国が政治的に分断しているのに、強いアメリカなど生まれるはずもなく、自らの撤退こそ、分断を解消し強いアメリカに近づきます。

年も明けたのに、ブログを書くことが滞っています。
しかし、世の中には、話題にことかかないことがたくさんあります。

やはり、トランプ大統領の今後の行動は、注目でしょう。

彼の志向パターンというのは、いろいろな角度からとらえられますし、今後も、あれこれと専門家たちの解釈が出てくるでしょう。 政治学者、心理学者などいろいろの分野の人たちがトランプ大統領の心理を解析すると思いますので、そうした意味で興味深いものでしょう。

トランプ氏が大統領として発言できるのは、何時頃までなのでしょうかね。

大国の政治家というのは、世界への影響力が大きいだけに、調整に次ぐ、調整の連続のなれの果ての結果が、政策として、世の中に出てきます。
その結果、多くの選挙公約は、調整の段階でつぶされるか、大幅修正です。
しかし、トランプ氏の行動は本当に独断的で、人もうらやむほどの好き勝手さです。

今のところ、自らのパフォーマンスに酔っているような感じで、あえて難しい政策から、やるぞ!やるぞ!とぶちあげるという手法をとっているようです。
きっと、それはトランプ大統領にとって、やりがいがあり、楽しいことなのだろうなと感じます。

政府高官が懸念したり、躊躇したりするのを見ながら、とにかく、問題ある公約を、あえて最初にぶちあげている現状です。
トランプ大統領は目の前の新しい権力を、おもちゃのように楽しんでいるという雰囲気です。

どうやるか?どうできるのか?は二の次で、トランプ大統領は、実務は担当者にまかせるという言い方をするようです。

医療現場で、指導医が、研修医や格下医師を指導する時、まず、(指導医が)、自らやってみせて、(格下医師に)やらせてあげて、ほめてあげるとの3スッテプを踏むべきと言われています。これを繰り替えずことで、医師が成長していきます。指導医は、実技も知識も経験もなにもかも優れていることが要求されます。

トランプ大統領の場合は、(トランプ氏)自らはやれず、部下にやらせて、やれなければ首を切るという手法です。
こうした手法が、世の中に認められることはないでしょう。

実際、いろいろなことに無知なのだろうなと感じます。本当のトランプ大統領はそれほど無知ではないかもしれませんが、無知な国民向けに、人気取りの手段で言っているのかもしれません。
しかし、自己顕示欲の強さは、悲しくなるほどです。大国の名誉も権威もボロボロにしています。

国が政治的に分断しているのに、強いアメリカなど生まれるはずもなく、自らの撤退こそ、分断を解消し強いアメリカに近づきます。トランプ大統領にも、そうした思いはあるのでしょうが、やれるだけやってみて(結果だめでも)自己満足できたら、それでおしまいにするというところなのかも・・・。

拷問の水攻めを復活させるなど言っているようですが(幸いなことに担当官は反対)、そんなことをして、容疑者が肺炎で人工呼吸器管理になったり、恒久的な肺障害や脳障害を残したら、それを治療する医者もナースもやってられないでしょうね。

公的に認められた水攻めに死にそうになってしまった人を助ける義務が、医者にあるのでしょうかね?アメリカなら、日本より医師の選択の権利はありそうだから、医師は治療を拒否するかもしれませんが・・・。

メキシコ国境に壁を築いても、不正移民はありとあらゆる手段で自由国アメリカに入ってきますしね。
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