人の行動には、必ず、背後に目的が隠れている事実を、STAP問題で検証してみたいと思う。

兵庫教育大学教育研究科教授が、医師向け商業新聞に寄せた記事で、統合失調症などの精神疾患に対するアプローチが変化してきたと、紹介されていた。
彼は教育学部教授の肩書であるが、精神科の医師で、診療をしてきた方らしい
統合失調症患者は、しばしば妄想を持つが、従来の精神科治療では、この妄想にはかかわらないことが、精神科治療の不文律であったとのことである。
しかし、最近は、オープンダイアログ法(開かれた会話法)の導入で、患者の妄想に対し、会話を通じて、治療者が治療介入を行う方向へ変化してきているそうだ。

オープンダイアログ法は、具体的には、医師やナースなどの医療者がグループで参加し、患者や家族と車座になり、対等な立場で話し合うという治療形態とのことだ。

医療者の知識や経験を、家族や患者は頼りにするであろうし、医療者も、患者心理や、患者を取り巻く人たちの心を把握するためのスキルを磨くことができる。

逆説的かもしれないが、患者は自らが妄想を持つことで、別の悩みが救われることがあるだろう。妄想とは言え、さらなる心の闇の代替症状であったりするのだ。患者妄想の原因や背景を知るのは、有用な治療につながると思う。

今後、この治療に成果を期待したいが、今回、私がここで取り上げたいことは、治療の問題ではなく、妄想も目的を持つように、人の行動には、必ず目的を持つという点を強調したいからである。

人の行動には、必ず、背後に目的が隠れている事実を、STAP問題で検証してみたいと思う。

そして、人の行動の背後の陰謀をみつければ、人は解決策を見つけ、救われると考える。

以下は、仮説ではあるが、人が逆境に陥った時、自然発症的なものか?はたまた敵の企みによるものか?を、良く見極めたいと思うのである。

仮説とは言え、理研内部の抗争事件の側面を、多くの人に気づいてほしいと思う。

研究所として新人登用などの研究体制の改革をしている理研CDBを、他の理研がたたきたいのだ。

研究が激化すれば、職の安定は脅かされる。理研には、旧態の組織が残っていて、ねつ造事件を材料にして、神戸つぶしを、絶好の機会にしたのだ。

STAP捏造派は、なぜ、小保方氏を無能者呼ばわりするのか?彼女の実験を架空のことのように言うのか?経歴がひどいと言うのか?

この理由は、ねつ造派が、単に、彼女にジェラシーをしているとか、日頃の研究のいらいらをぶつけているとかではない。そんな単純な動機ではなく、組織で他の組織を潰そうとする行動なのである。旧態の理研の意思として、神戸CDBを潰すという目的へと向かったのである。

理研CDBが、とんでもない人事をしたから、内部にねつ造者をかかえることになったとの、ストリーを仕立てて、世間にアピールしたいのである。

話は変わるが、学生や新人研究者が、一流研究者の書いた論文からコピペをするのは、あたりまえなのである。卒論に、コピペ文章が混じることもあるだろう。

研究者が日本人なら、英文をコピペして、さらにコピペして、英作文の技を磨くのである。

ねつ造派が、英文論文を書いたことのない一般人に対して、コピペがどんでもない無能者の印であると、ふれまわったりするのは、神戸CDB潰しの手段なのだ。

私の世代では、コピペなどできない時代で、しかるべき英文を無断拝借して、一部の単語を入れ替えたりする方法であった。一部の単語を入れ替えてしまうと、文章の格は確実に落ちるが、オリジナルの文章となるのは確かである。日本人が、元から英文をつくると意味がつうじなくなってしまうのである。(今は、もっと日本人の能力は高くなっているであろうが・・・)

小保方氏は、多数の論文を同時にかかえて、入れ替え作業を忘れたのだと思う。コピーしたのは、論文の根幹部分ではない。とにかく、今の論文は、コピーできるように準備されているのである。

コピーなどしないですむのは、シニア研究者以後になってからの話である。小保方氏を非難する人は、彼女に最高の能力を求めていて、それが果たせないから、小学生以下だとこきおろしているのだ。つまり、理研は、彼女のような未熟な人のくるところではないといって、理研の権威づけをしているのだ。

小保方氏は、実験ノートを克明につける習慣がないのだと思う。小保方氏のオリジナルな実験方法は、どの方法が初期化の効率が高いか、あれこれ一人で思いつくままの実験だったろうから、実験ノートに頼る習慣はないのだ。

実験ノートは、研究者が複数で、他の研究者へのメッセージでもあると思う。一人だけの実験の場合、実験ノートの役割は違う。これが無いから、実験も嘘であるとしたい人たちがいるのだ。

STAP実験は目で見える実験なので、ノートをつけないことはあると思う。こうしたことは、本当に末梢的な問題であった。

しかし、ねつ造派は、こうした関係の薄い問題点を一般人向けに、ねつ造と信じ込ませる方向へと仕組んでいった。一般人が誤解するように、とんでもないことのように批判した。TCRの問題もしかり、自家発光もしかりである。論文の根幹とは、全く問題がないことなのである。

つまり、見当はずれの非難で、一般人をだましたのである。そうした行為がうまく機能していたことが確認できた時、ねつ造派は、いじわるな目でほくそえんでいたかもしれない。

ねつ造疑惑が起きるようにとの準備は、すでにSTP実験中から、開始されていたのである。

小保方氏に渡されたマウスは、論文の系統とは異なるものかもしれない。マウスの系統を変える事もいつでもできた。もっと前の時代から、全く別の研究者によってマウスすり替えのいやがらせはあったかもしれないのである。冷凍庫の中身
は、誰でも持ち出しができ、検体をすりかえることもできた。

若山研には、小保方氏を陥れようとする人が、STAP実験中から行動していた可能性がある。多くの人がキメラマウスなどの作成にかかわっていたにもかかわらず、一切の実験者証言の発表がなされない!

こうした敵意に満ちた研究室内で、遺伝子検査をしても、信頼できる調査ができるはずがない。

調査委員会が、遺伝子調査の限界について、全くコメントしないのは間違っている。同じく、一般人をだます行為であると言われてもしかたないと思う。

片手落ちの調査で、混入を結論つけたのは、謝罪すべきことではないかと思う。

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