若山研究室の業績ネット情報


1996年には、分裂直前の4細胞期胚を除核未受精卵へ移植し、2回の連続核移植によって1卵生の6つ子が誕生した33)。連続核移植方法は、ドナー核の初期化と発生の促進にも適していると考えられている方法である。そして角田らは、2回の連続核移植を行うことによって、1997年に桑実胚期胚から34)、翌年、胚盤胞の細胞から産子の作出にも成功した35)。同じころハワイ大において、別の目的で開発させた方法を体細胞クローンに応用したところ、1997年10月3日、卵丘細胞からクローンマウス‘Cumulina’が誕生した3)。翌年には雄の尻尾の細胞からもクローンマウスが生まれている36)。これらの体細胞クローンマウスは正常な子孫を作ることができ、カエルでも不可能だった成体からの正常なクローンが、ついにほ乳類で成功したのである。

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