欧米の離乳ガイドラインでは、母乳を飲んでいる時期の、生後4-6か月で、小麦を食べ始めるようにとの指針をだす国が多い。

小麦による慢性腸炎のセリアック病は、欧米では多い病気です。
 
小麦を離乳食に導入する月齢が、早すぎても、遅すぎてもいけないと言われています。
 
欧米の離乳ガイドラインでは、母乳を飲んでいる時期の、生後4-6か月で、小麦を食べ始めるようにとの指針をだす国が多いようです。スウェーデンの子供たち向けに、2004年までには、すでにそうした指針がでていたようです。これに関する論文の紹介です。2012年の、現在の順守度は、わかりませんが、論文がありましたら、ご紹介します。
 
Acta Paediatr. 2004 Apr;93(4):464-70.
スウェーデンの異なる3地域において、12ヵ月の乳児検診に受診した467人において、アレルギーのリスクと、離乳食の状況を調べました。ミルク、オートミールがゆ、魚、卵のそれぞれにつき、乳児の離乳食への導入時期について親に聞きました。
 
結果: 離乳指針では、 4―6ヵ月の間にグルテン(小麦)を投与するように指導されていますが、実際のデータでは、45%の子どもで、生後6ヵ月までグルテンは投与されていませんでした。
 
アレルギーがあるとする親の33%は、生後1年以内の魚を避け、親の23%は、生後1年以内の卵を避けました。
妊娠中の母は、50%は妊娠中にピーナッツを避けました。 しかし、ピーナッツを避けても、ピーナッツアレルギーの発症には関連しませんでした。
 
以上の結果から、グルテンの導入時期に関しては、離乳食指針はそれほど、守られていなことがわかりました。PMID: 15188972
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