目で選択されている。当然アクロシン無しのCAG-GFPであっても拾われているのです。だから「僕のマウス」のB6のCAG-GFPも調べられていないといけないのですが、これはFES1の特徴だけしか拾っていない。だから全てのラインの全解析をするか、若山さんが小保方さんに渡したこれらの9匹のマウスが何の実験分であったのかの確認をしなければならないのです。
また、8番に特徴的に示されている事実は、Acr-CAG-GFPがないのにFES1の特徴だとされている欠失と同じ欠失のあるB6マウスがあることです。
更に129側でも、5番はB6が岡部マウスではないにも関わらず、FES1の特徴だとされた129の欠失がある。これも実は当時の選別基準では引っかかっては来なかった筈のものですから、本当は不明に分類すべきものです。

上表を見て、どうして「したがって、この DNA は、ES細胞FES1に由来する可能性が非常に高い。」などと言うアッポが書けますか。嘘つきでなければアホですね。前者だと思いますよ。事実が語っている。
同様に残念ながら学さんのES細胞コンタミ論も根本から否定されているのだと知られることでしょう。

若山研のマウス管理に長年の自家繁殖でかなりのコンタミが生じていたことが正確な分析の障害になっているんですね。厳密でない実験からはなんでも言えるが、科学的には戯言に過ぎないということです。

以上。



一言居士
まず①です。 

B6〇□/129△*****B6〇□/129△ の交配ですから

B6〇□/B6〇□
B6〇□/129△
129△/B6〇□
129△/129△

次に②です。
B6〇□/129△***** ICR/ICR の交配ですから

B6〇□/ICR
B6〇□/ICR
129△/ICR
129△/ICR

次に③です。
ICR/ICR ***** ICR/ICR の交配ですから

ICR/ICR
ICR/ICR
ICR/ICR
ICR/ICR

もう一つワイルドタイプ交配ですがこれは識別のためにGFP無しの赤目を使いますからICRでいいわけです。②と同じです。
赤目と黒目は黒目が優勢です。7-c図は黒目もしくはGFP蛍光で選別されている。上記で残されている35匹のマウス背景は以下しかないと分かる。この中から9匹が選ばれてDNA抽出が行われているのですから、それ以外のものはない筈ですよね

B6〇□/B6〇□
B6〇□/129△
B6〇□/ICR

もし129の8番染色体の欠失も調べ得たとしたら、129△/129△と129△/ICRの子もジャームライントランスミッション実験の証明となったでしょうが、当時はそんな欠損があるかもしれないなどと言うことも知られていなければ、遺伝子全解析をしたわけでも無いわけです。

一言居士
基本兄妹交配されているということは7-c図の説明で分かる。この兄妹交配の結果がどうなるのかが分かりにくいようですね。もう少し丁寧にやりましょう。
B6側の3番染色体のAcr-CAG-GFPを〇で表記しましょう。また同じ染色体上の欠失を□で表す。そして129X1/Svの8番染色体上の欠失を△で表す。するとまずキメラのであることが確認されているマウスの遺伝子背景は2Nキメラですから、生殖細胞にホストマウスのICRが来ているか、ドナーマウスのB6〇□ x 129X1/Sv△であるかのどちらかです。7-b図のキメラであることはGFPで確認されている。GFP蛍光があればキメラということです。キメラ胚の中でドナー細胞がどこかの組織になったということです。
次にこのキメラのジャームライントランスミッション実験を行う。ジャームライントランスミッションというのは7-b図のキメラ中で生殖細胞にドナー細胞が入っているものがある筈だが、それが実際に確認できるかということを調べる実験です。キメラでも生殖細胞がICRであるものはあるわけです。しかし、それを兄妹交配させて、そこにGFP蛍光がある、もしくはICRの赤目でない黒目の子があれば、ドナー細胞が生殖細胞になっていて、かつドナー細胞を持つ子が生まれたという証明になる。
するとまず生殖細胞がドナー同士の交配と、ICRとドナーとの交配、そしてICR同士の交配の三種類があり得ることになる。

