人間の本質を見ようともせず、できるだけ抗争を表ざたにしないで、これからの体制づくりを、お飾りをつけてだらだらと書いている。

澪標 より:

<対象理研資料の書誌的情報追加です>


澪標さん、いろいろご紹介いただいているようです。

この文章も、役人さんの手によるものだろうけど、このタイプの公的文章を作る時は、役人は研究者、研究所を支配できるような気分になるだろうから、役人の気持ちは高揚するのだろうなと思います。
役人さん自身がとても、偉い人になったような気分になるのでは・・・?かと。

今後、ああするとか、こうするとかを書いて、これから素晴らしい管理体制の理研ができあがるとの脳内想像を役人さんはするのでしょう。
理研内に、若手が展望を持って活躍できる体制を構築するとか、次、次とお題目を並べて行く。

役人が、理研の内部組織の話を書いている時には、役人への外部批判は減らせる。
例えば、役人目線、社会を知らない、患者の気持ちをしらない、研究内容を知らない、
などと、外野から世間知らずを揶揄されたりもないだろうから、役人は、安心して文章作りをしているように見えます。

しかし、この文章の書き手は、STAP事件が起きた根っこは見ようとしない。
研究所業務は、とても差別的だろうから、その中で働く人々は傷ついていく。
トラブルが起きる根っこは、人が動物として争う生き物であることと切り離せない。
男性は特に競争すると思うな。

だから、争いの結果起きる悲劇を反省して知性を働かせていかなければならない。
研究不正は無くならないだろうから、少なくするような約束事を作る事だろうと思う。
この約束事を作るのは、研究者自身だ。
約束事をつくることができる人は役人ではなく、研究者コミューニティの自主性と思う。

STAP事件の元となった理研内の争いの構図については、役人は、全く反省を書いていない。
STAP事件について、抗争の原因を公的に評価した人はいない。
それをせず、一人の新人研究者の悪行にすべて原因させてしまった。

というより、どろどろの人間の本質を見ずに、研究者間の抗争をできるだけ表ざたにしない方針だったのだ。その方針の結果、潰された人の人権など考えていない。
女性だから、他に道があるでしょうという人たちもいる。

悲劇を反省するわけでなく、表面的な体制づくりを、お飾りをつけてだらだらと書いている。
イ-ラ-ニングなどで、こうしたお飾り付きお題目が講義されても、なんの役にもたたないだろう。

役人筆者は、体制改革を謳う文章を書くにあたり、研究不正者を祀り上げる必要がある。
変革が必要だと説くために、小保方氏を悪質なねつ造者としておくことが必要なのだ。
そうして、役人たちが、理研の管理者として君臨する。
研究不正者を立てておかないと、改革のための文章が必要なくなってしまう。
つまり、小保方氏の不正の中身や、不正が真に実行可能なのか?などについての議論は、役人の立場では全く必要ないのだ。

役人著者は、小保方ESねつ造は、確定されたものと思っている。

しかし、実際には、桂報告書は犯人を確定していない。
それは、桂報告書が小保方氏に配慮したからと、役人は思っているのだろう。
真実は、そうではない。
訴訟になったら、ESねつ造の証拠が理研には無いからである。
理研の証明は、できていない。

上記文書では、小保方氏の研究不正を大々的にとりあげているが、彼女のおこなった不正の質はどうなのか?は掘り下げていない。

ES混ぜた?それは本人は否定している。証拠もない!。

同じ遺伝子構造の細胞が残存サンプルにあったから?

ES細胞、核移植技術があれば、動物も細胞も同一遺伝子構造だ。
STAPがESから作られたことの何の証明にもならない。
つまり、ES混入不正など何も証明されてないのだ!

メチル化実験があるじゃないか?という人がいるが、あれは細菌増殖を用いた実験系であり、判定結果はばらついてもしかたない。
実験者が、実験結果を結果に使えると判断したが、調査人が使えないと判断したとの違いである。

増殖曲線は、ESがES培地で当たり前に増えることを証明したものであり、STAP細胞はES培地で増えないことを確かめたものだ。
複数で分担して測定してもかまわない実験だ。
論文には同時に測定したなんて書いてない。
これを不正というなら、情状酌量の不正だ。

少なくとも、上記ねつ造判定の出た2実験は、STAPの新規性になんらの陰りも与えない。

一方で、
キメラのTCRの見逃しがあったり(ねつ造者の存在が疑われる)、
複数研究者、技術者のかかわったライブセルイメージングでの細胞動態、
キメラマウスの作製 それも複数の内容の異なるキメラマウスができていた。
STAP(幹)細胞とES細胞の遺伝子解析、遺伝子発現解析など、GRASが手掛けた種類の異なる遺伝子解析の実験

STAPの新規性を証明したこうした重要実験結果には、調査委員会は全く手をつけなかった。

すべて小保方氏がやった実験であると位置づけ、彼女がそのデータを持つ人としたのである。

最終的に、桂報告書は、小保方氏の研究者としての資質をひどくけなした。
そして、小保方捏造の疑いを、一見、高らかに謳ったように見える。
理研内部のES派を納得させるためである。

しかし、一方で、STAP(幹)細胞とES細胞の比較実験、キメラの作製は、若山氏の責任による実験と明記してあるのである。

つまり、小保方氏が実験を手伝ったとしても、主要実験者は若山氏であり、かつ、実験結果を総括するのは、若山氏の責任であった。
この重要責任者を、桂報告書は示したのである。
小保方反撃の余地をしっかり残したと言えると思う。




スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック