小保方晴子氏の手記「あの日」への内容コメント その3 二人は,周りの人にそそのかされてはいけない。

アマゾンレビューには、理研内の反笹井派の実名がでてきました。理研に勤務していた人からも、理研は、権力抗争や派閥がすごいとナマ証言も飛び出てきています。
 
誰もが評論家になれるネット時代の大衆パワーの強さです。
 
今のところ、小保方氏と一緒に実験をやっていた人たちからの発言が無いのは残念ですが、小保方氏自身の今回の告白本の後には、又、ナマ証言などの展開もでてくるでしょう。小保方氏がしゃべらない間は、他の人もしゃべってはいけない状況であったと思います。やはり、小保方氏に自身が動き始めないと、他の人も動けなかったと思います。
 
発売後にどのような評価になるのかは、彼女自身もわからなかったでしょうが、おおむね良好です。こんなに応援してくれる人がいることを知って、彼女もびっくりしたかも・・・。
 
彼女は、捏造犯、窃盗犯役を押し付けられたままで、その後も人生の時間が流れることが耐えられないという追い詰められた状況でした。
 
世間には、小保方氏に同情的な人々が多いと言う反響を彼女が早くに知っていたら、彼女の戦うエネルギーももっと早期に現れていたでしょう。
 
告白本の発売当初は、星1つが並んだそうで、異常な事態だったようです。捏造派や捏造シンパが世論をつくろうと、悪口の垂れ流しの努力をしていたことを、世の中の人が知る機会になり、その異常性がばれたというのは皮肉なことです。がんばる彼らも又、人一倍努力をする人たちですから。
 
小保方氏は、若山氏に罪をなすりつけようとしているとのアマゾンレビューもありますが、小保方は彼女自身の潔白を証明するために本を書いたのであって、その目的で必死だったと思います。全体を読めば、罪をなすりつけたいのではないことがわかります。
 
STAPの特許をめぐって、二人の対立はあったものの、実験の内容については、お互いに知る仲です。
 
小保方氏と若山氏は、お互いに実験を見ているのだから、どこまで相手の仕事が進んでいるかは知っているのですよね。
 
小保方氏と、若山氏の仲が悪くなるように仕組んだ組織の存在が伺えます。小保方氏自身は、みかたと考えていても、情報を彼女に親切風にもたらす事務職の人は、捏造派に近い・・。
 
182頁に出てくる事務方の人は、極秘情報がマスコミに漏れているのは、山梨からだと、小保方氏に告げ口しています。小保方氏と若山氏が直接、対話をしないように仕向けています。
 
周りからの影響で、小保方氏と若山氏の間の大きな不信感が解消できないまま、この本が書かれたようです。噂の二人を争わせて、ねつ造説をもりあげようと、捏造派(事務職シンパと技術層)は、理研内の影の権力者かもしれません。
 
理研の上層研究者たちは、日常的に研究協力をしてもらっている層には弱いでしょう。捏造派は、メンツをかけて理研大本営発表にさせようと、上層部にどのような圧力をかけたのでしょうか?60万円の返却も、捏造派の税金の無駄使いとの言い分に上層部が妥協して出した金額なのかも・・・(最初はもっと高額だった)。小保方氏が意図しないで書いた記述が、解明に役立ちそうです。
 
研究所というのは、ささえている屋台骨の人たちの力が強いのです。皆、才能ある人たちですから・・・。
 
小保方氏と若山氏は、仲直りをしてほしいですね。それで両者とも、捏造から解放されます。若山研の若い研究者たちも、証言をしてくれることを望みます。
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