①B6/129 x B6/129
②B6/129 x ICR/ICR
③ICR/ICR x ICR/ICR

一言居士
この7-c図の黒目またはGFP蛍光で判定されたジャームライントランスミッション結果のあったキメラ子が35匹いたわけです。黒目はB6もしくは129B6で赤目は129もしくはICRだと言う判定です。ここではGFPはB6に入っているという前提になっていて、「僕のマウス(CAGホモ)」ではないことに注意が必要です。これは三誌段階からそうです。若山さんが「僕のマウス」を渡した筈だなどと言い出したのは事件になって調査が入ってからの話です。一般に知られたのは2014/6/16の記者会見の席上です。

この35匹のキメラ子の中から9匹選んでDNA抽出していたサンプルが理研に残されていたから、松崎らがこのサンプルのPCR解析を行ったわけです。
まずはFES1を全解析した結果、B6側の3番染色体にAcr-CAG-GFPがあり、かつ同じ染色体上に欠失があることが判明したと同時に、129X1/Sv側の8番染色体にも欠失があるというFES1の三箇所の特徴を知ったのです。
そこで、今度は小保方さんが抽出したものであろう9匹のDNAのこの三箇所についてPCRで調べたわけです。これら9匹分のDNAが全解析されたのではなく、FES1に特徴的な三箇所のみをPCRで調べたのです。

一言居士
大田氏作と主張されて若山氏から提出されたFES1サンプルのマウス背景は129X1/Svの雌と3番染色体にAcr-CAG-GFPを持つB6<岡部マウス>とのF1です(129X1/Sv x B6-Acr-CAG-GFP)。
桂報告書とBCA報告書は、証拠は何もないが若山さんの渡したと主張する「僕のマウス」(129X1/Sv-CAG-GFP x B6-CAG-GFP)の脾臓由来のSTAP細胞にFES1がコンタミしたからExteded Data Figure 7-bのキメラができたのだとしたわけです。FES1は受精卵ES細胞ですからキメラができるのは当然で、それが2段目の129/Sv x B6GFPの20匹のキメラだとしているわけです。
この20匹のキメラを交配した結果が7-c図の結果だとレジェンドに書かれている。小保方さんがそう聞かされて若山さんから渡されたからレジェンドにそう書いているわけです。この若山さんの交配結果が言われた通りの事実なのか否かは別として、小保方さんはデータとキメラ子を渡されただけですね。

一言居士
お返事がありませんが、まだお判りでありませんか。

ウクライナとイスラエルのニューズで毎日重苦しい日々が続きます。既にウクライナ人は最大で10万人程度、ロシア人は最大で20万人程度亡くなっているようですよね。この21世紀の第4次、第5次の産業革命の起きていて明るい将来の見えている時代に信じられないほどのアナクロな光景です。

その点STAP事件に関する桂報告書とBCA報告書の桂と松崎のバッカみたいなひょっとこ踊りの痕跡を鑑賞してあげつらっているのは精神衛生上よほど平和でいいですね。
ひと時でも凄惨な現場から目を離すことができる。

一言居士
>>理研内部で実際にSTAP調査をした学者の評価は、以前から、当ブログは、一言居士さんとは違っている。


実際にSTAP調査をした学者は以下です。
>>
責任著者(神戸)
①Fumio Matsuzaki
筆頭著者(神戸)
②Daijiro Konno
共同著者(神戸)
③Taeko Suetsugu
共同著者(横浜)
④Takeya Kasukawa
⑤Kosuke Hashimoto
⑥Piero Carninci
共同著者(茨木)
⑦Ikuo Miura
⑧Shigeharu Wakana
共同著者(東工大:桂報告書委員)
⑨Takehiko Itoh

特に、①②④⑤⑨は虚偽報告者で、特に①は嘘つきでなければアホですね。前者だと思いますよ。
あなたと評価が違うとしたらどういう事実からおっしゃってますか?

https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/9/d/9d13dc44.png

上表を見て、どうして「したがって、この DNA は、ES細胞FES1に由来する可能性が非常に高い。」などと言うアッポが書けますか。嘘つきでなければアホですね。前者だと思いますよ。事実が語っている。

以上。



取り消しと説明

一言居士
一つ前のコメントは取り消しです。

まずExtended Data Figure 7-bの表の129/Sv x B6GFPの20匹のキメラを兄妹交配させたのが、7-c表です。その中のNo.2だけは雌にワイルドタイプをメイティングした。

