女性は、争う男性たちをいさめたり、競わせたりするために、美しく、賢くある必要があった。

「以前の夫婦は、夫が妻に給料は渡して、家計のやりくりは妻に任すが、何か問題が起これば、夫は口をだす!!とする時代だったが、今の夫は、生活全体を妻に牛耳られてしまい、給料は出すが、口はだせなくなった。」
と、ある男性が私に言った。
 
これを聞いた私は、さっそく、この男性へつっこみ質問をしてみた。
「そうなると、男性の働く意欲はどうなってしまうのかしら?なんだか、男性は、結婚も、仕事もする意欲を失って、ひいては日本の労働力の減退を招いているのかもしれないわよね。」

しかし、その男性は、私のペースにはのらず、
「まあ、どうなんですかね?最近は、一時騒がれた中年離婚が減ったでしょう。一方的な関係が少なくなったのじゃないですか?まあ、良い事だと思うけど・・・・」
と切り返された。
 
前回のブログにも書いたが、男性は、自分の城を持ちたい、広い城に、姫も家来も欲しい、人生に自分の足跡を残そうと努力する志向がある。
歌の歌詞にも、「君は人生に足跡を残したか?」と問うのがある。
 
前回のブログで、紹介した夫婦であるが、夫は、「俺はこの家で一番えらい!」などと言うとのことだ。
この夫は、妻にそうしたメッセージをしないと、妻がわかってくれないとの思いでいる。

しかし、妻が、「あなたは一番えらいです。悪いのはすべて私です」
などと言ったら、夫は、むしろぎょっとなるかもしれない。
芸能人の離婚会見では、しばしば登場するパターンの
「悪いには私です。責任は私です」 を、夫は思い出すかもしれない。
 
さて、この妻は、パートで働いているが、妻の給料では子どもを養育できず、離婚に踏み切れないという。
御自身のことを、何の資格も技術もないと言っている。
夫に、技術や資格があるかはわからないが、普通、男性は努力して、かせぐためのスキルを身につける。
この夫は、いばるけど、妻には稼げない金額のお金を稼ぐ能力があることを、妻は良くわかっている。
 
だから、夫のだんまり作戦に対して、妻は必死で謝る。
妻は、夫が(給料をかせぐから) 従うのはしかたない思っている。
この妻は、夫の稼ぎを十分に自覚しているのに、それを素直に夫に表現していない。
 
つまり、妻は、妻自身が弱いから、(やむをえず)夫に従っているという態度をとってしまうようだ。
むしろ、夫がお金を稼げる人だということを、妻は評価してます!とわからせた方が、有利ではないか?
何か、妻は、現状を打開して、夫のいばりに変化を期待したいところだ。
 
誰でも、自分にできないことをできる人間は、素直に尊敬できるものだ。
さすれば、稼いでくれる夫に対して、妻がヨイショするのも、それほど、苦痛ではなくなるかもしれない。

男性は、一家の主となれば、社会的信用が高まる。男性は、妻子を養い、結婚生活を続けられていることで、大きな益を得ている。
夫が子供にやさしいのは、家庭を大事にしたいという夫の希望であり、この夫の足元は見えている。
この夫婦は、男性も離婚したいというのでない。夫は、社会的体面を保ち、築いた城を守りたい。
妻も、夫の力を認めているのだから、妻の作戦はたてやすいはずだ。
 
それでは、妻は、いつでも夫をヨイショしていれば、家庭円満か?となると、そうではないだろう。
ほめられてばかりいれば、人は努力を怠り、だめになる。夫をダメにしないのも、妻の役割だ。
 
何事にも、権力はバランスがとれている事が必要だ。そうでないと、世の中がおかしくなる。
権力が集中することで、社会が堕落、停滞し、多くの人類の不幸の歴史が繰り返された。
 
小さな家庭でも、権力のバランスが大事である。
家庭の中で、特定の誰かだけが権力を持つ構図は、トラブルが起きやすい。
偏った考え方で、子どもがふりまわされる。
夫がいばりすぎたら、夫自身が傷つく時代になっている。
 
2013/4/21(日) 午後 10:45、猿人の話を、ブログで紹介したが、
http://blogs.yahoo.co.jp/solid_1069/10552915.html
タレントの岡本さんが、モデルとなった作られたアファール猿人の像がある。
 
以前に、アファール猿人の男女の大きさを話題にしたことがあった。
写真で見ると、この時代は、女性は男性の半分以下の大きさだった。
男が女を守る社会生活では、女は子どもを産める大きさがあれば良かったのであろう。
 
しかし、進化の過程で、女性は大きくなっていった。猿人がさらに原人、新人類に進化していく過程において、男女差が少なくなる方が、ヒトの進化に有利であったであろう。
つまり、女性の脳と体は、大きくなる必要があった・・・・。
 
その理由が、多々あるにしろ、男女がバランスをとることは、知的生物がさらに進化するために、有利であるからと思われる。
 
男性だけが大きい体であれば、争いも多いし、小さな女性を何人もかこって思うままにすることができやすい。ハーレムをつくり、それを奪い合って、男性同志で、お互いが殺し合ったりしそうだ。
 
しかし、動物が知的に進化してくると、意のままになる女性は、男性にとってもつまらないのではないだろうか?女性が簡単に男性の意のままにならないと、男性はさらに努力をつづけるであろうから、女性の進化は、男性の進化の源だ。逆も言える。
 
女性は、争う男性たちをいさめたり、競わせたりするために、美しく、賢くある必要があった。
戦国時代の武将であっても、女性に気にいられるための工夫が必要であったであろう。
当然、子育てにも、脳ある女性が必要だ。女性の脳の発達は、人間に必要なものであった。
 
賢くなった女性は、賢い男性を選ぶしくみができあがる。
賢い男性、賢い女性になるための競争も激しくなる。
男女の軋轢もでてくるだろう。
その結果、男性の性的志向は、生物体としてはマイナスとなっていく面もでてくる。
 
現代でも、男女には、体格的頭脳的に差が残っている。
つまり、まったく両者が平等になってしまうと、コレもまたトラブルとなるのかもしれない。

しかし、長期的未来において、Y染色体は縮小を続けるのか?男女差がどうなるのか、諸説は、まだ、混とんとしている。
いづれにしろ、今後も、男女のせめぎ合いと進化は続いていくだろう。
 
こんな風に考えると、男性にやられてばかりと感じる女性は、あるいはその逆の場合でも、又、新たな目で男女を見直せるであろう。
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