桂報告書の裁定についての、記事が続いています。
桂報告書の出した裁定は、過失、故意を問わず、ES混入原因は不明であったとするものです。
ES混入の事実は科学的に証明されたものの、故意かどうかの証拠をあげることができませんでした。
もともと、マウスの系統も知らない小保方氏がES混入させるなどの芸当はできるはずがありませんが、そこがわかる人が世間に少なかったです。
マスコミは、最初から、小保方ESねつ造だけの情報しかもらっていなかったからです。
実験に参加した研究者たち全員が、ES混入のリスクを抱えているとの基本情報を、マスコミは学者たちから、全く、もらっていませんでした。
立場的には、小保方氏よりずっとES混入に有利な立場の研究者もいました。
小保方氏にむきだしの敵意を持つ研究者もいたようでした。
STAP事件は、関係者たちから血のにじむような思いで記者たちが集めた証言を、マスコミが情報ソースにしたものではなかったのです。
むしろ、小保方ESねつ造を、世間に垂れ流したい研究者たちからの偏向情報だけを、マスコミはもらっていたのです。
桂報告書の問題を考える時には、必ず、BCA論文の書き方が参考になります。
英文で書かれたBCA論文には、ES混入と判定した論拠がいろいろ書いてあります。
一方で、STAP事件関係者の誰が何した関連については、何も書かれていませんね。
これが、本来の理研の調査報告であったはずです。
つまり、理研は、ES混入者を決められなかったのですから、誰がどうしたなんての報告はできるはずがありません。
ところが、桂報告書では、小保方氏がES混入犯として疑わしいと書かれています。
その理由として、STAP論文に登場する実験は、すべて、小保方氏が関わったからであるとあります。
特に、この全面的小保方関与が書かれているのは桂報告書30頁です。
ここで、小保方氏が多くの実験に関与し、分析した結果にすべて、問題あったと強調しています。
事件勃発当初、小保方氏が全ての実験に関与し、かつエア実験であったとの噂が流れていましたが、桂調査委員会は、この噂をフォローするために、この部分の書きこみをしていると思います。
この悪意ある噂によって、NHK登場の教授たちが、小保方ESねつ造を強く疑ってしまったかもしれません。
でも、事件の経緯解明が進むにつれて、教授たちはだんだん気づいてきたのではないでしょうか?
教授たちは、桂報告書が出てからは、桂報告書を否定する発言をしていませんね。
そして、教授たちは、実験勃発当初に、どのような噂が、教授たちの間に流されていたのかについても、何も語りません。
「ESねつ造犯不明」という桂報告書裁定を聞いても、公に何もレスポンスしませんね。
大隅教授は、自らのブログに、「驚きは無い」と書いています。
そして、大隅教授は、なぜ、驚きが無いのか?について、触れていません。
どうなったら、大隅教授は驚いたのか?についも、わかりませんね。
「ESねつ造説はどうなったのか?」「私たち(大隅)の疑惑は否定されたのか?」について、大隅氏はフォローする気がないみたいです。
「えっ、小保方ESねつ造じゃないの?」「誤解してしまって申し訳ない」なる反応は、大隅氏からは無かったです。
30頁は、桂調査委員会による調査の終了を総括するような文章内容となっています。
桂報告書30頁は、後から、個人的感想を書きこんだ感があります。
つまり、「全ての実験の解析は小保方氏がおこなった」との30頁の書きこみは、その前の桂報告書の文章とは違和感があります。
30頁以前の記載では、個々の実験を各論的に書いていますが、30頁は、小保方責任を強く追及し、その前の記載とは一部、矛盾した内容になっています。
つまり、個々の実験では、他の研究者の手による実験結果がいろいろに書かれていますが、30頁には、実験全部が小保方氏の責任であるかのように印象付ける文章となっています。
ここが、注目できるところです。
桂報告書には、STAP論文は共同研究ですから、当然、複数の実験者がいました。
ところが、そうした共同研究の側面を無視するかのように、小保方氏が多くの実験で問題を起こしたかのような書きぶりです。
なぜ、小保方氏のみが疑わしいのか?の理由については、桂報告書には書かれていません。
最初から、疑わしいのは、小保方氏一人だけなのです。