この交配は兄妹交配したものは、

①129欠失だけ
②129欠失と、B6アクロシンとB6欠失
③B6アクロシンとB6欠失

の三種のキメラ子が生まれる。

次にワイルドタイプとのメイティングでは、

④129欠失だけ
⑤B6アクロシンとB6欠失

の二種のキメラ子が生まれる。要するに、解析結果は

①129欠失だけ
②129欠失と、B6アクロシンとB6欠失
③B6アクロシンとB6欠失

の三種類しかない筈だということになる。

ところがそうでないキメラ子がある。以下です。

https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/9/d/9d13dc44.png

そんなマウスは生まれてこない筈なんですがね。キメラ子は若山さんが小保方さんに渡して、小保方さんか、ラボメンバーがDNA抽出したということになる。

以上です。

続き

一言居士
これが虚偽報告である証拠は書かれていることを整理した以下の私のリストで分かる。実験で使われていないマウスがあることは一目瞭然なのに、松崎はその事実を指摘していませんね。

https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/b/e/bed43b0c.png

キメラ子は若山さんが渡したものですよね。

以上です。

学さんへ

一言居士
あなたが和モガさんとアルイミオウジ氏の間違いを指摘した私の書き込みを消された理由は知りませんが、今ウクライナの戦争経過をフォローしている最中ですから、忙しくて書きっぱなしにしていたのが原因でしようか。
あの件はどうでもいいのですが、それに関連した矛盾指摘は書き込んでおきましょう。
桂報告書10Pの虚偽についてです。
>>
(e)STAP 細胞や STAP 幹細胞由来のキメラは ES 細胞由来である可能性が高い
(調査結果)
Article Fig.4 と Extended Data Fig.7 に 129/Sv×B6(CAG-GFP) F1 マウスから作ら れた STAP 細胞由来の 2N キメラができたこと、さらに germline transmission により、 このキメラの子ができたことが報告されている。

*****
<Article Fig.4>
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/3/9/39aa58dd.png
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/4/3/43f338be.png
<Extended Data Fig.7>
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/7/c/7c6a3d19.png
*****

小保方研のフリーザーに「カルスキメラ子 1」~「カルスキメラ子 9」と書かれた 9 本の DNA 試料があり、2011~2012 年の CDB 若山研では STAP 細胞を「カルス」と呼んで いたことから、これらはこのキメラの子の DNA と考えられた。

*****
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/c/c/ccede39f.png
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/f/0/f039d298.png
*****

実際に、小保方氏への聞 き取り調査により、これらの試料は Article Extended Data Fig.7 に出てくるキメラの子から小保方氏が抽出した DNA であることを確認した。
若山氏の実験ノートでは、この キメラの作製は 2012 年 1 月終りから 2 月はじめにかけて行なわれていた。

*****
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/7/3/7353a6aa.png
*****

これら 9 本の試料を理研で PCR により解析したところ、ES 細胞 FES1 に存在する Acr-GFP の第 3 染色体への挿入を持つ試料が 3 本、ES 細胞 FES1 固有の第 3 染色体欠失 (〜5kb)を持つ試料が 4 本、第 8 染色体欠失(〜17kb)を持つ試料が 2 本あることが 判明した。

*****
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/f/e/fe36965e.png
https://livedoor.blogimg.jp/thomasmcknight-ffwi5no2/imgs/3/1/31848330.png
*****

ここで、ES 細胞 FES1 固有というのは、STAP 細胞を作ったとされる親マウス、 ES 細胞 FES1 を作製したマウス、ES 細胞 FES1 と独立に作製した ES 細胞 FES2 にはない という意味である。したがって、この DNA は、ES 細胞 FES1 に由来する可能性が非常に 高い。

続き

一言居士
対してサンプルの調査を行った理研チームは桂報告書委員と重複している理研外の伊藤を含む、以下のBCA報告論文を書いたメンバーです。

責任著者(神戸)
①Fumio Matsuzaki<Cell Asymmetry, RIKEN Center for Developmental Biology, 2-2-3 Minatojima-Minamimachi, Chuo-ku, 650-0047, Kobe, Japan>
筆頭著者(神戸)
②Daijiro Konno<Cell Asymmetry, RIKEN Center for Developmental Biology, 2-2-3 Minatojima-Minamimachi, Chuo-ku, 650-0047, Kobe, Japan>
共同著者(神戸)
③Taeko Suetsugu<Cell Asymmetry, RIKEN Center for Developmental Biology, 2-2-3 Minatojima-Minamimachi, Chuo-ku, 650-0047, Kobe, Japan>

