桂報告書の、「故意か過失かは不明」、「不正と断定するに足りる証拠はないと考えられる。」が大事です。

現在、この部分が問題になっています。

桂報告書13頁
小保方氏が様々なバックグラウンドの細胞を寄せ集めてRNA-seq解析、ChIP-seq解析を行ったことは自明であり、論文の記載や公共データベースに登録時の記載と異なる系統やGFP挿入のあるマウスの使用や、本来比較対象とならないデータを並べて論文に使用したことは不正の疑いを持たれて当然のことである。しかし、聞き取り調査などを通じて小保方氏は「条件を揃える」という研究者としての基本原理を認識していなかった可能性が極めて高く、意図的な捏造であったとまでは認定できないと思われる。一方、FI 幹細胞データに関しては当初の解析結果が同氏の希望の分布をとらなかったこと、それにより同氏が追加解析を実施していること、当初解析結果と追加解析結果で使用したマウスの種類も含め結果が異なること、複数細胞種を混ぜた可能性が高いこと(故意か過失かは不明)から不正の可能性が示されるが、どのようにサンプルを用意したかを含め同氏本人の記憶しかないため、意図的な捏造との確証を持つには至らなかった。よって、捏造に当たる研究不正とは認められない。

ここは、いろいろな読み方があります。
もともと、いろいろな読み方ができるように、工夫した文章になっているためであると思います。
オリジナルな文章はどのようなものであったかわかりませんが、訂正を繰り返した結果、現在の文体に至った可能性もあると思います。

もともと、理研の研究者たちが下書きを書いて、桂調査委員会は、それを基本にして、新たな書き込みをおこなって桂報告書を完成させたと思われます。

桂報告書の前半は格調高いのですが、後半に行くにつれて、個人的感想のような文章が混じってきます。
そのピークは、29-30頁です。

上記部分の担当執筆者は、「故意か過失かは不明」の文言が抜けないように、小保方なる主語が、この文節に入らないように、頑張ったのではないかな?

上記文章が読みにくいのは、オリジナル文章から変更した結果によるものだとおもいますが、大事なのは、以下です。
・・・・複数細胞種を混ぜた可能性が高いこと(故意か過失かは不明)・・・・



桂報告書の結論は、15頁に書かれています。
そして、”不正と断定するに足りる証拠はない”と、書いてあります。
ここがとても大事ですよね。

15頁
(3)故意か過失か
行為における故意又は過失の認定は、当該行為がなされた客観的状況と当該行為者にかかる主観的要素を総合的に判断しなされるべきものであるが、ES細胞混入の行為者が特定できない状況なので、混入行為が故意によるものか過失によるものかにつき決定的な判断をすることは困難であり、調査により得られた証拠に基づき認定する限り、不正と断定するに足りる証拠はないと考えられる。


記者会見での桂氏も、桂報告書も、故意か過失かは不明と言っていて、ここが大事なポイントです。
「小保方氏しかその候補がいない」というは、単なる印象操作に過ぎません。
「ES混入の原因不明」の事実をまず、書いて、それに付け加えて、いろいろ印象操作がなされています。
しかし、印象操作部分は、印象操作でしかないな、と読む人はいろいろいるんですよね。

つまり、世の中の人は、たとえ、科学がわからないくても、おかしな文章の展開をみれば、印象操作であるなと気づくのです。
科学界にいる人でも、凡庸な人は、一般人の勘をバカにしますが、一般人が間違う時は、情報の方が間違っているのです。
ニコニコ動画に書きこんでいる一般人は、小保方捏造を信じているのですから、その情報が間違っていると知ったら、怒りますから怖いですよ。

一般人というのは背伸びをしないから一般人なんですね。一般人は、背伸びをする必要がありません。

しかし、まれには背伸びをする人がいるのですが、知識が無ければ、一般人の背伸びはすぐ見破れます。
つまり、一般人の背伸びは、周りへの影響が少ない。

一方、知識層や、権力者の背伸びには注意です。
本人が正しいと信じてしまって、間違った情報を出してしまうので、間違ってしまう人たちが出てきます。
一般人が惑わされ、権力者の下の人たちは大変な迷惑をこうむります。忖度なる語がある所以です。

