桂氏は、混入犯が特定できない時点で、人権擁護の立場から、小保方犯行説をあまり強調しない方がよいと思うなど、コメントしたのであろうか?

STAP問題を書いているブログ、サイトでは、小保方犯行説をわざわざと、解説をするものが多い。これは、人権がかかわる問題であると思うのだが、多くの日本人が、その部分をわすれている。
一方、小保方氏はとても気の毒な人と考える人も、実際には多くいる。
 
しかし、かなりの人が、小保方氏は実際にすり替え犯なのだから、彼女は、自業自得であると考えるようだ。そうした位置づけは、桂調査委員会の委員長も同様である。
桂氏は、うすら笑いをうかべながら、小保方氏は困った人だ!などと、記者たちを前に話してしまった。
 
結果、調査委員会は、多くの日本人が小保方単独犯行と思うようにしむけたのである。理研が、調査委員会に、小保方犯行説を信じ込ませたのである。
桂氏に限らず他の委員も、実行犯は、懲罰されて当然と考えているようだった。
 
理研の事務方は、桂氏が信じ込むように、必死に遠藤説を解説しただろう。
桂氏は、犯人が特定できない時点で、人権擁護の立場から、小保方犯行説をあまり強調しない方がよいと思うなど、コメントしたのであろうか?
 
彼は、後で、小保方氏から、名誉棄損で訴えられるリスクだってあると思う。
まあ、そうした懸念より、犯罪が確定しない前に、特定の人を犯人扱いにするのは、どのような状況においても、まずいことであると思う。
 
もし、今後、小保方氏(あるいは他の研究機関)が、STAP作成に成功し、すり替え犯が自首するという状況になったら、桂氏は、深く自らの行動を反省することになるだろう。
まして、もし、そうした場合、時すでに遅く、小保方氏がもはや、この世にいない状況だったとするなら、桂氏の落ち込みは大きいはずだ。
 
今回の事件は、あきらかに、STAPを信じたい神戸CDBと、STAPをつぶしたい理研本部の、争いであった。理研は、なにかなんでも、STAPがあるのは困るという立場だろう。
 
今回、STAP幹細胞FLSは、大田マウスのES細胞とされた。このESは、岡部マウスと、普通の白マウスからつくられた大田マウスで、まだ、分割卵の時点(胚盤胞と呼ばれる)で、分割卵の一部の細胞をとりだしたものである。
さらに、それを元に、安定した遺伝子細胞(つまり幹細胞)へと変化させていくと安定したES細胞となる。
 
つまり、同じ条件で、胚盤胞をそのまま、分割させていけば、そのままマウスになり、このマウスを生後1週で、脾臓をとりだして、酸につければSTAPができるのである。
 
つまり、ESと同じ遺伝子背景のSTAPができる。これからキメラも、幹細胞も作れる。つまり、残存検体の遺伝子構造と矛盾しないSTAPができるのである。
 
つまり、STAPはできていたと言える。
但し、若山氏が、最初に用意したはずのマウスとは違う。
しかし、若山氏の考えていたマウスが100%、そのマウスで正しかったとは言えないのである。白黒マウスのかけあわせでマウスはつくられており、この点も矛盾しない。
 
それでは、若山氏は、まちがって違うマウスを取りだしたのか?ふつう、厳密な実験者は、こうしたミスは犯さない。しかし、若山氏は、自ら作った1週マウスを、最初は小保方氏に直接、渡していたが、途中から、別の人がつくったマウスを小保方氏に渡すようになったと言う。
この時、使われたマウスが大田マウスに、すり替わっていれば、残存検体ESと矛盾しない。
 
なぜ、記者たちは、この可能性を指摘しなかったのか?
東京新聞は、そこに迫る惜しい質問をした。ESからSTAPをつくれば、元のESと遺伝子の同じSTAPができてもよいのではないか?との質問であった。
 
研究者の頭には、ESからSTAPをつくる????というストリーがない。そのまま、スルーしてしまったのだが、この時、この記者は、ESをつくった親マウスと同じ親マウスを使い、その子マウスからSTAPを作ったら、ESとSTAPは、同じ遺伝子でも良いのではないか?と、質問を展開させてほしかった。
 
そうすれば、調査委員会の発表は、ずい分と、その後の議論の展開が変わっていたのではないだろうか?
 
つまり、小保方犯行説以外の、さまざまな可能性が議論できたはずである。
悪意をもった第三者がいたかもしれないこと、マウスのすり替え、保存検体のすりかえ、データのすり替えなどの犯罪があったかもしれないことの可能性が議論できたはずである。
 
小保方氏によるすり替えは、可能性の一部であったにすぎないのだ。
新聞記者のやることは、そうした方向性ではないのか?
 
毎日、日経が、小保方犯人説を書くなら、他のメディアは、別の見解を書くのである。
 
こうしたことから明らかなように、あらゆる機会で、STAP実験は、邪魔されていた現状が見えてくる。
 
調査委員会は、元マウスのすりかえの可能を指摘しない。それは、このストリーでは、STAPが成功したことになってしまうからである。
そして、理研の管理の甘さを露呈してしまうことにもなる。
理研は、STAPを無くしたいし、小保方犯行説で、すべての説明をしたかったのである。
 
外部委員から構成された調査委員会の委員たちは、STAPなどニセモノにすぎないのだ!との情報をたたきこまれてしまったと思う。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック