須田氏は、疑惑の初期の時点ですでにねつ造であると確信している。GRASの解析がどこまでマスコミに漏れていたか?


疑惑が高まるにつれて、関係学者たちは須田氏に見せる顔を変化させていくのだが、大きな変化があったのは若山氏である。こうした急激な変化は、疑惑の人である根拠につながる。つまり、満を持して待っていた!行動なのであろう。

論文発表後、1か月も経たない2014年2月末には、若山氏は須田氏を山梨に呼んで、キメラマウス作成実験の写真について語っている。
その写真は膨大な量で、実験者以外には整理が難しいシロモノであると語る。そして、その写真データをそのまま、解説抜きで小保方氏に渡したと須田氏に話している。
さらに、若山氏は、実験に立ち会わない小保方氏が整理するのは難しいだろうとも話した。小保方氏は実験をしていない事実をマスコミに伝えたかったのだろう。

しかしその後、若山氏を含め若山研究室スタッフが、小保方捏造論へと舵をきって行くことになる。

若山氏は、小保方氏によるねつ造の手口について須田井に話し始めるのである。
そして、若山氏自ら、レター論文に採用されたこれらの写真に取り違えミスがあると発表するのである。

3月に入ると、若山氏自ら、STAP幹細胞を分析して、親マウスと合わないことを公表する。
論文発表後、まだ、1か月しか経っていないのである。
若山氏のこの発表は、GRASの遺伝子解析の結果について、共著者同士が話し合ったことが無いということを意味する。
“マウスの遺伝子が想定外である”結果につき、論文発表前に共著者同士で話し合っていないことは、この事件の最大の謎である。

恐らく、小保方・笹井組は、“想定外遺伝子の事実”の詳細を知らされず、若山氏は“想定外遺伝子の事実”を知っていたと考えざるを得ない。だからこそ、発表後、若山氏だけが、すぐ遺伝子検査を独自で行って発表できるのである。

笹井氏は、須田氏から、この“想定外遺伝子の事実”について質問を受けた時、マスコミで議論すべきことではないと言っている。共著者同士で、この大事な問題についての議論が全く無かったことが想像できる。

若山氏は、桂調査委員会に、投稿後の論文について小保方氏から相談を受けたことはたったの2回であると話している。そして、実際の論文を見たのは最終投稿の後であったと語っているのだ。

小保方氏にしてみれば、実際の実験を担当した若山氏にご教授願いたい、相談したいと、どんなに望んだであろうか。しかし、それがかなわなかったのである。若山氏がリバイス用の論文作成に全く協力していない理由は、若山氏が論文を捨ててしまった証拠である。その結果、小保方氏はリバイスのための単独実験をせざるをえない状態に追い込まれてしまった。

小保方氏が非協力的な若山氏を恨みながらやむをえず、実験をしたと思われる。小保方氏は、手元の幹細胞が疑惑の細胞であることを知らずに、遺伝子検査のためにGRASに持ち込むはめになるのである。
小保方氏がSTAP業績を独占したくて、若山氏を無視して、単独行動をしたなどとは到底考えられない。

小保方氏が若山研究室で実験をしていた様子についての悪口も、しっかり「ねつ造の科学者」に書かれている。
小保方氏は人の見ていないところで実験をしていた。
STAP細胞をつくる時は、誰も見たことが無い。
夜に実験をしていた。
など、若山研究室は、いかにも小保方氏がねつ造犯人であるかのような情報を須田氏に垂れ込んでいるのである。
須田氏が誰からこうした供述を受けたのかは著書には書いていない。
須田氏に悪口を語った人は、ねつ造画策者の仲間たちだ。そして、須田氏はその人を知っている。
その時のエピソードをいつか、須田氏に語ってほしいものだ。

小保方氏著「あの日」には、受精卵にSTAP細胞を注入するためのマニピュレーターの使い方を小保方氏ひとりが教えてもらえなかったと書いてある。
つまり、小保方氏は注入実験をさせてもらえなかった、大事な実験から外されていたのだ。
しかし、須田氏にたれこんだ誰かは、小保方氏がマニピュレーターの使わず実験をきちんとやっていなかった証拠のような言い方をして、マスコミの誤解を誘っているのだ。

若山氏も、「ねつ造の科学者」243頁で、疑惑の小保方氏を演出している。青字
「僕がノートを見るとかして、おかしいことを突き止めておけば、他の先生たちがしんじてしあうのは防げたと思う。ただ、その時点では、僕自身が信じていたから、・・・・・笹井先生を含め皆が信じてしまったのは、申し訳なかったと思います。」

若山氏の論文撤回がテラトーマというのも大いに変だ。
この実験は、キメラマウスが先だ。テラトーマは、かざりの実験だろう。
普通の実験の経過であれば、テラトーマで確認して、キメラに進むというところだが、若山研究室での実験では一般的な経緯はとらない。
若山研究室にとって、テラトーマは万能性を確かめるための実験としての意味が少なく、興味がない。
この実験は、小保方氏が担当し、彼女以外にはやらない実験であるからこそ、彼女のミスであると主張しやすいのだ。そして、このテラトーマでさえ、疑惑の細胞で汚染されていたのだ。

小保方氏はすでに、若山研究室に来る前からテラトーマを複数で作っている。
だから、テラトーマは、小保方氏にとっては難しい実験ではない。

小保方氏はバカンティ研ですでに作られたテラトーマの写真を使って若山研究室でプレゼンをしている。
小保方氏は、過去の実験経験で、”実験している細胞がここまで幼弱化すればテラトーマ形成が起きる”ことはわかっているのだ。彼女は、何度も、こうしたトライをくりかえてしてきている。
小保方氏は作り慣れたテラトーマを、今更、ねつ造しようなどという気はさらさらないだろう。

しかし、若山研究室は、小保方氏のプレゼン資料を持ち出して、同じ資料を使いまわすとの小保方氏の問題性を演出したのだ。

テラトーマの実験は、STAPの本質にかかわることではない。
しかし、須田氏はいつまでも、ねつ造の証拠としてのテラトーマにこだわっている。
論文のミスの何が大事で、何がミスにならないかの判断は、須田氏には難しいはずのものである。
普通の人であれば、「自らの知識と経験では、判断できるわけはない!」と悟るはずのところだ。
しかし、判断できない自分自身を知ろうとしないのが、須田氏のすごいところだ。

須田氏は、疑惑の初期の時点ですでにねつ造であると確信している。
この事実も、GRASの解析がどこまでマスコミに漏れていたか?を考えさせられる材料である。

捏造を確信する須田氏が以下のコメントによく表れている。
「ねつ造の科学者」66頁で、 青字
もはやミスでは済まされない。この瞬間、私はSTAP細胞論文はもう持たないと確信した。
同時に、STAP細胞の存在そのものへの疑念が一気に膨らむのを感じた。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック