小保方氏がねつ造していなかったら、本当に気の毒なことになってしまったなどと、西川氏は考えたりは決してないのだ。


小保方氏が「Nature」からリジェクトされた元論文に対する、西川氏の論評がヤフーニュースに載っていた。http://bylines.news.yahoo.co.jp/nishikawashinichi/20160130-00053948/

西川氏は、小保方氏論文の背景を知る目的で、小保方氏らが「Nature」に送り、リジェクト)された最初の論文を読み直したそうです。

神戸CDBの副センター長だった西川氏は、小保方氏や若山氏の生の声が聞けるのではと思ったそうだ。これから考えられる事は、西川氏は、若山氏や小保方氏とは、あまり個人的接点がなかったことがわかる。西川氏がこの元論文の原稿を入手できたのは、若山氏から原稿が送られてきたからとのことであった。

全体的に小保方氏をほめていない(はっきり言ってけなしている)が、西川氏の論評に書かれた内容を、私なりに考えてみた。

とにかく、小保方氏の英語のまずさと、医学知識の薄さにあきれたと言っている。しかし、私に言わせれば、小保方氏がご自身で書いたことのなりよりの証拠となるものである。

試行錯誤の実験をしながら、少ない知識と時間の制約で、慣れない英文作文に格闘した成果の論文だと思う。
彼女はまだ20代で、実験を始め、論文を書き始めたばかりである。

小保方氏の家庭は、科学者一家ではなく、秀才ばかりが集まる大学出身でもない。親が理系の東大教授とかであれば、子供は科学の話を聞きながら育つ。
親から有形無形の知識と経験を引き継ぐであろう。

事実、大学時代の小保方氏はラクロスというスポーツに夢中だったと言う。しかし、小保方氏は、手先が器用で、勘が良く、熱心さと素直さで上司から好かれるタイプの若い女性だっただろう。

こうした背景の女性に、超一流の医学・科学のバックグラウンドを持つことを、最初から要求するのは無理である。

当然、上級者から見れば、英文は下手、引用文献は片手落ちになるのは当たり前ではないのか?なぜ、最初からそうした資質を要求するのか?小保方氏に、まだ、完全な資質が備わっていないのは当然だ。

普通なら、西川氏が読むような論文を書ける学者にまで、小保方氏はまだ成長していなかっただけである。ネーチャーに出すような論文を書けるようなところまで修行をつんでいないということだけだ。

それでも、実験内容がとても斬新で将来性に富んでいたから、理研は小保方氏の発想を、理研で独占しようとしたのではないのか?理研のこうした勇み足の戦略が、小保方氏を大変な状況に追いやってしまったのではないのか?

西川氏も、小保方氏を精神異常ではないか?をにおわせている。
以下のように書いているのだ。こうした記述を読むことは、私にとってもつらいことだ。
精神異常など、なんでそんなに簡単に他人に対して発想するのか?西川氏は医学部の出身者なのに・・・。

西川氏は、以下のように書いている。
小保方氏事件が起ったとき、何人もの知り合いから、「私なら異常をすぐに見抜いた。どうしてわからなかったの?」とよく聞かれた。しかし、これだけ生きてくると、いろんな人と付き合う。異常、正常と区別して納得できる人は幸いだ。

私に言わせれば、医者もそうだが、研究者も、社会的には異常と言える人たちが多いと思う。その理由は、多くの科学者たちは自由人であるからだ。
皆、頭が良く、他人を論破することにはたけている。周りの人は、口でも、頭でもかなわないと思って引っ込んでくれるのだ。

研究者は、がまんしなくても、他人にへつらわなくても、皆、生計を立てていける人たちである。一見社会的な人でも、誰でも、異常な考えや行動をすることはある。理不尽な能力を要求する西川氏だって、一般人から見れば異常な人と言えないか?
人は皆、自我を主張する生き物なのだと思う。
若い時には我慢がきき、自我を隠した立派な社会人でも、高齢になると手の付けられない位、自我を主張するようになる場合もある。

小保方氏が出版した手記については、西川氏は以下のように書いている。

小保方さん自身については心神喪失という言葉を繰り返し、巧みに何も書いていない。さらに、委員会でのレフリーを、攻撃する集団としか捉えていない。

これを読むと、小保方氏の受けた傷については、西川氏の理解が足りない。
西川氏は、今まで、小保方氏が受けたような激しい侮辱を受けた経験が無いのだと思う。エリートコースを歩いてきて、男性である西川氏人には、女性の窮地はわからないことだと思う。

もし、西川氏が小保方氏にふりかかったと同じような経験としたと仮定しよう。
実力のある西川氏は実験データなどを使って反撃して、非難を排除してしまうだろう。
そうした反撃ができるポストは確保されているのである。周りでサポートしてくれる人もいるからだ。

しかし、女性は社会的なサポートが無い。この傾向は、エリート集団で特に顕著であると思う。加えて、女性は体力がないし、脳力も劣るのである。

体調が良ければ反発できることが、全くできなくなる。
眠れない、食べれないの身体症状が起きてくるのである。小保方氏のそうしたつらさは、「あの日」に書かれているのだが、多くの男性たちはここを理解しようとしない。小保方氏が逃げているとしか見ないのである。

なにより、小保方氏は、社会的に抹殺されて、反撃の手足をもがれているのである。
周りの学者たちも助けない。

男性社会で女性たちは、驚くほど戦うための武器(地位、周りのサポートなど)を持たないことを、男性たちは理解しようとしない・・・。
 
小保方氏の元の論文は「動物のカルス細胞」であった。この論文の内容に対する西川氏の結論は、ひどい!である。以下の西川氏の文章だ。

進化を語るなら、もっとうんちくを語るべきで、思慮浅い思いつきの断片なら書かないほうがましだ。
要するに思いついたことを上手くない英語で書きなぐっているという感じだ。・・・・・・幼いという印象が強い。
ディスカッション(考察)は拍子抜けだ。・・・・

結局、西川氏は、小保方氏の英語は下手、思いつきを吟味しないで書く傾向が強く、思い込みが強い論文だ。と言っている。

今回のSTAP騒動については、もし、小保方氏がねつ造していなかったら、本当に気の毒なことになってしまったなどと、西川氏は考えたりは決してないのだ。

西川氏は、権謀術策のはびこる理研で、検体やデータのすり替えがあった可能性をどの位、疑っているのであろうか?

当然、西川氏は、そうした可能性を考えなければいけない立場だっただろう。
混入説のほころびをどうやって説明できるのか?
西川氏は、動物や検体のすり替えを疑っていても、理研組織を守るために、口がさけても言えないのだろうか?

しかし、もし、西川氏が小保方氏以外の犯人による陰謀説の可能性を疑っているなら、小保方氏をこんな風にけなせるのだろうか?
いや、やはり、西川氏は、小保方氏が本当に混入犯であると考えているのだろうし、その事実を広めたいとおもっているのだろう。

もし、そうでなく、小保方氏が混入犯だと確信せずにこの文章を書いているとなると、(小保方氏を陥れるための)さらなる策略手段に出ていると言われてもしかたないと思う。

西川氏のような立場の方たちに、小保方氏混入説のほころび部分をどう説明するのか、ぜひ、聞きたいものである。
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