理由は無くても、ただ、小保方氏が「実験の現場にいたから」「筆頭著者だから責任があるはず」という論調です。
プロの学者が誰も、この書きぶりに異論を呈しないのも異常です。
これでは、知識人の判断としてはおかしいという批判は当然出てきます。
なぜ、そうした裁定になったのか?について、当ブログは考察しています。
やはり、理研には、小保方氏に多くの責任を負わせた人たちがいて、桂調査委員会は、そうした研究者たちの意向をくみ取ったのでしょう、さらに、マスコミ、世論、理研の管理者などへの忖度も強く働いたからであると思います。
桂調査委員たちは、ES混入犯を特定できる立場にないと一旦、宣言したにもかかわらず、ES混入犯を特定したいようにも見えます。
桂調査委員会は、そうした立場に追い込まれてしまっていたと、考えられます。
世間一般から、いろいろプレッシャーをかけられてしまった桂調査委員会でしたが、委員たちは、守るべきものを守りました。
桂調査委員会が目指した大事なミッションは、事件に巻き込まれて仲間の科学者たちのキャリアを失わせていけないとの思いだったでしょう。
とにかく、桂委員長は、小保方氏の問題点をあれこれ説明しながら、決して、他の共同研究者の問題点は言っていません。
若山氏についての追及は、あくまで管理責任です。
なぜ、ES混入犯の調査をもっと進められないのか?と、記者会見での質問した記者が、桂氏に噛みつきました。
そうした追及に応じて、桂調査委員会は、「私たち(理研)には警察調査のような強制的な捜査権がないからしかたないのだ!」と、弁護士に説明させる場面がありました。
ニコニコ動画の書きこみを見ていると、記者に対して、「そんな当たり前のことを聞くな、ひっこめ!」なるコメントもありました。
桂報告書の30頁にも、これは、
「本調査委員会の能力と権限の限界でもあると考える。」と書かれています。
STAP実験において、ES混入が指摘されたものの、STAP実験関係者の誰もが自らの関与を認めたくありません。
桂調査委員たちは、小保方氏を含むどのSTAP事件関係者に、「ES混入させたか?」と、質問したと言います。
そして、全ての関係者が、否定したとあります。
こんな唐突に聞いて、「はい、混入させました。」と答える人がいるでしょうか?
桂調査委員が、個人の不正行為を確かめたいなら、証拠を示しないといけません。
たとえば、メチル化実験において考えてみましょう。
残存しているGRASの記録から、論文に載った図は書けないと指摘した桂委員長は、小保方氏に質問しました。
その時の小保方氏の答えは、「他にもあるはずだ」でありました。
そのやりとりあれば、桂氏の次なる質問はこうでしょう。
「小保方さんは自身がやった実験でないから、わかないということでしょうか?」位は、その時、聞きますよね。
桂報告書は、メチル化実験を担当したのは、若山研スタッフとしています。
小保方氏が、他にもあるはずと言った証言にもかかわらず、桂調査委員会はスルーしています。
桂氏は薄笑いを浮かべながら、「ご本人はそう言うんだよ」と言いました。
「同じ、大腸菌クローンをなんどもつついて、図に加えたら捏造になる」とも言いました。
桂委員長は、小保方氏が、いかにも、不正をしたかのような言い方をしているのです。
STAP細胞を擁護する人にとっては、絶望するような桂委員長の言い方でしたね。
メチル化実験において、小保方氏がうっかり反省の弁を語ってしまった事で、即、小保方不正の証拠にされました。
桂調査委員たちは、質問をそうした方向に持っていくのでしょうね。
小保方氏への聞き取りを通じて、桂報告書は、小保方不正の手ごたえを、以下のように書いています。
「誇れるデータではなく、責任を感じているとの説明を受けた。」と。
つまり、敵意をもつ相手から、不正の疑いをかけられている時に、小保方氏がこうした反省の弁を言うと、即、不正の証拠としてとられてしまうという典型です。
反省の弁を述べた人間は、すべての不正の責任を押し付けられるということのようです。
これが知識人たちによる調査であるのは、悲しいことです。
そして、1回目の調査で不明な部分があれば、その後の調査の続きがあるはずですが、こうした経緯は一切、明らかになっていません。
本来、調査委員会がやるべき質問が続けられたのでしょうかね?
例えば、学とみ子は、桂調査委員の立場で、以下の質問を想像してみました。
「小保方さんが、「他にもあるはずだ」と言ったので、調査委員は調べさせていただいたところ、結果はありませんでした。どう申し開きをしますか?」
「結果は捨てられることがあると思いますが、捨てたのは小保方さんですか?」
「メチル化実験をメインに担当した○○氏は、小保方氏が同じ大腸菌クローンを再度、何度も培養していたとの証言してますが、それは正しいですか?」
実際には、こうした実験の実情がわかるやりとりは、調査委員と小保方氏の間には無かったと予想できます。
桂調査委員会は、小保方氏に3回の聞き取りしかしておらず、細かい、小保方氏発の言い訳を、桂調査委員たちは、しっかり聞き取ってはいないのではないでしょうか?
実験の実態についての事実は、明らかにならないような質問の工夫とかもあったのかもしれませんよね。
桂調査委員会が、実験の詳細を知っても、印象操作をしようとするなら邪魔になってしまうでしょうからね。
さらも、調査委員は、小保方以外の実験者には、できるだけ被害が及ばないように配慮をしていたからでしょう。
その結果、桂報告書には、以下のような文章が書きこまれたのですね。
>これらデータの真贋性を裏付ける実験データやノート記録を確認することはできなかった。実験参加者は、誰もが、自らの関与を否定しようと必死になりますね。
ですから、自白が決めてとなる調査は、捜査権、強制権が無ければ、解明できません。
ですから、警察などが登場する流れです。
誰もが否定したい実験過失、あるいは故意による行動を裁くのは、強制調査のみが捜査可能でしょう。
一般的な容疑者からの聞き取り調査で、解明することは無理ですから。
そして、誰もが、桂調査委員会では無理なこともわかりますね。
ですから、科学コミュニティーで、STAP事件を裁きたいなら、科学コミュニティーならではの解決策というのがあるはずです。
つまり、BCA論文内容のように、真に科学に準じる書き方のみをするという方法論があったと思います。
BCA論文のような書き方は、自白がからむ未知な部分には全く触れない学術的スタイルです。
桂報告書には、なぜ、そうした方向性で書けなかったのでしょうかね?
桂報告書は、そうした書き方をしていれば、より科学的で、評価ある判断とされたと思います。
もちろん、マスコミは困ったでしょうし、ESねつ造画策した学者もがっかりかもしれません。
でも、傷つかないで済んだ人もいたでしょうし、学術内部での調査というのに、限界があることに世間は気づいたと思います。
理研が、桂調査委員会のために当初、用意した報告書の下書きは、そうした科学的な内容であったと思いますが、外野圧力がかかって、印象操作的書き込みが加わり、いがんだ形の報告書になったと思います。
とても、残念なことですよね。
実際には、容疑をかけられたのは、小保方氏、若山氏、丹羽氏でした。
若山氏に関しては、使用マウスに関する不十分な説明について、桂調査委員会は追及をしていません。
若山氏が、「忘れた」、「実験ノートはない」という言い訳すら、すんなり通ってしまいました。
しかし、小保方氏に関しては、事細かに彼女を無能無知呼ばわりする記載が目立ちました。
さらに、桂報告書30頁は、とても問題ある記載が多く、その最大のものは、以下でしょう。
>
これだけ多くの ES 細胞の混入があると、過失というより誰かが故意に混入した疑いを拭えないが、残念ながら、本調査では十分な証拠をもって不正行為があったという結論を出すまでには至らなかった。これは、本調査委員会の能力と権限の限界でもあると考える。上記文章を書いた人は、小保方氏がES混入犯であるとの確信しているか、あるいは、小保方ESねつ造犯の印象操作を強く願う人であるかのどちらかです。
この記載は、明らかに、桂報告書の裁定を踏み外しています。
過失か、故意かを含めES混入は原因不明とした裁定なのですから・・・。
こういう裁定は、知識人のやることなのでしょうか?
当然、桂報告書を読む人たちの間の反発を呼びますよね。
読者には、小保方ESねつ造犯などと信じていない人たちがたくさんいるのですからね。
桂調査委員会が、こうした小保方ESねつ造の印象操作をやればやるほど、人々は、桂報告書にかかっていた科学的判断以外の権力を想定していまうのですね。
犯人を特定できないような調査であると、調査委員会が自ら宣言しているのに、なんで、小保方氏が犯人であるかのような言い方をするのでしょう?
ESねつ造犯裁定の権限を持たないと言ってる人(調査委員)が、実際にはESねつ造犯を示唆する言動をしています。
上記文章を書いた人には、そうした自らに、その資格がないとの自覚はないのでしょうかね?
こうしたやり方は知識人のものとは思えないのです。
知識人なら、自らの調査の限界を常にふまえながら、調査結果を報告していくものです。
しかし、桂調査委員会の設置は、外部委員会なので、実際の調査は、理研内の研究者たちです。
とても、専門的な調査ですよね。
警察が入り込めない言い訳的なニュアンスがあって、「専門的だから、わからんだろう」ということなんですかね?
理研の調査チームは、当初、BCA論文のクオリティーを保っていたと思うのですが、これが通じなかったのは、小保方氏にはアンラッキーでした。
小保方氏も、自らの作り出したSTAP細胞が、ES並みの能力があるとは思っていなかったからですから。
桂調査委員会は、BCA論文のような科学的所見だけを書いて、後は、誰がどうしたのか?は、全く不明であるという裁定で終わらせるという書き方があったと思います。
STAP実験に参加した人たちは、誰もが、ES混入のリスクをかかえていた人たちだったわけですから、そこが大事だったと思いますが、外部委員会は、参加者をフェアには扱っていませんでしたね。
桂超委員長は、自身が不得意な分野の説明になると、急にニヤニヤしだすので、わかりやすいと言えば、わかりやすかったです。
いづれにしろ、桂調査委員会が、小保方氏をESねつ造犯として印象操作をするのは、ムリクリだったと思います。
ですから、桂委員長は、印象操作をやりすぎてしまいました。
その桂報告書のムリクリさをあからさまにする質問は、記者からは出ませんでしたけどね。
”外部委員会”は、一般的にはフェアな裁定という感があって、聞こえは良いけど、逆に、結論がぐちゃぐちゃになるリスクがあると思います。
STAP事件は、マスコミや世論の影響が強い事件なので、デタラメ論が正当論に入れ替わったしまった事件です。
結局、結果論になりますが、外部委員による裁定ではなく、STAP実験を良く知っている理研内部の研究者裁定の方が、真実に近づけたと思います。
それだけ、判断が難しいということなんです。
論文調査に精通した知識を持つ外部委員を選ぶのは、そもそも、難しいです。
専門家が書いた論文を評価できるのは専門家だけですし、実際に論文を調査するとなると、実験現場の人間関係の把握も必要になると思います。
もともと、専門的な調査は、いざ、外部委員を集めてきても、なかなか核心に至るような調査結果にならないのではないかと予想します。
実際には、外部委員会では、内部の人間のようには機能しないでしょうね。
実際の実験不正の調査においては、実験室での研究者同士の人間関係を把握することが必要になるだろうと思います。
実験中から、仲たがいをしていたのか?実験中、不信トラブルがあったのか?実験中は和気あいあいだったのに、その後に仲たがいしたのか?派閥対立はあったのか?なんての人間関係は、内部の人はないとわかりません。
どこでトラブルになったのかの観察も大事です。
研究者同士の共同研究なんで、信用していない相手とは絶対に組みませんからね。
外部委員たちだけでは、記者会見をやっても、外部委員の思い込みの影響が強くでることになると思います。
専門的調査の結果を他人に説明する時も、実際に調査にあたった専門家でなければできないことが多いと思います。
外部委員たちだけでは、記者会見での多様な質問にもスムーズに答えられませんし、実験をやっていませんからね。
そうした桂調査委員会の中に、伊藤氏がいたことは幸いでした。
伊藤氏は、BCA論文の著者にも加わっています。
Daijiro Konno1, Takeya Kasukawa2, Kosuke Hashimoto2, Takehiko Itoh3, Taeko Suetsugu1, Ikuo Miura4, Shigeharu Wakana4, Piero Carninci2 & Fumio Matsuzaki1