共同著者(横浜)
④Takeya Kasukawa<Division of Genomic Technologies, RIKEN Center for Life Science Technologies, RIKEN Yokohama Campus, Yokohama, 230-0045, Kanagawa, Japan>
⑤Kosuke Hashimoto<Division of Genomic Technologies, RIKEN Center for Life Science Technologies, RIKEN Yokohama Campus, Yokohama, 230-0045, Kanagawa, Japan>
⑥Piero Carninci<Division of Genomic Technologies, RIKEN Center for Life Science Technologies, RIKEN Yokohama Campus, Yokohama, 230-0045, Kanagawa, Japan>

共同著者(茨木)
⑦Ikuo Miura<Japan Mouse Clinic, RIKEN BioResource Center, 3-1-1, Koyadai, Tsukuba-shi, 305-0074, Ibaraki, Japan>
⑧Shigeharu Wakana<Japan Mouse Clinic, RIKEN BioResource Center, 3-1-1, Koyadai, Tsukuba-shi, 305-0074, Ibaraki, Japan>

共同著者(東工大:桂報告書委員)
⑨Takehiko Itoh<Graduate School of Bioscience and Biotechnology, Tokyo Institute of Technology, 4259 Nagatsuta-cho, Midori-ku, Yokohama, 226-8503, Kanagawa, Japan>

この中で実際の分析実験を行ったのは「Daijiro Konno, Takeya Kasukawa and Kosuke Hashimoto: These authors contributed equally to this work.」と書かれている通り、②④⑤ですね。無論文責はノートリアス松崎です。BCA報告書論文の末尾にある記載です。漢字表記が正しいか否かは調べてない。イニシャルでは判別しにくいための便宜的な変換です。
>>
Author Contributions
D.K.(今野大二郎), T.K. (粕川岳弥)and H<Kの間違い>.H. (橋本浩介)all contributed equally to this work.
D.K.(今野大二郎)designed and performed PCR analyses of genomic DNA from cell and tissue samples.
T.K. (粕川岳弥)and K.H. (橋本浩介)designed WGS and analysed the data.
T.I. (伊藤武彦)performed detailedwhole-genome SNP analysis.
T.S. (末次妙子)histochemically analysed teratoma samples.
E<Iの間違い>.M(三浦郁夫)and S.W. (若菜重治)performed TaqMan PCR analyses.
P.C. (ピエロ・カルニンチ)designed and managed WGS andanalysis.
F.M. (松崎文雄)designed and organized this investigation, and wrote the manuscript.


桃子本の巻頭ページ写真のリストやサンプルの取り出し写真はこの調査をしている松崎研から違法流出されたものですね。松崎たちの公務員法違反であると同時に、違法行為があると知りながら警察に通報しなかった理研の違法行為でもある。理研は小保方さんの実験ノートの全コピーをNHKに違法流出させた犯人がいるということを知りながらも、これを警察通報しなかったですね。幾重にも違法行為をしている組織ですね。

本文に対して

一言居士
>>
*****
小保方捏造を印象操作する報告書の書き方に抵抗があった学者も理研内にいたことを考えると、逆の評価となる。
むしろ、問題点を目立つようにしているのではないだろうか?
つまり、桂報告書読者が疑問を感じるようにと意図された部分であるのかもしれない。
*****

桂報告書というのは法律の要請している第三者調査機関報告ですから理研内の学者の意見ではありません。責任者は以下で、無論理研の関係者はいません。意図されたのではなく、客観的事実の総体に対して論理矛盾を完全には隠しきれなかった綻びと見るべきではないでしょうか。

委員長 (専門分野学者)
桂勲 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構理事、国立遺伝学研究所所長
委員 (専門分野学者)
五十嵐和彦 国立大学法人東北大学大学院医学系研究科生物化学分野教授
伊藤武彦 国立大学法人東京工業大学大学院生命理工学研究科生命情報専攻教授
久保田健夫 国立大学法人山梨大学大学院総合研究部環境遺伝医学講座教授
米川博通 公益財団法人東京都医学総合研究所基盤技術研究センター 動物実験開発室遺伝子改変動物室シニア研究員
委員 (弁護士)
大森一志 大森法律事務所弁護士
五木田彬 五木田・三浦法律事務所弁護士
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