“兵どもが夢の跡”は有名な芭蕉の句だが、今の神戸CDBはそうした状態かもしれない。

“兵(つわもの)どもが夢の跡”は有名な芭蕉の句だが、今の神戸CDBはそうした状態かもしれない。

STAPにかかわった研究者たちは、もはや誰もおらず、表面的には、新たな研究に従事する新人研究員たちで、活気がある状態にもどっているだろう。
しかし、STAP騒動にかかわったことのあった人たちには、空虚感と不安が残る。

理研関係者は、そのまま、人が忘れていくのを望むかもしれないが、人々はそこで事件があったことをいつまでも忘れない。
STAP騒動が風化しないのは、解明されないまま、放置されているからである。

普通の人が疑問を感じたままの状態でいる。
一般人は、STAP事件の解明に興味を持ちながら、社会人として日常生活を送っている。
そして、ふとした時間にこの事件を思い出し、又、ネット検索を始めるのである。
小保方氏の涙の会見に引き込まれた人は少なくない。
そんな彼女の様子を思い出すと、もっと、解明されてほしいという気持ちになる。

第一線の研究現場では、ねつ造、改変疑惑、論文のオーサーシップの争いとかは、しばしばあるだろうが、今回のような事件はめったに起きないタイプのものではないだろうか?
ねつ造疑惑の疑いが、一人の新人女性研究者が負ったという意味で特異なのだと思う。
彼女は、教授でもなく、研究歴も浅かったのである。

調査委員会の最終結論は、「混入が極めて疑わしいが、詳細はわからない」として調査による解明不明を宣言したのだ。
それにもかかわらず、自らの結論に矛盾しても、単独の混入犯(小保方氏)を示唆したのである。
だから、今回のBPOの裁定で、、一般知識人で構成された委員たちは、この矛盾を指摘したのだ。

BPO委員会は、理研は現状で説明を行っていない、科学コミュニティーは答えを出すべきと言ったのである。
この裁定の意味は大きい。

一人の女性が冤罪を負わされている状況であるからこそ、一般人は、事件の裏で何が起きたのかをもっと知りたいのである。
人々の知りたいことは多々ある。
人々は小保方氏に真実解明を期待しても、彼女自身も知らない事や、いろいろな制約で話せないこともある。

関係者たちは、暴露したマスコミを含めて、誰もさらなる事情を漏らそうとしない。
事件の中核にいた人たちは、お互いの苦しい心の状況を知っているからこそ、しゃべってはいけないと、自らに言い聞かせているのかもしれない。

研究者たちは、専門職であり、選ばれた人であるからこそ認められる特権がある。
研究者であれば、自らの研究費はある程度、ラフに使うことができる。

望ましい事とは思えないが、他人の研究に興味があれば、別の研究者が内密に調査し直すことができてしまう。そして、結果がおかしいと思えば、騒ぐこともできる。
見方によっては、いやがらせかもしれないが、最新の生物研究は疑惑がつきものだ。
若山研究室が理研内外の検閲にさらされていた結果、ES混入疑惑が起きた事件であったようだ。

研究所は本来、人の出入りは自由であり、特殊な場合を除き、検体保存庫に鍵をかけたりはしないだろう。
事実、小保方氏も、{あの日}で検体保存庫に鍵はかかっていない、誰でも検体を持ち出せると言っている。

しかし、事件は、STAP実験中からすでに起きていた。
李博士の努力のつまった検体箱が、一時、行方不明になっていたとのことも、疑惑のひとつだ。
「引越の時に持って行くはずだったものだ」との報道された李博士の検体箱である。
検体保存の状態に異変があったのは、論文発表前のかなり前の話であるのだ。

しかし、現時点では、もっていくべき箱について、李博士本人は否定しているという記事があった。

上記アドレスは、根本的疑問さんのヤフーブログコメント欄に登場するKansoさんと言う方と、李博士とのメイルやり取りのようである。
Kansoさんは、李博士と研究者仲間である(ように読める)。
Kansoさんは独自に自費で細胞群を遺伝子解析したことがネットに載っていた。

上記のサイトには書かれていないが、別のサイトからの情報によると、日本の警察は、石川氏の窃盗告訴事件の際に、この李博士からも事情聴取をしたらしい。

李博士は、警察から長い事情聴取を受けた際、李博士が理解している諸々の情報を日本の警察に提供したらしい。
しかし、小保方氏が不起訴になり、事件の発生そのものも疑わしいという結論になってしまった。

このことに対し、李博士は不満をもらしていた。
李博士は、小保方氏には問題があると信じているようで、彼の研究に被害を与えたと考えている節がある。
擁護派の立場からすると、彼のこの発言は、誤解からくるのではないか?ということになる。

保存検体というのは、どの研究者にとって極めて大事なものであり、それが無くなったということは、李博士にとってひどい話なのだと思う。彼の検体を若山研究室に残しているのは、今後の共同研究に備えてであろう。
事実、日本を去るときは、将来の共同研究の予定について、李博士は話している。

若山教授と李博士との共同研究がいまだそのままになっているとすると、李博士は不満を感じるだろうし、両者間で、研究をめぐるトラブルにはなりそうだ。

STAP騒動を契機に、この李博士の研究もとん挫してしまっているのだろうから、李博士が日本で経験したことには、情報がありそうである。今後、李博士には、STAP研究の進捗情報など、もっと当時の状況を話してほしいと思う。

又、李博士がどのような情報から、小保方非難をしているのかも、話してほしいと思う。
そして、彼自身の見解として、ESを毎回STAP実験のたびに、混ぜることが可能なのか?についても語ってほしい。
李博士にとっても、STAP疑惑の解明は待たれるところではないかと感じた。

STAP事件以後、万能化細胞の研究は足踏み状態になったと思う。
これは、医学生物学の発展には、とてもマイナスだ。


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