伊藤氏は、チップセック実験実施の時期についての、古田氏からの質問に答えました。
若山研究室における小保方業務について、古田記者が、伊藤氏から核心に至る答えを、引き出せたことは良かったです。
もともと、マスコミも、チップセック実験が手間暇がかかる専門性の高い実験であるとの情報を持っていません。
もともと、小保方氏が短時間にどこまで実験できる人なのか?の研究者としての基本情報など、マスコミはもらっていないのです。
そういう専門性、熟練性についての情報提供をマスコミは受けていないのです。
だから、古田氏は、小保方氏がサンプル調整したなどといって、強引に小保方氏の関与に持っていこうとしていたのです。
古田氏は、実験の詳細を知らないし、小保方ESねつ造犯を信じているのだから、仕方なのです。
それでも、この時の、伊藤氏の答えから、桂調査委員会が、チップセック実験の責任をすべて小保方氏に押し付けようとした画策がバレてしまうことになりました。
ため息ブログから当ブログへの反論に迫力がないのは、彼らがSTAP論文に精通していないからですよね。
彼らは、STAP論文を読みこなしている人を装っているけど、ジグゾーバネルのわかったところだけの人で、全体像を知らない人たちです。
いつも、わかったことろだけを材料に、一方通行の情報発信です。
わからないところは、デタラメでつなぎます。とても図々しい人たちなのです。
他人が、STAP論文をどこかを示して、「ここを説明して欲しい!」と、ため息ブログメンバーに言ったとします。
彼らは、自由な質疑応答はできません。わからないところだらけですからね。
いろいろそうしたことがありましたね。チップセックも、PCRも、皆、彼らの理解範囲外でした。
独学ができない人たちなのです。それでも、自らは正しいと主張するのだから、困ったものです。
ため息さんは、以下のように書いていますが、相澤氏は、小保方氏の再現実験を支えました。
小保方氏がねつ造犯であるとわかっていたら、相澤氏は、絶対にこうしたことをしません。
CDB内部には、本物の内部情報があって、実験実態を知る人が多くいるのだから、相澤氏は、ねつ造犯かどうかは判断できる立場です。
本来、こうした実際に調査をやったCDBの人たちが、責任を持って報告書をつくるべきだったのです。
その責任は、CDB解体後も、名称変更したとしても、その研究所が責任を持つことができます。
社会的トラブルの場合は、内部で隠遁するというリスクがありますが、科学的トラブルの場合は、科学という”天の声”があります。科学的事実を曲げるということは、科学者たちはできないです。個人なら可能かもしれませんが、集団ではやれないです。
科学的事実は、”天の声”です。
”天の声”には説得力があるのです。各人が勉強して到達しようとする領域です。そこには合意があります。
”天の声”の元では、ため息ブログは、風前の灯でしょうね。彼らは、対抗するばかりで合意をしません。
だから、ため息ブログは、もっときちんとした独学に取り組むようになるでしょう。
今のため息ブログがやったいるような、わからないことを、ネット検索でデタラメにつなぐということは、今後は、できなくなるのでしょう。彼らが進化することのできる集団であればの話です。
桂調査委員会などは、解散してしまってますから、その内容に誰も責任を取りません。
残念なことですが、実は、理研は、国からの指導で、こうした外部委員会方式をとったのかもしれません。
理研で、本物のES混入調査に当たった研究者の各個人は、学術者として、もっと責任あるフォローをしたいと考えた人はいると思います。
結果を出しっぱなし、質疑応答無というのは、科学のやり方ではないですからね。
事務屋の立場の人でも、きちんとフォローしたいと願った人はいたと思います。
ため息さんは、科学にも弱いだけでなく、状況証拠を把握する社会的客観性も低いですね。
以下も、理屈の通らない方向へと展開させています。
ため息さん>
どっちにしろ、信頼できる情報源ではないので、このおふざけ発言をもって「理研CDB上層は、小保方氏をESねつ造犯と見なしていないということがわかる」なんてことはないですな。
oTakeさん、
>因みに、大田 ES(FES1)であって、”太田”ではないですからね。太田胃散は、ES 細胞とするのは、小保方支援者の都合の良い言い掛かりですね。
oTakeさんが断言できる立場ではないです。