ESねつ造を信じてしまったのは、いろいろな層の人たちです。
特に、ESねつ造を信じてしまった権力者は、有形無形なるプレッシャーを理研にかけたでしょう。
理研は、そうした偉い人たちに配慮せざるをえません。

理研の人たちは、個人レベルでは、ESねつ造が実行不可能と思っているのですから、上からのプレッシャーに対しては、印象操作で乗り切らざるを得なかったということかもしれません。

一方で、理研の人たちは、皆、頭が良いですから、小保方ESねつ造を決められないのはわかっています。証拠を出せません。
理研が、STAP細胞がESであると決めることは科学的に可能であっても、誰が何をしたなんて、調査ではわかることはありません。当事者が何も言わないのですからね。
理研の人たちは、すぐ、解決はできないと悟りますよね。

実際、STAP実験に関わった事件関係者の全員が、「私はES混入などしていない」と言いましたから。


桂報告書は、解決不可能な事実を前に、委員長の自論の部分もあります。
「疑いを拭い得ない」という表現は、桂氏の気持ちが書かれている部分と思われます。
30頁などの教訓論も、桂氏の思いがかかれていると思われますが、論文不正の再発には、あまり効果があるとは思えません。

桂氏の言葉には、ESねつ造画策者に完全に吹き込まれているものが多いです。
桂氏自身の科学的経験に基づいて解説しているという部分が無かったと思います。
ESの専門家ではない人がなぜ、委員長に選ばれたのでしょうか?

しかし、(故意か過失かは不明)という考え方を、桂報告書が示した事は、重要です。



ため息さんは、以下のように、「小保方氏が混ぜたといっている」と言ってますが、それはため息さんの読み方ですから、その主張を続ければよいと思いますよ。


ここについて、ため息さんは、このようなことを言っています。

この前の文章で「小保方氏は「条件を揃える」という研究者としての基本原理を認識していなかった」と言っています。そしてサンプルを用意したのは小保方氏で小保方氏に記憶がないと言っているのだから、誰が読んでも「複数細胞種を混ぜた」のは小保方氏です。他に誰がいるというのでしょうか?


ため息さんは、英語は機械訳しか出せない。遺伝子解析法を知らない苦しい状況です。
文系の人や、一般人から教えてもらうような状態だ。
にもかかわらず、下記のように、ため息さん自身は、指導力も、知識もあると勘違いしている。

的確な日本語表現ができるように国語を勉強してください。




下記のコメント欄に時々参入してくるしろうとさん、

>いつも両ブログを比べて見ているんだけど、学さんとため息さんの知的レベルの差は譬えれば、小学3~4年生と大学生の違いほどあるよ。

そうなの、そう思う人もいるんだね。当ブログの学びになります。
ところで、しろうとさんは、学びをしてる人だと思います。科学的な事も、学とみ子より知ってる人かもしれないね。それでも、しろうと名乗るのだから、謙虚な方なのでしょう。

幅広い交友関係を持つoTakeさんのお友達ですか?もしそうなら、ため息ブログに書き込んだ方が、たくさんの応援が得られる。ここでは、学とみ子の独断で、ボタン1個で消されてしまうから、せっかくの示唆に富むしろうとコメントが、もったいないです。

知性のある人たちはデタラメを一番嫌うというご意見には同意します。
だから、調査委員会は、すぐ解散するような事をせず、世間の疑問に答えて欲しいね。理研が、桂報告書に書けなかったこと、その後に判明したことなどについて、世間に知らせて欲しいです。学とみ子の考えは、状況次第で改善するでしょう。但し、ため息ブログレベルでは、影響を受けませんね。

知性ある人層に属するしろうとさんは、時間を大事にね。



遠藤氏は、一定しない遺伝子発現の細胞を前に、細胞動態を考えてません。ES混入を前提にしてしまうからです。

いづれにしろ、ES捏造説というのは、科学的にもこじつけのような説なのですけど、科学界は、何も論評しません。STAP細胞が、ESであるというなら、分化細胞が、酸浴後1週間の変化の実験は、作り話になりますが、ここは、実験ノートがあるから、桂調査委員会は、何も言えないのです。
しかし、STAPが、ESであるというなら、酸浴実験の真偽が、議論されて良いのに、そこはスルーです。

マスコミが、問いただしたら、桂氏はどのように答えたでしょうか?


