キレる方も、キレられる方も、双方に抱えるストレスは大きくなる。 抱えているものが重く、耐えきれなくなるのかも・・・。

 
男のボスぶりが、揺らいできていると書いた。
夫とは限らず、父親の権威やボスぶりも揺らいできていると思う。
 
女性に対する切り札的なせりふが効を奏さない時、男性のストレスは頂点に達するであろう。
そうした時代にあって、女性は自立できる力をつけてきたのかというと、まだ十分ではないし、将来展望も混とんとしている。
 
離婚後の孤独な子育てで、女性たちは消耗しているのではないか?
そうした母親のストレスは、子どもにも及ぶであろうし、女性は体力と知力で男性にかなわない。
 
体と脳の重量が少ない女性が、知恵と努力を駆使して、社会で、立場を築くことは、難しいことのように思う。
 
女性は、男性が肩代わりしてくれた苦労を背負い込むようになり、苦しんでいる。
男性に責任転嫁し、依存的でじっとしていれば、危険を回避できる環境を捨てたからである。
 
若いカップルで、病気の子供を抱えて父親が、小児科を受診することが多くなった。
こうした父親と接していると、父親の子どもに対する心配のし方は、母親の抱く心配とは、少し種類が異なる気がする。
 
父親の、医者に対しての任せ方は、女性と異なる。
 
母親は、病気の理解度が今、ひとつであっても、肝のすわったところがあり、医師に任せる部分が大きいが、父親は、目の前の医者の話を、あくまで自らの頭で理解しようと努めるように思う。
 
しかし、医者による病気の説明に対し、父親の理解力を超えてしまったり、父親が不信感を持ってしまうと、いらいらを感じてしまうようである。病気の質が理解できないと、父親は、自身による判断ができなくなるからだろう。
 
医者の病気の説明に納得がいかない時、さらに、医者が説明を続ければ、納得してくれることが多い。しかし、そこまで行かず、納得できないまま、父親が切れることがある。
 
父親は、目の前の医者が信用できるのかを判断できなくて、そのあせりが表情に出るのである。
多分、父親は、医者から言われたことを、あれこれと自らの頭で理解し、考えているためだ。
 
残念なことに、最近、イライラをそのまま、医師にぶつけてくる若い父親が増えていると思う。
つまり、医者の話が聞けずに、切れるという状態だ。
 
母親は、ものを考えないと言っているわけではない。母親には母親の理解のしかたがあり、それが病気の子供に良い影響を与えることがある。つまり、自我を出さず、悪い方向へ考え過ぎず、肝がすわったところがあるのである。
 
これは、医療に限らず、他の商売でも同様の傾向のようである。特に、人間相手の商売をしている職種の人は、最近の客は、切れやすいとの印象を持っている。
 
権利は、主張すべきの価値観が、切れやすい社会を生んでいるのかもしれない。
権利を主張すべき状況でないところで、権利を主張すると、それが通らずキレる。
キレる方も、キレられる方も、双方に抱えるストレスは大きくなる。  
 
今は、雇用の確保が困難でもあることも、若い男女がかかえるストレスの原因になっていると思う。
若い男性や父親が、急に切れるということが多くなったのも、かかえているものが重く、耐えきれなくなるのかも・・・。
 
父親の権威が薄れていることに関して、別の話題を紹介したい。
 
アジア大会で、いろいろ記録が生まれているが、先日、女子の卓球の試合を、つい見た。
福原愛選手の気迫の試合に魅せられてしまったからだ。
 
動きもシャープで、得点をねらう気迫、ミスが続いても立ち直る力、限界までに集中する力に魅せられた。
観る人も、一緒に集中して見なければ、選手に悪いという気になる。
 
報道によると、福原愛は、最近、マネージャーであった父親を亡くし、彼女の危機迫る集中力には、父の死という背景があったようだ。さらに、福原愛は、父親と絶交の状態にあり、全く言葉をかわすことが無い状態になっていたと言う。
 
アジア大会で、父がいなくても、私はやっていける!私は大丈夫だ!と、彼女は自分自身をふるいたたせていたのは?と想像する。
 
娘と父親も、男女であるが、お互い強い意志をもつと、ふたりは必然的に対立する。
お互いに、最愛の相手であるからこそ、こうした関係に陥るのだろう。 父親は、自らが正しいと考えることを、娘に理解させたかったのだろうが、果たせず亡くなった。
 
福原愛や吉永小百合などの例のように、娘が意思をつらぬく時、親は犠牲者で終わる。
 
親には、時間が限られているからである。
娘との確執で悩み、老いて行く親は、寿命を縮めるまでに、苦しくつらい毎日となるし、そのストレスで命を縮める。
 
親が、娘を教育する時は終わったことを早く悟らないと、親は、無念のまま朽ちて行ってしまう。
 
女性が強くなった結果、男女で幸福感や生命力が低下してしまったら、男女双方に不幸だ。
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