早い時点で、オホホポエムは、若山研究室にはないはずの太田細胞FES1の存在を示唆していた可能性はあります。
可能性でしかありませんが、実験中からGRASは、STAP細胞のDNA情報があるのですから、内密に、混入細胞株としてFES1が疑われていたことはあったと思います。
129/GFP ESだって、それがFES1由来株であることを知っていた人は、いたはずです。
その時点で、論文発表前に、研究者同士で、疑義について、情報交換できたらよかったのです。
だからこそ、研究室同士、組織間が敵対関係だと、内部調整がうまくいかないのです。
ため息さんが、又、いみじくも本音を書きました。
>
「はず」が信用できないのは当たり前でしょ?桂調査委員会は、小保方氏を最初から「ESねつ造が疑われる人」と位置付けています。
つまり、彼女の言い分はスルーして良いとの位置づけです。
ため息さんは、こうしたESねつ造派のしかけた作戦を、軽率にもばらしてしまうのです。
ESねつ造派学者は、小保方氏にいろいろ反論されると困るから、小保方氏が何を言おうと、デタラメであると社会が信じる環境づくりを目指したのです。
つまり、「知識人は、皆、小保方氏を信用していません」のキャンペーンですね。
実に、陰険で巧妙です。
しかし、その知識人の亜流にすぎないため息ブログは、知識人では無いことが既にバレっちゃっています。
さすがに、今更、ため息ブログが学術者集団なんて言ってくれる人はいないでしょうけど、いまだに、ため息ブログ自体はおおまじめに知識人を演じています。
まあ、学びの道は無限多様ですから、ため息ブログは、本物の知識人集団になるべく頑張ってほしいです。
「彼女は研究者として問題ある」との情報を、桂報告書には平行して、書きこんでいますね。
つまり、桂報告書は、”偏向調査ではない”とする、一種のカモフラージュをかけているのです。
桂氏は、「彼女がそう言うんだ」と薄ら笑いで話し、言外に、「信用できない」という印象を視聴者に与えています。
しかし、実際には、こうしたポーズは、逆効果であったと思います。
偏向調査であったことを逆に知らしめることになったと思います。
澪標さん 2023年11月18日 11:11
> 匿名掲示板での書き込み、それも出所が担保されない発言には、”社会的客観性”はありませんし、ましてや証拠性はありません。
出所が担保されてるかどうかなんて関係ありません。おほほさんは、STAP実験で、FES1が混入したことを疑っている?或いは知ってるんですよ?そういう解釈ができます。査読者だって疑っているのだから、周りから情報の入るおほほさんは、もっと精度が高いです。
澪標さんは、議論に参加したいなら、犬の遠吠えのようなコメントでなく、正面から反論ください。
ため息さんは、日本語能力が低いので、学とみ子がいちいち事細かに解説をしないと、理解が進みません。
>
そしたら学とみ子の反応が、「ため息さんが、又、いみじくも本音を書きました」というわけです。意味不明ですな。当方は何も隠し立てしているわけでも、何かの役目を演じているわけでもないので、本音もなにもありません。この当方の発言がどうして「ホンネを書いた」ことになるのでしょ?ため息さんの本音は、ESねつ造派の画策とぴったりです。
「小保方氏がいかなる反論をしようと、彼女は研究者として失格であり、かつ嘘つきだから、信用してはいけない。つまり、まともに扱う相手ではない。」なるメッセージを、ESねつ造派学者は、社会に植え付けました。
桂氏も薄ら笑いを浮かべて、その印象操作に協力しました。
学とみ子の言いたいのは、ため息さんも、その協力者だということです。
古田記者も、小保方氏はESねつ造犯人であると信じて疑っていないと思うのですが、不思議と、、実験の詳細が明らかになるのは望んでいないのですよね。
STAP事件を追って、桂調査委員会記者会見に来ていた記者たちも、実験の詳細にせまる展開になると、一様に、その質問を止めてしまいます。
さすがにかなりの記者も、ムリクリESねつ造説の問題点に気づいていると思いますよ。
ため息さん>
科学的な議論をしたいのなら、当方等が、PCR-電気泳動の図で、太いバンドが1本あるかないかという結果になるという説明をしたわけです。これに対して反論が一言もないです。欠失部がPCRで増幅されたとか、長さの異なるDNA鎖でできたバンドが明るさ等を変えたから同じように見えたというのではないという説明に対する反論は?
