カロリー制限は、いろいろな動物で慢性疾患の発生を防ぐことが報告

カロリー制限は、普通の食事のカロリーを10–40%の減少させることです。
近年、このカロリー制限が、寿命にどのような影響を与えるかが研究されています。
ネズミなどの小動物では、カロリー制限が、寿命を延ばすとのデータが出ています。
 
米国では、ウィスコンシン・ナショナルリサーチセンター(WNPRC)と、メリーランド、ディカーソン、NIH 動物センター(NIA)が、平行して、アカゲザルにおけるカロリー制限の影響を、長期間観察しています。

マウスで見られた現象が、霊長類アカゲザルで、検証できるかについてですが、長期間の観察となりますので、サル同様に、研究者も、自らの寿命がかかることになります。
 
今回は、2012年、ネーチャーに載った寿命とカロりー制限に関しての情報の紹介です。
Nature. 2012 Sep 13;489(7415):318-21 .PMID: 22932268


カロリー制限は、いろいろな動物で多くの慢性疾患の発生を防ぐことが報告されました。 カロリー制限は、免疫機能、協調的運動機能、サルコペニア(筋肉減少)に対して、体の劣化を防ぐ効果を持つ事が、最近報告されました。

しかし、今のところ、私たちNIAにおける、データでは、若年、加齢サルともに、カロリー制限が、寿命を延長させるというデータは示せませんでした。

WNPRC からは、7–14歳の成体アカゲザルにおいて、30%のカロリー制限により、生き残りが長くなったとの報告されています。

長年にわたって、NIAとWNPRCの研究は、カロリー制限の健康への効果の有効性を見出してきました。
 
NIAの研究は、健康への影響、病気と、死亡率を、別個の因子で考えています。私たちは、長寿の霊長類において、カロリー節約が食事成分は、長寿への影響力を持つであろうと予想しています。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック