マスコミ人が、医師の代表的意見であるかのように、とりあげて記事に採用するのは、恣意的である。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170221-00517722-shincho-soci
小保方氏の日記の公開が、「婦人公論」で連載中。

私も近所のスーパーで3分くらいのななめ読み(立ち読みすみません)をした。

内容は、小保方氏が、「どこかに行かないと心が持たない」と感じて、山奥の旅館に泊まった話である。

文字で心を表現するのが得意な小保方氏が、自らの心を語ったものだ。
しかし、こうした内容は、アンチ小保方派から恰好のターゲットになると私は懸念した。

当然、記事に関する小保方批判は、すでにネットにアップされている。
「週刊新潮」2017年2月16日梅見月増大号 掲載ワイド特集「女という商売」。

いつものように、上昌広理事長の批判もある。青字部分

 「STAP細胞捏造により、日本の医学研究の評価は著しく下がりました。上司だった笹井芳樹教授もお亡くなりになった。にも拘らず、STAPのことには触れず、自身の周りや食べ物の話を書いています。おそらく彼女には、我々には計り知れない自尊心、自己顕示欲があるのでしょう。だから、あの事件を引き起こしたのだと、読んで分かりました」
だそうである。

私を含め、他の人は“読んでわかった”とは思わない。

彼女は、すでに、多くのことを「あの日」に語っている。語れない部分は、他の人に大きな影響を与えることになるから、書けないのである。そして、小保方氏に情報が無い事も書けない。

又、精神科医の片〇珠〇氏の分析“小保方氏は空想虚言者である”も載っている。青字部分

スイスの精神科医アントン・デルブリュックは“空想虚言者”と名付けています。
おそらく彼女は未だにSTAP細胞を信じているのでしょう。
読む限り、食事を美味しいと感じるなど、うつ症状はかなり改善しているものの、自分が被害者だという強い思い込みを感じます。

片〇珠〇氏の分析の文章は、いかにもマスコミが好きそう(採用されやすい)コメントであると感じる。
そして、これは、アンチ小保方派が喜びそうなコメントである。

しかし、小保方氏が本当にねつ造犯であるとするなら、彼女自身はねつ造した事を忘れてしまい、その後、無いものを有ったかのように、今も思い出すというなら、完全なる病気だ。それが本当なら、周りも医者も、入院を勧めただろう。

小保方氏は、ねつ造をしていないと、終始一貫して主張し、万能化現象を確認しているのだ。

片〇珠〇氏の文章は、難しい用語が引用されている部分や、精神科医なら皆、そう考える・・・との言った論調で書かれている。つまり、マスコミ受けなのである。

マスコミは特殊な症例が好きで、普通にいそうな人の話題では、だめなのだ。
さらに、マスコミ誌面に載せるためには、個人的意見でも、代表する業界意見であるように装いたいのだ。

だから、マスコミに採用してほしい場合は、医者は、上から目線の論調で書く。

小保方氏の症状は、日常の診療現場で、決してめずらしくない反応性のうつ状態と思われるが、以下のように精神科医がコメントしたら、マスコミには採用されない。

精神科医が、「小保方氏の行動は、診療現場では、決してめずらしくない反応性のうつ状態です。失恋でも、夫や子供とのトラブルでも、人生に大きな悲しいイベントがあった人は、それに反応してうつ状態が起きます。女性では、こうした行動をとることは良くありますね。」
では、マスコミはつまらないと思うだけだ。

片〇氏は、小保方氏本人を診察しているわけでない。自らが医者と名乗るなら、責任が生じると思うが・・・・。

以下に、アントン・デルブリュックに関するネット情報を書きます。

虚言癖(きょげんへき)1891年にドイツの心理学者アントン・デルブリュック(Anton Delbrück)によって提唱されたとある。
ちなみに、この精神科医を調べてみると、1800年後半で、近代の精神学、心理学が始まりつつあった時代だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%9A%E8%A8%80%E7%99%96

この時代は、フロイドが精神科医として活躍していた時代だ。
フロイドは、上流婦人の精神症状を診療していたが、女性のメンタルトラブルは性の問題と深く結びついていたとする臨床症例の記載をたくさん残している。

この時代には、戦争有り、病気あり、階級差別ありの厳しい世の中で、上流婦人が家庭内トラブルから来るストレスは今とは比較にならなかったろう。

女性たちは権利主張もできず、人格は無く、ただ抑圧に耐えるしかなかった。
それができずに自己主張が爆発した女性は精神病院に入るという社会だったと思う。

当時の精神異常に対する医学的知識のレベルも未熟で、フロイドは、女性たちの病気をみつめて性のトラブルとの関連との結論に達したであろう。
女性たは、性の問題をなかなか口にせず、隠している分、心が病んでいたのである。

夫の浮気などの性の悩みの場合、そうでは無い場合も含めて、病める女性たちは、医者(フロイド)と秘密を共有して、心が解放されたのではないだろうか?
そうして、女性たちのすべての悩みの解決につながったのかもしれない。、

つまり、女性が嘘をつく理由なども、社会背景と密接にむすびついているだろうし、この頃の女性の抱える悩みは今とはかけはなれていれば、そのまま嘘の質を議論できない。

実際に、歴史的症例を思い出しながら、医者は目の前の人(患者さん)を診察をするわけではない。
もちろん、医師に限らず、医学の歴史を学ぶことは大事で、過去の症例を文献考察をする意味はある。

はるか昔の時代に提唱された病気を、医者があえて引用する理由は、マスコミ受けがするからである。

マスコミ人が、医師の代表的意見であるかのように、とりあげて記事に採用するのは、恣意的である。
しかし、マスコミのこうした手法は、今までも何度も繰り返されてきている。
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