分かっていない人の説明を読んでも、分かることは無いです。
欠失部がPCRで増幅されたとか、長さの異なるとか、そんなことを、学とみ子は言っていないですよね。
分からない人は、勝手に学とみ子の考えを間違って想像してしまうのです。自由で奔放なるため息自己流解釈ですね。
ため息さんがわかっている人でないことは、学とみ子にはわかりますから、参考にしません。自分で調べ、考えた方が早いです。
ため息さんは、学とみ子が示した図において、赤と青のプライマーの働き方がわかりませんでした。図には、鋳型DNAにそってのポリメラーゼ伸長反応は、一方向であり、止まらずに進むPCR反応の特徴が示されています。これがわからないようでは、もうダメです。
澪標さん、
2023年11月18日 14:39
犬の遠吠えは、学とみ子の書きすぎでした。
消したはずの言葉ですが、消えてなかったです。失礼しました。
>私に取ってSTAP現象は、論文のRetractionと同時に科学的議論の対象外となっています。それとは独立して、Business Modelとして”成功”故に陥穽におちたExit-Modelであったと評価していますので、その意味でも科学的議論の対象外です。(ちなみにセラノス事件は”成功しすぎた”故に地獄をみたExit-Model!(^^)!)
見解の違いが大きいと思います。すり合わせるのは難しいと思うので、そちらの議論で盛り上がってください。
学とみ子に呼び掛jけていただかなくても大丈夫です。
ため息さん>
(情報の)出所が担保されてるかどうかなんて関係ありません。
学とみ子の妄想語録に加えるのにふさわしい発言ですから、加えて置きます。2ちゃんだろうがどこだろうが、STAP細胞にFES1が混入していたことを知っている人がいたことが重要なんであって、一部文章をとりあげて、妄想語録に加えるという行為が、極めて悪質な嫌がらせなんですよ。
なんて、澪標さんは、こんな人についていくんですかね?
上記は、自問自答ですが、澪標さんはお返事をくれました。
2023年11月18日 20:56
>それはさておき、簡単にお応えしておきます。
女性は上書き、男性は別ファイル保存と良く言われますが、澪標文章は、男性特有の別ファイル保存のひとつの意見に過ぎません。
その人自身でも、生活環境で意見が変わっていきますから、自身で全貌を知ることができないと思います。
人の思考や感情は、消えては浮かぶを繰り返していると思います。
より、知的な人間(脳の能力が高い人)ほど、脳内に消えては浮かばせることのできる範囲が大きいと思います。
澪標さんは、自身の興味の方向へ、学とみ子をひっぱろうとしているようです。
もともと、学とみ子が学んできたことは狭い領域なので、この狭い領域のさらに先を知るために時間を使います。
高齢で体力が無いので。学べる範囲が限られます。
ですから、他の人の住む違う世界の話題が、学とみ子にはなかなか入ってきません。
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