小保方氏はどこまで知っていたのであろうか?他にどんな事実があったのか、彼女が告白本に書けなかったことを、考えていくしかない。

小保方氏は、あの日で真実を書いていると思う。嘘を書くとつじつまが合わなくなるが、真実なら、そうしたことはない。告白本が出る前から、推理力のある人たちにより、ネット上では、STAP怪の解明やら解説があった。これらの推理が正しい時には、告白内容に沿うものである。

fcブログの和モガさんの説明ブログは、相当に詳しく書かれていて、すごい推理力だと思う。この方は、もちろん、告白本発売以前から推理をしているのだが、告白本の記載とよく沿っていると言う。

和モガさんの説では、マウスのすり替え、保存検体のすり替えの両方の犯罪的行為を推定している。FLSと書かれた検体は、ESで置き換えられ、対照として検索されたESは、FLSで起き変えられているという。
STAP細胞の融解液の唯一の遺伝子解析結果があるようで、その結果をくわしく書いている。和モガさんによると、解析されては困る都合の悪い検体を消してしまったと言う。つじつまの合う検体のみ、解析が行われているという。
和モガは、この推定結果を、警察に告発したようだ。しかし、警察からは返却されてしまったようだ。

和モガさんという方は、一般人のようで、犯罪内容をあれこれ推理して、証拠品を解明をすることが得意らしく、いろいろな他の事件の経緯を書いている。

そもそも、和モガという名前がすごい。この三つの発音が並ぶ言葉は、一般的に使われない。特殊な名前なので、検索でもすぐに出てくる。この名前を思いつくだけですごいなあと思った。 推理オタクなのか?と言うと、聞こえは良くないが、結局、こうした人がいることで、世の中、悪いことはできなくなる。この方の告発記事に、関係者は答えてほしいが・・・・。今後の展開を待つしかない。

小保方氏は、上司たちの策略でひどい目にあったのだが、その理由についてはどう考えていたのであろうか?
笹井氏は、アンチ神戸CDB研究所グループから仕掛けられた罠であると想像したであろうから、抗議の自殺なのか・・・。
笹井氏は、論文作成中から、理研内の不穏な動きに気づいていたかもしれないので、それを払しょくする意味でも、あえてプレゼンテイターに小保方氏を選んだのか?笹井氏は、理研内がねつ造説で勢いづく理由については、その原因をしっていた。

一方、小保方氏はどうだろうか?告白本には、実験中で受けたいやがらせなどは書いていないが、相当のことがあったのではないだろうか?

告白本での小保方氏は、若山氏が混入犯であるような書きぶりなのだが、本当にそう思っていたのであろうか?やはり、違うだろう。
若山氏を追い詰めることで、告白本の内容に応じて、若山氏自身が何らかを話してくれたら、事態の進捗することを、小保方氏は望んだのかもしれない。
しかし、今のところ、若山氏のレスポンスは不発だ。

この先、和モガ説のようなものが真実であることがわかったら、理研の権威も、それを支えている国も、すべて大変不名誉な事態になるだろう。
それでも、真実が明らかになってほしいとの思う人は少なくないと思う。

権威ある者の犯罪は、影響力と罪が大きく、日本の知性が試されるようなものである。今後、明らかにされるべきだ。

そもそも、複数の研究者が一体となって実験をやる場合に、ねつ造することは技術的に難しい。実験は、何十回も繰り返し行われていて、毎回、同じようにES混入することなど、不可能だ。

その他にも、つじつまが合わないことが多い。笹井氏や丹羽氏の指摘に一切の答えが無いこと。遺伝子解析の限界について、調査委員会が言及しないこと、目撃者がいないのに、ねつ造を決めたこと、再現実験で途中まで成功していても、調査委員会は全く無視している、などなどである。

マウスが違う、保存検体もすり替えられた可能性について、調査委員会が全く無視していることも不思議なことであった。

遺伝子の話が良くわからなくても、ねつ造説を疑う人は少なくないはずだ。実際のアマゾンレビューでも、同様の疑問が一般人から寄せられており、告白本を読むことで解消したと書かれている。

小保方氏には動機がないし、ねつ造などをする人は、本当に精神異常な人である。今回も、ねつ造派は、小保方氏を精神異常にしたいようだが、小保方氏がこれまでのかかわった人たちが、彼女の異常性に気づかないわけがない。
彼女の周りにいた人たちは、皆、すごい秀才たちである。彼女のそばで実験していた人たちは、皆、ねつ造を信じてなどいないだろう。証言が全く無いのだ。

マウスの取り違えが起きうる状況にあったこと、保存検体は自由な持ち出しができてすり替え可能である状況が、告白本には書かれていて、小保方氏は、実験中から罠にはまった可能性について言及している。

キメラマウスの検体なども無くなったと、小保方氏は書いている。しかし、彼女には、そうした犯罪的行為の場面を目撃したわけではない。

小保方氏はどこまで知っていたのであろうか?他にどんな事実があったのか、彼女が告白本に書けなかったことを、考えていくしかない。
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コメント

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学とみ子
> B.O.J.さん
貴重な情報をありがとうございます。しかけられた策略!と一般人が疑うかも・・と理研は予想しなかったのでしょうか?組織間の抗争にせよ、個人犯罪を特定には、現行犯の目撃証言を必要とするのが一般的でしょう。今からでも、理研は、混入以外に考えられる可能性を追加発表できないのでしょうかね?神戸CDBを縮小して策士たちの目的はかなったのだから、理研は、配慮の姿勢を示しても損はないかと・・・。

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学とみ子
> kur*_n*asei*iさん
コメントありがとうございます。いろいろ考え方があると思いますが、あの日は、告白本なのですから、小保方氏ご自身に不利なことは書かなくてよいと思います。嘘か、嘘でないかの判断も、読者がすればよいことです。読者は、読後感想を他人に伝えているだけです。

小保方氏の「あの日」は、良い子でいることをやめた印象です。他人に対する率直な感想を書いている点が興味深いです。彼女は、偉い人を前にしても臆せず、すごく気が強いかなと思うと、マスコミに対してとても臆病で消極的でした。私は、若い研究者のコピペなど問題にならないと思っています。日本人は、大いにコピペして英文の腕を磨くべきと思います。著作権等の視点で、チェックするのは雑誌社の方でしょう。論文のコピペがめだつと、アクセプトも難しくなるでしょうから、自然淘汰が働きます。日本人が書く英文は、格調がないですし、そうした能力を身につけるには、才能や時間が必要です。しかし、実験を熱心にやれば、論文の文章は、自作よりずーと良い文章がコピー可能で出回っているのですから、利用するでしょう。

No title

kur*_n*asei*i
>小保方氏は、あの日で真実を書いていると思う。嘘を書くとつじつまが合わなくなるが、真実なら、そうしたことはない。

「あの日」には多くの「嘘」が書かれています。
例えば小保方さんの博論のReferencesは、コピペ操作によりページ範囲が文字化けししています。明らかな盗用です。
しかし「あの日」にはP.72『「リファランス(引用文献)がずれているところがあるので製本までに直してください」との指示があった』とあります。
こんなのばかりですよ。「あの日」は。
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