最後まで、若山氏が小保方氏を擁護していたら、彼はどのようなストリーを展開させてSTAP細胞を守ったであろうか?

ネット情報で、世界トップ50大学のランキングが出ていた。
毎年の恒例なのだろうが、だいぶ前から、京大は東大を抜いている。
世界に通用する業績で評価してランキングするのだろうから、その意味で、京大の独走なのだろう。
予備校の難関ランキングは東大トップのままだと思うが、こうした評価も、東大対京大の秀才同志のライバル意識をあおると思う。
STAP事件も、京大対東大の派閥抗争との見方も以前から指摘されている。

政界、財界など日本の権力を握る組織は、東大閥が相変わらず優位を示しているであろうし、そこにマスコミ界を入れると社会的影響力は、東大優位だ。

科学などの業績でトップランキング維持している京大系は、政治的権力が働く状況では、東大に押し切られ不利になりそうだ。
そうした意味で、政界(文科省)、マスコミ界(NHK、5大新聞)、学会(分子生物)に太いパイプをもつ東大系が、その権力と人脈でSTAPねつ造騒動を支持した結果、STAP細胞はあっけなく潰されてしまったと考えることができる。

この潰し作戦が知識人に支持されたのは、STAP細胞はねつ造とのふれこみが巧妙になされたためだろう。いろいろな分野の教授クラスもSTAPはねつ造であると信じ、学術界は小保方追放を支持した。

STAP細胞の疑義が多く上げられ、理研がSTAP事件を正しく評価できなくなってしまったのは、これらの外部の圧力の影響と思われる。特に、桂報告書が出てからは、ますます、専門者は学術的コメントをしなくなってしまった。

小保方氏の「あの日」に書かれた状況など、その後に公表された内容をふまえ考察すると、こうだったら、こうだったのに・・・、とか、こうだったらなあ~とか、とかの思いが浮かぶ。
まるで、
『徒然草』序段[1] つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。
である。

STAP細胞が怪しいとされた主たる根拠は、残存検体の遺伝子が論文と合わないことであった。STAP実験中、若山研究室は、サンプルの細胞名を伏せてGRASに持ち込んだのは、大事な研究内容を他の研究者に知らせないためであった。
古い組織の研究所には、他人の研究のアラ探すに血道をあげる連中がいるからだ。

女性で新人研究者の小保方氏を、“ペヤング焼きそば内に紛れ込んだごきぶり“と呼んだとのエピソードには、古い組織の暗い閉鎖的側面が表れている。
こうした評価をする人は、やっぱり心が病んでいる。

遠藤氏が最初から、STAP細胞など存在しないと強い口調で断言できた背景には、理研内にいる彼は、内部事情が入りやすく情報入手に有利な立場にいたことが影響する。
結局、若山研究室にいないマウスが発覚したとのことで、ネーチャー論文は撤回された。
ところが、論文が撤回された後に、騒動は軽減するどころか、さらにねつ造攻撃が激しくなり、ES混入説が確定されSTAP細胞は葬り去られてしまった。
その根拠となったのは、理研に残存したサンプルにおける遺伝子解析調査であった。

ここまでは、誰でも知っているSTAP事件のあらすじであるが、以下は、学とみ子の想像の世界です。

理研は、報告書作成に献身的努力をした中間研究員層に配慮し、一旦はES混入説を採用するポーズを取った。
理研は、報告書作成に尽力した理研研究員に対し危機管理の恩義を感じ、特に上層部は、この中間層の不満や主張を認めなければ、事件が終わらないと感じてしまった・・・。

桂調査委員会の委員は、
「本当にごくろうさま、君たちが不満を持つ気持ちはわかりますよ。君たちが調査した通りに発表してあげましょう。」
それでも、理研職員として残存していたSTAP派が、「でも、ここは少し書き変えさせてくださいね」と巧みに改変させた部分がある?・・・と私は思う。

研究所には、ピペド(ピペット奴隷)と言う言葉があるそうだ。
彼らは、実際の実験を担ってくれる研究員だが、身分的に優遇されていない。
しかし、彼らもまた、研究室の知的財産でもある。
ピペドには、声の大きなアンチSTAP層の人もいただろう。
結局、不満層の主張が採用された結果となった。
しかし、研究層に属する人々の思惑はひとつではなく、STAP支持派もいたので、その人たちが、桂報告書内に密やかに小保方氏が反論できる足がかりを残したようだ。

ES混入説では、小保方側が納得するはずがなく、このまま発表すれば、応じた小保方側は、「到底、承服できない!」と来るはずと、調査委員会は予想していた。
ES混入説では、最初から最後まですべての実験を小保方氏が担当することが前提になるため、桂報告書は、その証明をしなければならなくなる。小保方氏がすべての実験して、ねつ造したとの証拠を示さなければならなくなるのだ。

それゆえ、小保方側からすれば、「桂報告書のES混入説は、小保方犯人を特定するもの」との反論を展開できる。小保方側の弁護士たちから、そうした反論が出てくることが容易に予想できた。

もし、実際に、不服申し立てがなされ、その結局、裁判となった場合には、理研は不利だ。
理研は、STAP細胞に関する実験経過を明かにする立場に追い込まれる。
STAP実験のひとつひとつ、この実験は若山研究室でなされたもの、この図表は○○先生のつくったものと、現在、ブラックボックスとなっている研究部分が裁判で争われることになるのではないか?

理研は、小保方ねつ造の直接の証拠をつかむ必要があるし、人の証言を得なければならない。桂報告書は、故意か事故がはわからないと結論したが、論文を良く読めば、ES混入説は、小保方犯人説を特定するものだ。

桂委員会の弁護士たちの実際の見解はどのようなものであったのか?
桂委員会がES混入説の危険性をどの程度に危惧したかは興味ある。
どなたか、そうした面でのアドバイスやコメントはないだろうか?

理研は犯人特定を避けたいのだから、結局、桂調査委員会は解散せざるを得なくなる。
そして、又、新たな調査委員会が立ち上がったかもしれない・・・。
そうこうして時間がかかっていると、一般社会の住人がどんどん知識を進める。
結果、遺伝子発現データを解析せよ!とプレッシャーが高まるだろうし、ES混入説の問題点は議論されるだろう。

いわゆる、専門家なる人たちも、議論に参加してくれる可能性もある。時間が経てば、みんな、興味のある人たちは独自に勉強してしまうのだ・・・。

さて、このマウスの系統が違うとの事実に対するES派からの攻撃を、なんとか切り抜けて、STAP論文を撤回させないですむ方法は無かったのか?

ここを考える時、小保方氏にマウスを渡す時に、何の記録も取っていなかったという若山証言が意味を持つ。最初は、若山氏は小保方氏にマウスを渡していたが、その後は別の人が、あるいは小保方氏自身でマウスを選ぶこともあったとの証言にも意味が出てくる。

若山氏の「記録してない」証言が認められる状況を考えれば、マウスの系統が違っていても、小保方氏には責任がないことになる。STAP細胞はどのマウス由来でも良いのだ。
小保方氏は、「私の責任の範疇ではない!」と言える。
そして残存検体と、論文記載されたマウスの系統の違いについては、小保方氏は、「もらった情報のままを論文に書いた」と証言すればよいのだ。

桂報告書には、FI細胞として論文に書かれたOCT入りマウスが見つからないと、まるで、他人事のように、書かれている。
みつからないとか?実験はやられなかったのではないか?などと桂報告書は書いている。なぜ、みつからないのか?を調べるために、桂委員会は、STAP実験者責任者を調べて、実験した当人に聞かなければいけない立場であるはずだ。

このことに代表されるように、桂報告書は、分担実験の責任者とか、実験の時期とかの情報の何も明らかにしていない。
ここの実験実態の多くについて、専門家は意見を言わない。

実は、桂委員会の委員たちも、これが最終の調査報告書にはなりえないと考えていたかもしれないのである。
もし、そのように、委員たちが考えていたのなら、不備のまま結論した報告書のスタイルは、なるほど「賢い!」と納得できる。

若山研究室は、クローン動物のメッカである。同一遺伝子を持つマウスから細胞をつくり、その細胞から又マウスをつくることなど、生物学的障害を乗り越えて可能にしてしまう研究室なのだ。

そうしたクローンマウス作成に向けた実験上での創意工夫は、STAP事件後も、若山研究室からあれこれと論文がでているのである。

つれづれなるままに、学とみ子がかんがえることなのだが、最後まで、若山氏が小保方氏を擁護していたら、彼はどのようなストリーを展開させてSTAP細胞を守ったであろうか?

彼なら守れたのかもしれないと思う。
何と言っても、若山研究室はキメラを作り、幹細胞を誘導し、その質を確定したのだ。

実験の手技や評価にはミスはなかったと言い張れるだろう。マウスの系統の齟齬は、自らの研究室のマウスのコロニー管理にミスがあった可能性に触れるかもしれない。
マウスを小保方氏に渡した人も、渡された小保方氏も、そのマウスであると考えて実験を行ったといえる。
そして、若山氏は、論文撤回の強い動機付けは、再現性に欠けたことだと言うだろう。
つまり、若山氏自身が作ったキメラ、幹細胞の再現性が果たせないために論文撤回!と言えば、厳密なる研究者である。

STAP細胞は、実験のたびに作られた。
毎回、細胞の条件は異なっても問題はない。遠藤氏からトリソミーがあったと言われようが、公開データのSTAP細胞はトリソミーかもしれない、トリソミーの時はマウスはできないと言えば筋は通る。

クローンマウス作出の成功率は、数パーセントであり、大多数はクローン胚は育たない。そうした世界での研究であり、たまたまできたマウスを対象に、実験が続けられていく。

未知の因子があって、特別な細胞が一過性に生じてSTAP細胞となった可能性はある。
誰も、STAP細胞実験でねつ造はしていないと主張できるだろう。

特殊な条件がそろった時のみ、生まれてくる動物を対象とした研究分野との主張はありだ。
残存したサンプルや公開ベースのサンプルを解析した成績を示しても、実験をした本人たちが本気で反論すれば説得力はある。
その場にいない第三者がつきつけた証拠などを前に、実験に携わった人であれば、簡単に証拠なるものを突き崩してしまうことができる。
それが論文著者というものではないか?

だから、長い時間が経ったとしても、ねつ造の解明作業は明らかにはならないのである。

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コメント

No title

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>STAP細胞が怪しいとされた主たる根拠は、残存検体の遺伝子が論文と合わないことであった。STAP実験中、若山研究室は、サンプルの細胞名を伏せてGRASに持ち込んだのは、大事な研究内容を他の研究者に知らせないためであった。
古い組織の研究所には、他人の研究のアラ探すに血道をあげる連中がいるからだ。

この証拠は?
まさか妄想ではないよね?
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