STAP細胞は、遺伝子発現の一部が初期化したものの、制御された分化ではなったのです。三胚葉分化はしてもキメラはできない。STAP細胞の分化は一部で、ES並みで無いのです。だからESを使ってごまかすことなど、小保方氏にはできません。小保方氏は、自分の細胞の限界をしってました。

その違いは何なのか?について、専門家の説明があれば、ES捏造説の破綻は、誰でも理解できるのです。

最初に登場する酸浴実験の質を問う質問が大事なのですが、マスコミに、そこを疑問視する力がないのです。マスコミは、ES捏造説だけを教わっているから、そこからしか、STAP細胞を考えられないのです。


遠藤氏も、RNA解析結果が、サンプルごとに違うものになる理由が、疑問だったでしょう。TS、ESのような典型的人工細胞の性状とは、STAP細胞は違うのです。


「STAP細胞からキメラマウスを作ってES細胞をつくったら…」は、トンチンカンではなく、マウスというべきところをキメラマウスと、間違ったのです。掛け合わせなくてもマウスはできる。ですから、伊藤氏に、「そんな面倒なことをせずに、そのまま発生させれば良い」と言われてしまったのです。でもこの記者は、マウスコロニーは皆同じ遺伝子構成であることを知っていたのです。

桂氏は、記者の疑問を、関係の無い初歩的話に戻してしまいます。しっかりした記者なら、雛壇の誰が本当の知識を持っているかを判断して、そこに集中して、疑問をぶつければ良かったと思います。しかし、それには、知識が必要なんですね。

むしろ、マウスからESを作る時に変異が入るとの桂氏の話の方が不要なのです。そんなことは、ここでは直接関係ないのに、記者も混乱しているためか、相づちを打ってしまってます。

まあ、伊藤氏は、何度か聞き返して、記者が何を聞きたがっているのかを考えた結果、マウスというべきところを、キメラマウスと言ってしまっていることが分かったのです。だから伊藤氏は、「そのまま発生させれば良い」と返したのです。
専門用語を知らない記者の間違いを、プロなら聞き分けて修正した答えをしないといけないです。

FES1と、ぴったり一致するSTAP細胞ができても良いのじゃないか?が、記者が聞きたかった事です。記者自身で、いろいろ考えている証拠です。後で書き込んでいるおごった連中とは違います。ため息さんは、うしろスクリーンで書き込んでいる連中と同じレベルです。こういう話が、ため息さんには分かりません。学者レベルに達してません。

こんな簡単な話も、ため息さんは整理できないのです。ここでの質疑応答を理解でき無いままの10年です。

ため息さんのデタラメを疑問視する基礎知識が、澪標さん、oTakeさんにも無いのです。いつになったらES捏造説の破綻に気付いて、自ら掲げるES捏造説に絶望できるのでしょうか?
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コメント

Zscan4
記者の想定

FES1⇒4Nキメラ(129B6 F1相当マウス)⇒STAP細胞(⇒STAP幹細胞)


伊藤氏 

 できないことはない

 
桂氏の?? 

 マウス⇒ES かなり変異が入る

それと、

しろうと
「傲慢な人は学べない」って言うね。
学さんの口から度々出る「学び」という言葉は、学さんの「傲慢さ」を自分で覆い隠そうとしているものであることは、このブロブを見ている人は誰でも分かっています。その言葉、出てくる度にこちらが恥ずかしくなる。今後使わないほうがいいな。

譬えるならば。

しろうと
いつも両ブログを比べて見ているんだけど、学さんとため息さんの知的レベルの差は譬えれば、小学3~4年生と大学生の違いほどあるよ。学さんの思考はいつも硬直された妄想の中にいて、ため息さんのそれは事実に基づいて柔軟に開かれてある。
そういう学さんに今更、論理的思考や言語表現の正確さを学べっていっても土台無理だろう。だけど、やはり自分はそのレベル(ため息さんから見れば小学生レベル)だと自覚しておいたほうが良いね。その自覚が少しでもあれば、自分が今書いていることはトンデモナイ間違いかも知れないと自身を疑ってみることも出きるかも知れないだろうし、何より、そのデタラメが多くの人たちの怒りを買っているかも知れないってことも少しは理解できるかもしれないからね。知性のある人たちはデタラメを一番嫌うからね、分かってないだろうけどね。
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